マリモ地方創生リート投資法人
プロジェクト概要
本投資法人及び本投資法人の資産運用会社であるマリモ・アセットマネジメント株式会社は、“地方から日本を強くしていく”ことを基本理念として、地方を中心とした総合型のポートフォリオを構築するなかで、環境(Environment)・社会(Social)・ガバナンス(Governance)への対応は経営とビジネス全体に重大な影響を与える重要課題であり、持続可能な社会に向けた取り組みは本投資法人の持続的な成長に資するものと認識しています。今般、本投資法人のサステナビリティへの取組みを一層強化するため、環境認証取得済み物件の取得に際して調達した資金のリファイナンスを目的としてグリーンローンを調達しました。
プロジェクトの社会的意義
本投資法人が制定しているグリーンファイナンス・フレームワークでは、グリーンローンで調達された資金は、以下の適格クライテリアを満たすグリーン適格資産の取得資金、もしくは同取得資金のリファイナンスに充当するものと定め、①CASBEE 建築・不動産におけるSランク〜B+ランク ②DBJ Green Building認証における3つ星以上③BELS認証(平成28年度基準)における3つ星以上のいずれかを取得済もしくは今後取得予定の物件と定めています。今回ファイナンスの対象となる資金は、上述の適格クライテリアを満たす「アルティザ仙台花京院」「アルティザ博多プレミア」を取得した際の資金のリファイナンスに充当するものです。本投資法人においては、グリーンファイナンスにより調達した資金を活用し、環境改善効果の高いと考えられる一定の適格クライテリアを満たす資産を取得し、積極的に活用することで、地域コミュニティの活性化や社会インフラの整備への貢献を目指しています。
評価結果
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本投資法人は、グリーンファイナンス・フレームワークに対する第三者評価として株式会社日本格付研究所(JCR)より、「JCRグリーンファイナンス・フレームワーク評価」の最上位評価である「Green 1 (F)」を取得しています。
今後の取り組み方について
本投資法人は、総合型リートとして、60物件の安定したポートフォリオを構築し、上述の適格クライテリアを満たす物件も約1割(延床面積ベース)保有しています。今後とも、保有物件の環境・省エネ対応やエネルギー利用の効率化とサステナビリティへの取組みの推進に加え、環境に配慮した良質な物件を継続的に取得していく方針です。
お客さまの声
SDGsの達成に向けたESGに関連する施策への取組みは、本投資法人の投資主の皆様のみならず、本投資法人を取り巻くあらゆるステークホルダーにとって重要であると認識しています。また、「ヒューマニティとビジネスの力で社会の課題を解決し、人々の豊かな暮らしを創造し続ける」をパーパスに掲げるマリモグループの一員として、引き続き“地方から日本を強くしていく”ことを基本理念として、投資主価値の中長期にわたる向上に努めてまいる所存です。
- マリモ地方創生リート投資法人
執行役員
マリモ・アセットマネジメント株式会社
代表取締役社長 - 北方 隆士 様