電子署名とは?

電子署名について

電子契約とは、契約内容を記載したPDFファイルに「電子署名」を行うことにより契約を行うものです。
紙の契約書への記入や押印に代わり電子署名を行うことにより、Web上で安全に契約することが可能です。

電子契約の流れ

STEP1お客さまと当行担当者にて融資内容の摺合せ・ご説明

ご融資に関する様々なご相談やご提案、保証内容の詳しいご説明など、従来同様当行担当者がしっかりとお客さまをサポート致します

STEP2当行よりご契約PDFを提示

当行にて契約書PDFを作成し電子契約サービスにて提示致します

STEP3(お客さま)電子契約サービスにて契約内容確認

ValueDoorを通じて電子契約サービスにログインし、契約内容を確認します。電子契約を行うには「電子契約専用ID」を使用します

STEP4(お客さま)電子署名の実施

署名用暗証番号(PIN)を入力し、電子署名を実施します

電子署名の仕組み

電子署名では電子契約専用IDごとに発行した鍵ペア(公開鍵−秘密鍵)※1
および署名用電子証明書※2使用します

鍵ペア・電子証明書は、当行の証明書保管サーバーに格納されます:「サーバー署名」別途ICカード(署名用ICカード)に格納しご提供することも可能です:「ICカード署名」(但し、「ICカード署名」の場合はログイン用のICカードと別のICカードになります)
  • ※1鍵ペア(公開鍵-秘密鍵):公開鍵暗号方式とよばれる暗号技術で「一方の鍵で暗号化したものは、もう一方の鍵でしか開かない」という特性を利用します。本人のみが使用可能な秘密鍵にて署名し、公開鍵で復号に成功すれば、本人が署名したということが証明できます
  • ※2電子証明書:鍵の所有者が誰かを証明する証明書になります。署名用電子証明書の有効期限は5年です

電子署名の仕組み

  • 契約書内容はハッシュ値に符号化された後、秘密鍵で暗号化されます

情報漏えい/乗っ取り/不正送金リスクに対する対策

ICカード利用(ICカード認証の場合)

ICカードを適切に管理していただくことで、PCの乗っ取りによる情報漏えい、不正使用のリスクを軽減することが可能です。

電子契約による契約内容の安全性確保

紙の場合は、追記や修正を行うことが可能ですが、電子契約では、署名以降の契約内容の改ざん有無が検知可能であり、事実上改ざんは不可能です。仮に技術進歩により現在の暗号が脆弱化した場合でも、その時点でさらに強固な暗号技術による長期署名(タイムスタンプを併用した電子署名)を行うことにより契約を安全に保つことが可能です。

契約書の当行からの提示、電子署名後の当行での内容確認、事務手続

契約書は当行より提示する貌であり、第三者が不正に融資契約を作成することはできません。また、電子署名後は紙でのご契約と同様に当行での契約内容の確認、手続がございます。電子署名後自動で融資が実行されることはありませんので、第三者が不正な融資契約を締結し、融資の実行に至るというリスクは極めて低いといえます。

セキュリティに考慮した手続き

電子契約専用ID新規作成時は本人確認を行います。作成した証明書を使用可能にするための初期PINコードは当行担当者が封緘した状態でご本人さまに手交します。電子署名を行う証明書および秘密鍵は、サーバー署名の場合非常に機密性の高いサーバーに保管され、盗難の可能性は極めて低くなっております。

セキュリティ対策については、現時点で万全を期しておりますが、引き続き、ご利用端末にはウイルス対策を実施するなど、適切なセキュリティ対策をお願い致します。

お問い合わせ

サービスの詳細等につきましては、ご融資のお取引店(法人営業部・エリア 等)へお気軽にお問い合わせください。

エリア・法人営業部

国内営業拠点所在地一覧