もしも私が病気になったら・・・
お願いしたいこと、家族に伝わりますか?
意思
もしも病気になったときのこと、考えたことはありますか?
例えばご自身にもしものことがあったとき、延命治療はどうしてほしいか、最期はどこで過ごしたいか、といった「家族にお願いしたいこと」を考えたことはありますか?
漠然とした希望があっても、意思が伝えられない状態になってしまった場合には、その希望を伝えられないまま、ご家族(または、それに代わる方)に判断を託すことになります。そうならないように、元気なうちから自身の希望を家族に伝えたり、もしものときにもしっかり家族に伝わるように準備をしておく方もいらっしゃるようです。
しっかり準備ができている人はあまり多くない
厚生労働省の調査によると、延命治療などに関して、家族などと話し合いができている方は回答者のうちの約4割で、半数以上の方は話し合いができていません。また、ご自身の希望が分かるように意思表示の書面を作成している方は全体の1割未満に留まり、ほとんどの方がもしものときに自身の希望を伝える準備ができていないようです。
まずは自分がどうしてほしいかを考えてみる
もしものときのことを考えるきっかけは、なかなか見つけにくいものですが、大切な家族が困らないように、元気なうちから少しずつ考えてみることが大切です。まずは、以下のような内容から、ご自身が大切にしたいこと、希望していることを考えてみてはいかがでしょうか。
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〇延命治療について
- ・希望の有無
- ・治療に対する希望
- ・家族の負担や経済的な負担なども考慮
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〇最期の場所の希望
- ・どこで過ごしたいか
- ・誰と過ごしたいか
- 〇臓器提供や献体の意向 など
もしものときに伝わる方法を準備する
また、ご自身の希望が実現されるためにはご家族がその想いや内容を理解していることが重要です。日頃からこうしたことを話しておくことも大切ですが、なかなか話しづらいなという場合には、あらかじめメモとしてまとめておき、その存在と場所を家族に伝えておくだけでも安心です。
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SMBCデジタルセーフティボックスでは、もしものときの延命治療の意向や最期の場所の希望などに関して、ご自身の考えを登録することができます。「ありたい自分・自分らしい過ごし方」を実現し、もしものときに大切な家族が困らないように、ご自身の考えをまとめてみませんか。
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