パスワード管理、どうしていますか？安全な管理方法とは

パスワードの管理に使われる以下の方法には、いずれも一長一短があり、この方法が一番、ということは難しいのが現状です。というのも、パスワードを盗もうとするサイバー攻撃は、日増しに巧妙かつ複雑に進化しているためです。

• ・自分で記憶する
• ・手帳などの紙に書いて保管する
• ・パソコンの管理ソフトを利用する
• ・スマホのメモ機能にロックして利用する
• ・ウェブブラウザ・スマホの端末に記憶させる
• ・表計算ソフト等の電子ファイルに保存する

そこで、管理のコツとして挙げられるのが「使い分け」です。例えば、金融関連等、パスワードが盗まれた時の被害が大きいものはウェブブラウザや端末の保存機能を避ける。一方で、日常的に利用するアプリやインターネットのサービスは、ウェブブラウザやパソコンの機能に委ねる、といった使い分けです。

「名前」「生年月日」「password」「123456」といった文字列のものは、簡単に見破られてしまう危険性があるので、「類推されにくい」「英語＋数字＋記号のミックス」「ある程度の桁数」「大文字・小文字」を兼ね備えた文字列が、安全なパスワードといわれています。また、重要なサービス間での「使いまわし」は避けましょう。一つが見破られてしまうと、他のサービスの不正利用につながりかねません。また、「更新しすぎ」も、安易な更新に陥りやすく、結果として使いまわしに近い状態になってしまいますので注意が必要です。

【ご参考】
安全なパスワード管理｜社員・職員全般の情報セキュリティ対策｜企業・組織の対策｜国民のための情報セキュリティサイト (soumu.go.jp)

SMBCデジタルセーフティボックスでは、ID・パスワード等の情報をご自身だけが見られる状態で保存することができます（また、万一の際はご家族も見られるようになります）。特に重要なパスワードについては、自分だけの金庫にしまっておく感覚で、預け先として検討してみてはいかがでしょうか。