外国為替情報

主要外国為替相場のお知らせ

公表相場一覧(日次更新)
2025年6月20日(PDF 105KB)

市場・指標速報

前日市況概況及び国内経済指標速報のレポートを掲載します。
(日次更新)2025年6月20日(PDF 270KB)

フォレックス・ウィークリー

アナリスト・グループのレポートを掲載します。
(週次更新)2025年6月20日(PDF 479KB)

マーケット・ベイン(2025年6月16日)

為替ディーラーの相場観一覧

Market Dealer A B C D E F G H I
USD/YEN + ++ - ++ + + ++ - --
EUR/YEN + ++ -- - ++ ++ ++ + -
Corporate Dealer A B C D E F G H I
USD/YEN + - + -- - + - + --
EUR/YEN + - ++ - + + ++ - --
Market Dealer USD/YEN EUR/YEN
A + +
B ++ ++
C - --
D ++ -
E + ++
F + ++
G ++ ++
H - +
I -- -
Corporate Dealer USD/YEN EUR/YEN
A + +
B - -
C + ++
D -- -
E - +
F + +
G - ++
H + -
I -- --

表の説明

ディーラーズ・ビュー(2025年6月16日)

東京・NYLNSNGHKのディーラーの見方を直送

東京(主要通貨担当)

先週前半は米中閣僚会談の内容に関して、米国から一部輸出規制緩和、中国からレアアース供給再開等一定の進展が見られたものの、USDJPYは144〜145円台前半のレンジ内を推移した。その後、11日の米5月CPI、12日の米5月PPIが予想対比下振れると、全般USD売りとなり、USDJPYは144円台半ばから143円台半ばまで下落した。また12日には、EUR買いも目立ち、EURUSDは1.16台半ばまで年初来高値を更新した。13日の朝方には、イスラエルがイランを攻撃したとのHLが伝わり、マーケットは全面リスクオフの様相となり、為替はクロス円で下落。USDJPYは143円台半ばから一時143円割れまで下落するも、その後はクロス円が値を戻す中、144円台半ばまで上昇した。 今週は、BOJ、FOMC、BOE等の各国中銀イベントに注目が集まる。日銀MPMでは、政策金利据置が予想される中、国債買入ペースの減額幅と、植田総裁の会見にて利上げに前向きな発言がなされるかに注目が集まろう。FOMCは、直近のインフレ指標が軟調となる中、インフレ見通しやドッツに変更があるのか注目したい。また、中東情勢には引き続き一定の注意を払う必要がある。(東京時間6月16日午前7時までの情報をもとに作成) 予想レンジ:ドル円(円/ドル)142.00-147.00。ユーロ円(円/ユーロ)164.00-169.00。豪ドル円(円/豪ドル)92.00-96.00。(東京 為替トレーディンググループ 田浦)

東京(エマージング通貨担当)

先週は米指標の弱い結果を受けて、エマージング通貨は総じてドル安での推移となった。週末にはイスラエルとイランの紛争が激化し、マーケットはリスクオフの様相となり、エマージング通貨はドル高で推移した。個別材料では「米中は双方の輸出規制を緩和で合意」と報道されたが、中国は軍事関連のレアアース輸出に関して許可していないとのの報道も見られた。 今週、日米で金融政策決定会合を控える。両会合いずれも政策金利据え置きが予想されており、BOJでは国債購入ペース、FOMCではインフレ見通しとドッツの修正に焦点が集まるだろう。エマージング関連ではインドネシア、ブラジル、トルコ金融政策決定会合を控える。いずれも政策金利据え置きが予想されているが、トルコ中銀のインフレに関する発言には注目したい。また、イラン・イスラエル情勢については予断を許さない状況であり、突発的な値動きには注意が必要となるだろう。(東京時間6月16日午前7時までの情報をもとに作成) 予想レンジ:人民元(円/人民元)19.95-20.20。韓国ウォン(ウォン/ドル)1340-1380。(東京 為替トレーディンググループ 丸山)

ニューヨーク

先週は、米中間でジュネーブでの合意を順守するという交渉結果が発表されるとリスクオンになるも関税面での進展は見られず、マーケットの期待を超えるものではなかったことで、USDJPYは145円台で上値を抑えられた。また、米CPI、PPIは市場予想を下振れ、関税影響が顕在化していないことが確認されたほか、新規失業保険が先週に続き悪化したことで、為替はUSD売り優勢で推移し、USDJPYは143円台まで下落した。金曜日には、中東情勢の悪化により市場はリスクオフのUSD買い、JPY買いとなり、USDJPYは一時143円割れまで下落するも、その後は144円台まで値を戻した。 来週は、BOJ、FOMCを控える。共に政策金利据え置きの公算だが、BOJは国債買い入れ減額計画の国債購入ペース、FOMCはドッツ中央値とパウエル議長のスタンスに注目が集まっている。関税の影響が見えていない中で、パウエル議長のタカ派姿勢維持が確認されれば、短期的にUSDが買い戻される展開となろう。一方で、米景気への懸念が根強く残る中でUSD高は一時的なものであると考えており、USDの上値の重さは継続するとみている。また、中東情勢には引き続き注視したい。(東京時間6月14日午前6時までの情報をもとに作成) 予想レンジ:ドル円(円/ドル)142.00-146.00(ニューヨーク トレーディンググループ 植本)

ロンドン

先週は、軟調な米経済指標を受けてドル売り優勢の展開となった。ユーロドルは1.14ドル台前半から一時1.16ドル台前半まで上昇し、21年10月以来の高値を付けた。その後、中東情勢の悪化を受けて1.15ドル台前半まで下落した。英国では、労働市場の減速を受けて利下げ観測が強まると、ポンドドルは上値重く推移した。2-4月の賃金は前年比5.2%と、1-3月の5.5%から減速。2-4月の失業率は4.6%と、1-3月の4.5%から上昇した。今週は、日本や米国、英国など各国で金融政策決定会合が行われる。英中銀会合では金利据え置きが予想されているが、金融政策の方向性が焦点となろう。5月の英国CPI発表も予定されており、弱い結果となればポンドは上値の重い展開が続くと予想。(東京時間6月14日午前1時までの情報をもとに作成) 予想レンジ:ユーロドル(ドル/ユーロ)1.1400-1.1700。ポンドドル(ポンド/ドル)1.3400-1.3800。(ロンドン トレーディンググループ 難波)

シンガポール

先週の為替ドルは市場予想比弱い米国の物価指標を主因に下落。米国の相互関税による影響で物価指標の上振れリスクが一部では懸念されていたが、その影響はいまだに顕在化していないことが確認された。週末にかけてはイスラエル-イランを巡る中東情勢の悪化によりリスクオフの値動きに。週を通してドル円は145円台から143円割れまで下落した後に小幅に反発、ユーロドルは1.13台後半から1.16台まで上昇し年初来高値を更新した。 今週は日米の金融政策決定会合に加えG7会合といったイベントが続く。中東情勢を巡ってはイスラエル-イラン間の対立激化が懸念され、神経質な相場展開が予想される。イベントを消化するにつれ、為替は全般的に先週と同様のレンジ推移に落ち着くと見込むものの、中東情勢の悪化による地政学リスクの高まりには注意したい。(東京時間6月16日午前7時までの情報をもとに作成) 予想レンジ:SINドル(S$/ドル)1.2750-1.2900。タイバーツ(バーツ/ドル)31.50-33.00。(シンガポール トレーディンググループ 渡瀬)

香港

先週のオフショア人民元はレンジ推移。中東情勢悪化により円などの安全通貨が不安定な値動きを見せた一方、オフショア人民元は対ドルで方向感なく推移した。 二回目の米中協議は部分的な輸出制限解除に合意し、レアアースの輸出が再開される見通しである。ただし、関税面での明確な進展が依然見られず、今週のオフショア人民元も方向感が出にくい展開となろう。 先週の香港ドルは引き続き対ドルで小動き。過剰な流動性がある程度吸収されるまでには地合いが大きく変化するとは見込みにくく、ドル・香港ドルが7.85に接近する動きが今週も継続するとみている。(東京時間6月16日午前9時までの情報をもとに作成) 予想レンジ:オフショア人民元(円/元)19.50-20.70。香港ドル(円/H$)17.90-18.90。(香港 トレーディンググループ 孫)

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