外国為替情報

主要外国為替相場のお知らせ

公表相場一覧(日次更新)
2024年11月21日(PDF 104KB)

市場・指標速報

前日市況概況及び国内経済指標速報のレポートを掲載します。
(日次更新)2024年11月21日(PDF 296KB)

フォレックス・ウィークリー

アナリスト・グループのレポートを掲載します。
(週次更新)2024年11月15日(PDF 458KB)

マーケット・ベイン(2024年11月18日)

為替ディーラーの相場観一覧

Market Dealer A B C D E F G H I
USD/YEN ++ ++ - ++ + ++ + ++ +
EUR/YEN ++ ++ -- + + ++ - + +
Corporate Dealer A B C D E F G H I
USD/YEN + ++ ++ -- - - + + ++
EUR/YEN + ++ ++ -- - - + ++ ++
Market Dealer USD/YEN EUR/YEN
A ++ ++
B ++ ++
C - --
D ++ +
E + +
F ++ ++
G + -
H ++ +
I + +
Corporate Dealer USD/YEN EUR/YEN
A + +
B ++ ++
C ++ ++
D -- --
E - -
F - -
G + +
H + ++
I ++ ++

表の説明

ディーラーズ・ビュー(2024年11月18日)

東京・NYLNSNGHKのディーラーの見方を直送

東京(主要通貨担当)

先週序盤は米共和党が上院、下院の過半数を確保することが確定し、トランプトレードが継続。マーケットは全般USD買いで推移。週半ば発表された米CPIは概ね市場予想通りの結果だったものの、その後のFRBパウエル議長の「利下げを急ぐ必要はない」等の利下げペースに慎重な発言が見られ、USD買いは継続。ドル円は156円台、EURUSDは一時1.05割れまでUSD買いが進むも、ドル円は加藤財務相から円安牽制発言が見られ、また週末を控えたポジション調整もあったか、154円台半ばで週を終えた。 今週は重要な米指標は特に予定されていないが、トランプ大統領が今後実際にどのような政策運営を行うかに注目が集まると予想され、米政府人事にも注目が集まるだろう。引き続きトランプ大統領への警戒感からドル円は底堅い展開を見込むが、月曜に植田日銀総裁の講演が予定されており、発言を受けた相場変動には注意したい。個別材料では英CPI、ユーロ圏PMIが発表される。足元USD買いの相対として欧州通貨が選好されているが、それに拍車をかける内容となるか確認したい。(東京時間11月18日午前7時までの情報をもとに作成) 予想レンジ:ドル円(円/ドル)153.00-157.00。ユーロ円(円/ユーロ)161.00-165.00。豪ドル円(円/豪ドル)99.00-102.00。(東京 為替トレーディンググループ 正松本)

東京(エマージング通貨担当)

先週は、米CPIが市場予想をやや下振れると米国12月利下げ織り込みは8割強まで回復したが、為替のUSD高は継続。週末に発表された米小売売上高は強弱ミックスな内容となるも、前月分は上方修正され、引き続き米国の堅調な消費が確認された。また、FRBパウエル議長のタカ派発言により、米金利上昇に拍車がかかり、USD高と相まって新興国通貨は軒並みアンダーパフォームとなった。個別材料では、メキシコ中銀が政策金利25bp引き下げを発表した。 今週は、米国では大きなイベントは予定されておらず、材料難の時間帯となるだろう。新興国では、多くの中銀イベントが予定されており、ハンガリー中銀、インドネシア中銀、トルコ中銀では政策金利据え置き、南ア中銀は25bpの金利引き下げが予想されている。アジア通貨は足元大きくアンダーパフォームしており、インドネシア中銀はルピア減価への警戒を強めるだろう。引き続き、米国大統領選挙後の人事に焦点が当たっている中で、トランプトレードの持続性に注目したい。(東京時間11月18日午前7時までの情報をもとに作成) 予想レンジ:人民元(円/人民元)21.20-21.60。韓国ウォン(ウォン/ドル)1385-1410。(東京 為替トレーディンググループ 植本)

ニューヨーク

先週のUSDJPYは、米金利上昇につれて堅調に推移したのち、週末前に大きく調整した。水曜に発表された米CPIは、総合前月比+0.2%・コア前月比+0.3%と、ともに市場予想通りとなり、特段材料視されず。翌日の木曜日にはパウエルFRB議長が「経済は利下げを急ぐ必要があるとのシグナルを発していない」などと発言したことで、米金利がフロントエンド中心に上昇。為替市場はUSD買いの流れが続き、USDJPYは156円台半ばまで続伸した。金曜の米小売売上高は、前月比+0.4%と、市場予想対比上振れ。指標発表直後こそ、マーケットは米金利上昇・USD高で反応したものの、値動きは続かず。すでに米経済の堅調さはマーケットに織り込まれており、米株は出尽くし感からオープンから売り一色に。リスク回避ムードは為替市場にも波及し、JPY買いに。USDJPYはストップロスを巻き込みながら、153円台まで急落した。来週の相場は、米債市場での買い手不在から、USDは引き続き堅調に推移すると思われる。ただUSDJPYについては、USDの動きとリスク資産の動向に挟まれながら、不安定な動きとなるだろう。 (東京時間11月16日午前6時までの情報をもとに作成) 予想レンジ:ドル円(円/ドル)152.00-156.00。(ニューヨーク トレーディンググループ 住友)

ロンドン

先週の欧州通貨は、米金利上昇を受けた広範なドル買いが継続する中で下落した。また、独金利が堅調に推移したことはユーロの上値を抑えた。14日木曜日、ユーロは対ドルで一時23年10月以来となる1.04台に下落したが、すぐに1.05台を回復する荒い値動きとなった。ユーロのボラティリティ市場は盛り上がりを見せており、対ドルの1Yのインプライドボラティリティは7%半ばで高止まりしている。引き続き値動きの荒い展開を予想するが、ドル高の流れはいったん収まるとみる。今週は火曜にユーロ圏CPI、水曜に英国CPIが発表される。両国の今後の金融政策を見定めるうえで重要な指標。(東京時間11月15日午後10時までの情報をもとに作成) 予想レンジ:ユーロドル(ドル/ユーロ)1.0400-1.0700。ポンドドル(ポンド/ドル)1.2450-1.2850。(ロンドン トレーディンググループ 河村)

シンガポール

先週の為替相場は広範にわたって米ドルが上昇。いわゆる“トランプトレード”が優勢でドル高、金利上昇となった。ドル円は週を通して152円から156円台後半まで上昇、ユーロ/ドルは一時1.05を割り込む水準まで下落した。パウエルFRB議長のコメントで「利下げを急ぐ必要ない」と伝わったこともドル高、金利上昇をサポートした。 今週はアメリカの材料は乏しい週となる。日本では植田日銀総裁が金融経済懇談会でスピーチをする予定だ。アジアではインドネシア中銀の決定会合が予想されている。市場予想は据え置きとなっている。 植田総裁は前回の決定会合後の記者会見にて「次回利上げまで時間的余裕がある」との発言を今後使用しないことに言及し、今後の政策運営は会合毎に判断するとした。今週のスピーチでも前回の内容を踏襲するとみられ、追加利上げのタイミングについて現時点で明言はしないと予想している。植田総裁のスピーチに対する警戒からスピーチが終わるまではドル円の上値は抑えられようが、特段の波乱なければ前週の流れを引き継いで緩やかにドル上昇が継続すると見込む。(東京時間11月15日午後5時までの情報をもとに作成) 予想レンジ:SINドル(S$/ドル)1.3300-1.3450。タイバーツ(バーツ/ドル)33.50-34.50。(シンガポール トレーディンググループ 渡瀬)

香港

先週のオフショア人民元は対ドルで続落。サポート材料がない中、ドル一段高、米金利再上昇の動きが元相場の下押し圧力となり、オフショア人民元は対ドルで一時7.26元台まで下落した。但し、13日から中国人民銀行(PBOC)が人民元基準値を市場予想より大幅に元高方向に設定し続けたことを受け、オフショア人民元は下げの一部を取り戻して対ドルで7.24元近辺で引けた。 中国の追加景気支援策に対する期待も後退する中、元安トレンドは当面継続する可能性が高いが、足元の水準に対して警戒感を示し始める当局の姿勢も考えると、今週元相場の下値は限定的であろう。オフショア人民元は対ドルで7.25元を中心にもみ合う展開になるとみている。 先週の香港ドルは一段の米金利上昇・ドル高を受け、10月から形成された7.76〜7.78のレンジを上抜けて対ドルで7.7850近辺まで下落した。それに加え、ハンセン株の続落も逆風となり、今週はリスクセンチメントの悪化が続けば香港ドル安の流れも継続するとみている。(東京時間11月18日午前9時までの情報をもとに作成) 予想レンジ:オフショア人民元(円/元)20.80-22.30。香港ドル(円/H$)19.50-20.50。(香港 トレーディンググループ 孫)

最新マーケット情報

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