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カードを作りすぎて家計が管理しきれない……支出を“見える化”して節約効果を最大化する方法とは?
2024.11.14あなたのお財布の中を見せてください!
――早速ですが、まずはお財布の中を見せてもらってもいいですか?
Mさん
「いいですよ。交通系ICカードが1枚、コンビニ系の決済カードが1枚、自転車保証サービスのカードが1枚、図書館カードが1枚、それから学生証と健康保険証。現金は285円です」
高山先生
「スマホ決済は使っていますか?」
Mさん
「電子決済アプリとVポイントアプリを使っています」
高山先生
「ごちゃごちゃしていなくて、きちんと整理できていますね。お財布の大きさもコンパクトだし。レシートも入っていないですね」
――どのカードをよく使いますか?
Mさん
「コンビニをよく利用していて、コンビニ系の決済カードと電子決済アプリで支払うことが多いです。ネットでお買い物するときは電子決済アプリがメインですね」
高山先生
「現金で支払うことはありますか?」
Mさん
「ほとんどないです」
高山先生
「じゃあ、ポイントがかなり溜まっているんじゃないですか?」
Mさん
「実は私、ポイ活をしているんです。お小遣いをもらっていないし、アルバイトもしていないので、ポイントで毎月の支出をまかなっています」
高山先生
「そうなの!?」
Mさん
「はい。実家暮らしだし、そんなに支出がないので。いろいろなアンケートサイトに登録していて、アンケートに答えまくって月に5,000円分くらいポイントをもらっています」
高山先生
「まぁ、ツワモノですね!」
――毎月の支出はどれくらいですか?
Mさん
「食費が2,000円、交通費が1,000〜2,000円、文房具代が1,000円くらい。あとはスマホゲームに100円課金するぐらいです」
高山先生
「スラスラ答えてくれましたね。家計簿アプリで管理しているんですか?」
Mさん
「小学生の頃からいつ何に使ったかノートに書いていて。今もこの習慣を続けています」
高山先生
「素晴らしい!お金が貯められる人は、自分の支出を把握している傾向があるんですよ。支出を全部合わせると4,100〜5,100円ですね。ちゃんと5,000円以内に収まっていますね!」
Mさん
「ありがとうございます。ポイ活で得たポイントを電子決済アプリにチャージして、コンビニでの買い物に利用するのが、毎月の私のルーティンなんです」
高山先生から一言
「小学生の頃から日々の支出をノートに記録し続けるなんて、なかなかできないこと。日頃から家計管理をしっかり行って、お財布の中も整理できている。Mさんの管理方法は素晴らしいと思います!」
――Mさんは電子決済アプリやコンビニ系の決済カードを良く利用しているとのことですが、クレジットカードは使っていないんですか?
Mさん
「1枚も持っていないんです」
高山先生
「なぜ、持っていないんですか?」
Mさん
「仕組みが複雑そうで、手が出せずにいます。友だちは『クレカを持つと何かと便利だよ』と勧めてくれるんですけど」
高山先生
「どのあたりが複雑に感じますか?」
Mさん
「手続きが複雑そうなイメージがあります」
高山先生
「でも、電子決済アプリやコンビニ系決済カードの入会はスムーズにできたんですよね?」
Mさん
「セキュリティの不安もあります。万が一、不正利用されたらどうしようって思ってしまって」
高山先生
「なるほど。セキュリティ面の不安もあるようですね」
Mさん
「いずれは必要になるし、持つと思うんですが……」
高山先生
「一般的に、クレジットカードに対する不安で多いのは、使いすぎてしまうこと。キャッシュレス決済は、今お金がなくても支払うことができるから、ついつい買い物をしすぎてしまう傾向があるんです」
Mさん
「やっぱりクレジットカードは怖いんですね……」
高山先生
「そんなことないですよ。Mさんのように家計管理ができている人なら、むしろクレジットカードはポイントもつくし、便利でおトクな決済方法なんです」
Mさん
「そうなんですか!?」
高山先生
「はい。世の中にはキャッシュカードやクレジットカード、デビットカードなど色々なカードがあるので、まずはそれぞれの特徴や違いを理解するところからはじめてみましょう」
■カードの違いを理解しよう
高山先生から一言
「確かにクレジットカードには不正利用される危険性がありますが、万が一、そういうことが起きてもすぐに発行元の会社に連絡すれば、迅速に返金・保護される制度があります。過度に怖がるのではなく、まずは正しい知識を身につけるところからはじめましょう」
――Mさんは、三井住友銀行が提供する「Olive」というサービスをご存知ですか?
Mさん
「聞いたことはあります。でも、広告で目にする程度で、詳しくは理解できていないと思います」
■Money VIVA編集部(三井住友銀行)からのおすすめポイント その1
「Olive」は三井住友銀行の銀行口座とクレジットカード、デビットカード、ポイント払いなどをまとめて一つのアプリで管理できるサービス!
――「Olive」はクレジットカード初心者の方でも使いやすい、便利なサービスなんですよ。
Mさん
「なるほど!まとめて一つのアプリで管理できちゃうんですね」
――そうなんです。Mさんがよく使っている電子決済アプリの残高や使用履歴も、「Olive」でチェックできますよ。
Mさん
「クレカやポイント払いを一つのアプリで管理できるって、そういう意味なんですね。クレカや電子決済アプリの使用履歴も、銀行の入出金の履歴も、全部アプリに表示されるんですね」
■Money VIVA編集部(三井住友銀行)からのおすすめポイント その2
アプリなら4ステップで「Olive」の口座開設が可能!銀行の窓口まで行く必要はなし
――口座開設が簡単なのも「Olive」の魅力です。
Mさん
「ということは、手続きも楽?」
高山先生
「Mさん、興味津々ですね」
Mさん
「高山先生とMoney VIVAの編集部さんがいろいろと話をしてくれたおかげで、興味が湧いてきました」
高山先生
「それはよかったです。せっかくだから、『Olive』の特徴をもう少し教えてもらいましょう」
■Money VIVA編集部(三井住友銀行)からのおすすめポイント その3
対象のコンビニエンスストアで、一定の条件を満たせば最大20%のポイント還元も!
――これは、コンビニをよく利用するMさんにとっては嬉しいポイントだと思います。
Mさん
「とんでもない情報を聞いてしまった気がします……」
高山先生
「実は私も『Olive』を使っているんです。今月使いすぎていないかなと思ってチェックすれば、一発で使用履歴がわかるから本当に便利ですよ」
Mさん
「そっか。小学生の頃からずっと紙のノートでお金の管理をしてきたけれど、そろそろアプリでの管理に移行する時期が来たのかもしれません」
高山先生
「前向きでいいですね」
Mさん
「不安で一歩踏み出せなかったのは、クレカや『Olive』のことをよく理解できていなかったからなのかもしれません。いろいろと教えてもらったので、いつか『Olive』で口座を開いて、ポイントを20%もらいます!」
高山先生からまとめのコメント
「小学生の頃からノートで家計管理をしてきたMさんは、とても優秀。ためる習慣がしっかりできていると思います。今はそんなにお金を使っていないけれど、人生は長いし、何があるかわからない。ライフステージの変化に伴ってお金の使い方が変わったり、拡がることだって考えられます。だからこそ、『Olive』のように便利でおトクな金融サービスを賢く利用することが大切。まずは情報収集をして、『Olive』の特徴をしっかり理解することからはじめてみましょう。そして、『Olive』を上手に活用してほしいですね」
監修:高山 一恵(たかやま かずえ)
ファイナンシャルプランナー(CFP)、一級FP技能士。株式会社Money&You取締役。
全国での講演活動、執筆、マネー相談を通じて、女性の人生に不可欠なお金の知識を伝えている。女性向けWEBメディア『FP Cafe®』や『Mocha』も運営。また、『Money&You TV』や「マネラジ。」「Voicy」などでも情報を発信している。
主な書籍には、「はじめての新NISA&iDeCo」(成美堂出版)「1日1分読むだけで身につく お金大全100 改訂版」(自由国民社)」「はじめのお金の基本」(成美堂出版)「マンガと図解 定年前後のお金の強化書」(宝島社)などがある。
Money&You:https://moneyandyou.jp/