クレジットカードはコンビニで使える?

大手コンビニエンスストアチェーンでは、ほとんどの商品でクレジットカード決済が利用できます。ただし、公共料金や商品券など一部例外もあるため注意が必要です。

クレジットカードをコンビニで使う方法

コンビニのレジシステムは、店員が操作するタイプと、利用客が自ら操作するセルフサービス型の2種類があります。クレジットカード払いの際の店員とのコミュニケーションや、端末での使用法について、両方のケースを見てみましょう。

店員に伝えてクレジットカード払いする

コンビニで店員が操作するレジでクレジットカード払いをする際の手順は次のとおりです。

まず、「クレジットカード払いで」と決済方法を店員に伝えましょう。店員がレジを操作し、決済端末の準備が整ったら、カードを端末に挿入します。タッチ決済対応のマークがあるカードの場合は、端末にカードをかざしましょう。決済が完了するまで数秒待ち、カードを抜き取ります。最後にレシートを受け取れば支払い完了です。

セルフレジでクレジットカード払いする

セルフレジでは、商品のバーコードスキャンから支払いまで利用客が操作します。

まず、商品のバーコードをスキャンしましょう。すべての商品をスキャンしたら、支払い方法選択画面で「クレジットカード」を選択します。タッチ決済対応の場合はカードをかざし、非対応の場合はカードを挿入して数秒待ちます。カードを取り出し、レシートを受け取れば支払い完了です。

クレジットカードをコンビニで使うメリット

コンビニでクレジットカードを使うメリットを詳しく紹介します。

クレジットカードをコンビニで使うメリット

ポイントが貯まる

クレジットカードを利用すると、利用額に応じてポイントが貯まります。特にコンビニを日常的に利用する方にとって、一見少額に思える買い物も、年間でとなると予想外の大きな額となります。日々の買い物にクレジットカードを活用することで、ポイントを獲得できる回数が多くなるでしょう。

現金を持ち歩かなくてよい

クレジットカード1枚で買い物が完結するため、現金を持ち歩く必要がありません。財布が軽くなったり、現金を管理する手間が省けたりするのも魅力です。特に頻繁にコンビニを利用する方にとっては、大きなメリットとなるでしょう。

会計がスムーズになる

クレジットカード決済は、現金支払いと比べてはるかにスムーズです。タッチ決済であれば、カードを端末にかざすだけで瞬時に支払いが完了します。財布から現金を探したり、小銭を数えたりする手間が省けるため、会計が格段に早くなります。混雑時には、素早い決済によって後ろの人を長く待たせることなく、レジを早く空けることができます。

支出管理が簡単になる

クレジットカード決済は、自動的に詳細な利用履歴が記録されるため、出金管理が容易になります。毎月の明細書やオンライン上の利用履歴を確認するだけで、いつ、どこで、いくら使ったかが一目瞭然です。これにより、支出の全体像をより正確に把握しやすくなります。家計簿なども付けやすくなるでしょう。

コンビニでクレジットカード払いできるもの

コンビニエンスストアでは、商品の大半がクレジットカード決済に対応しています。食料品や日用雑貨、アルコール類、出版物など、幅広い商品をカード1枚で購入できます。さらに、音楽・映像ソフトやチケット引換サービスなども、多くの場合クレジットカード払いが可能です。

コンビニでクレジットカード払いできないもの

コンビニエンスストアでは多くの商品がクレジットカード決済可能ですが、一部例外があります。例えば、切手やはがき、自治体指定のごみ袋は、多くの場合現金払いとなります。これらは公的機関との取り決めがあるため、カード決済が適用されません。同様に、電気やガスなどの公共料金の支払いや、各種金券類の購入も、ほぼ現金払いに限られています。

コンビニでの買い物時は、これらの例外的な商品やサービスに注意を払い、必要に応じて現金を用意しておくとよいでしょう。

コンビニでクレジットカード払いができないもの

クレジットカードをコンビニで使う際の注意点

コンビニでのクレジットカード利用には多くのメリットがありますが、同時に留意すべき点もあります。

クレジットカードをコンビニで使う際の注意点

つい使いすぎてしまう

クレジットカード決済の特性として、購入から引き落としまでに約1ヵ月のタイムラグがあります。この仕組みによって、手持ちのお金が足りなくても買い物ができるため、つい必要以上の買い物をしてしまう可能性もあります。定期的に利用明細をチェックし、支出を意識的に管理することが重要です。

他の決済手段と併用できない

クレジットカードを利用する際は、他の決済手段との併用ができません。例えば、高額な買い物の際に、一部を現金で支払い、残りをクレジットカードで決済するといった支払い方法は通常認められません。また、複数のクレジットカードや電子マネーを組み合わせての支払いも不可能です。

支払い方法は1回払いしか選択できない

コンビニエンスストアでのクレジットカード利用時には、支払い方法が1回払いに限定されています。通常クレジットカードには、分割払いやボーナス払い、リボルビング払いなど複数の支払い方法がありますが、コンビニではこれらの支払い方法は利用できません。

暗証番号やサインが必要な場合がある

コンビニでクレジットカード利用時、一般的に1万円以上の支払いでは、カード所有者の確認のため暗証番号入力やサインが求められることがあります。普段カードを使わない場合、暗証番号を忘れがちという方もいるかもしれません。間違った暗証番号の連続入力はカードの一時停止につながる可能性があるため、事前に確認しておきましょう。

コンビニで使うクレジットカードの選び方

コンビニを頻繁に利用する方にとって、適切なクレジットカードを選ぶことは大切です。コンビニでの使用に最適なクレジットカードを選ぶ際の重要なポイントについて解説します。

ポイント還元率が高いものを選ぶ

クレジットカードを選ぶ際は、ポイント還元率が重要なポイントの1つです。通常の還元率だけでなく、特定店舗での優遇還元率にも注目しましょう。

例えば、三井住友銀行が提供しているOliveフレキシブルペイの場合は、特定のコンビニでの買い物にタッチ決済を利用すると、ポイント還元率が高くなります。現物カードの場合、200円(税込)につき5%のポイントが還元され、さらにスマートフォンでのタッチ決済を使うと、7%のポイントが還元されます。日常的にコンビニを利用する方は、よく行くチェーンでの還元率が高いカードを選ぶことで、より多くのポイントを獲得できるでしょう。Vポイントアッププログラムについて、くわしくはこちらをご覧ください。

優待や会員限定サービスがあるものを選ぶ

クレジットカードを選ぶときは、ポイントがどのくらい貯まるかだけでなく、カードの特典やサービスも大切です。カードによって、お店での割引や特別なサービスなど、付いてくる特典が異なります。各カードの特典を比較し、自分の生活スタイルに合ったカードを見つけましょう。

まとめ

コンビニでクレジットカードを使うと、日々の買い物が便利でお得です。サインレス決済やタッチ決済の普及により、現金支払いと比べてはるかにスムーズに決済ができます。同時にポイントも貯まります。特に頻繁にコンビニを利用する方は、還元率の高いカードを選ぶことで、より多くの恩恵を得られるでしょう。

Oliveフレキシブルペイは、クレジット、デビット、ポイント払いの3つの決済機能とキャッシュカード機能が1枚のカードに集約され、スマートフォンで管理できます。スマートフォンをタッチするだけで、クレジットカード払いが可能。日常の買い物がより便利になります。

さらに、特定のコンビニでOliveフレキシブルペイのタッチ決済で買い物をすると、ポイント還元率が高くなります。現物カードの場合、200円(税込)につき5%のポイントが還元。さらにスマートフォンでのタッチ決済を使うと、7%のポイントが還元されます。便利・お得なお支払いにぜひお役立てください。

  • 2024年9月現在の情報です。今後、変更されることもありますのでご留意ください。

黒髪りの

金融ライター。FP資格や投資経験をもとに、資産運用や生命保険、不動産関連の記事を執筆。半導体・自動車業界で16年にわたり技術翻訳を担当していた経験から、英語学習の記事執筆も行う

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