ああ~飲みすぎちゃった。食事と一緒に美味しいワインを開けて、「もうちょっと飲み足りないな」と思ったところでやめるべきだったのに……。「もう一杯」の欲がエスカレートして、電車を逃すわ、翌日は辛いわ、いいことなかったよ。その点、「売り損ないの後悔は苦痛」という格言を残した江戸時代の相場師・本間宗久は偉いなあ。この格言は彼の著書『相場三昧伝』から取ったもの。「売り損ない」というのは、せっかく相場が上昇したのに「もうちょっと上がってから売ろう」と売り惜しみしてタイミングを逃し、損失まで出してしまう状況を指す。欲張りすぎなければ利益を出せたはずなのに、そりゃあ悔やんでも悔やみきれないね。自分の実力を見極め、欲を出さずに「もうちょっと」と思うくらいのタイミングですっぱりやめれば、大きく後悔しない。投資の教訓は、人生全般に通じるね。ヒック!

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