外国為替情報

主要外国為替相場のお知らせ

公表相場一覧(日次更新)
2025年3月31日(PDF 104KB)

市場・指標速報

前日市況概況及び国内経済指標速報のレポートを掲載します。
(日次更新)2025年3月31日(PDF 295KB)

フォレックス・ウィークリー

アナリスト・グループのレポートを掲載します。
(週次更新)2025年3月28日(PDF 445KB)

マーケット・ベイン(2025年3月31日)

為替ディーラーの相場観一覧

Market Dealer A B C D E F G H I
USD/YEN -- -- -- - -- -- -- ++ ++
EUR/YEN -- -- - - -- -- -- ++ ++
Corporate Dealer A B C D E F G H I
USD/YEN ++ ++ ++ - + + + + -
EUR/YEN ++ + ++ - + + + + -
Market Dealer USD/YEN EUR/YEN
A -- --
B -- --
C -- -
D - -
E -- --
F -- --
G -- --
H ++ ++
I ++ ++
Corporate Dealer USD/YEN EUR/YEN
A ++ ++
B ++ +
C ++ ++
D - -
E + +
F + +
G + +
H + +
I - -

表の説明

ディーラーズ・ビュー(2025年3月31日)

東京・NYLNSNGHKのディーラーの見方を直送

東京(主要通貨担当)

先週は週初トランプ大統領より、相互関税について多くの国に対し減免措置を講じる可能性があるとの発言を受けてリスクセンチメントが好転。USDJPYは151円台へ上昇。その後は米3月消費者信頼感の悪化や、トランプ大統領からの自動車関税についての発表を受けUSDJPYは反落する場面が見られた。然し乍ら期末を控えた実需の売り買いも交錯しUSDJPYはもみ合う展開となった。 今週の注目としては4/2予定のトランプ大統領による相互関税発動が控えている。内容はいまだ不透明な部分が多いが、各国との交渉によって実際の関税内容が市場予想より緩やかなものとなれば、センチメントの改善によりクロス円上昇の展開となろう。他には米雇用統計の発表、パウエル議長講演も予定されている。アメリカの景気後退懸念をどう変化させるものになるか、また足元の経済指標を受けてFedがどう現状を認識しているかパウエル議長の会見を通じて確認したい。 (東京時間3月31日午前7時までの情報をもとに作成) 予想レンジ:ドル円(円/ドル)147.50-153.50。ユーロ円(円/ユーロ)159.50-164.50。豪ドル円(円/豪ドル)92.50-96.00。(東京 為替トレーディンググループ 正松本)

東京(エマージング通貨担当)

先週は、週前半は欧米PMIの不悪な数字を受けて、金利上昇・株高、為替は米ドル買いとなった。しかし週半ばにトランプ大統領が25%の自動車関税を課す意向を発表するとリスクセンチメントが悪化し、金利低下・株安、為替は円・米ドル・CHF買い。USDMXNは自動車関税を受けて週初20.10近辺から20.40近辺へ上昇し、その他EM通貨も全般売り優勢となった。週末、中国が大手銀に10兆円余りの資本を注入するとも発表された。 今週は、4月2日のトランプ関税発表や、米国の経済指標が注目される。関税については警戒の動きも相応に出ており、想定を超える関税率が発表されない限りフォロースルーは限定的か。一方、米国経済指標が引き続きスタグフレーション的な結果となった場合、リスクセンチメントの悪さは継続し、EM通貨は売り優勢となるだろう。(東京時間3月31日午前7時までの情報をもとに作成) 予想レンジ:人民元(円/人民元)20.25-20.75。韓国ウォン(ウォン/ドル)1460-1500。(東京 為替トレーディンググループ 神部)

ニューヨーク

先週のUSDJPYは、フロー主導の時間帯のなかで、堅調に推移した。月曜に発表された米 PMI は市場予想対比上振れ。特にサービス業の堅調さが好感され、USDJPYは一時151 円手前まで上昇した。その後は、月末の米債買いにつられて上値を抑えられる時間帯もあったものの、総じて底堅く推移。今週は米関税発効のほか、雇用統計などの経済指標に注目が集まる。株式市場ではショートカバー以外の買いが入りづらい状況が続いており、もし景気後退懸念が再燃するようであれば、リスク圧縮の流れのなかで、USDJPYも売り優勢の展開となるだろう。(東京時間3月29日午前6時までの情報をもとに作成) 予想レンジ:ドル円(円/ドル)148.00-151.00。(ニューヨーク トレーディンググループ 住友)

ロンドン

先週、トランプ大統領が輸入車に25%の関税を課すと発表。ユーロドルは、米自動車関税による影響を懸念して、一時1.07ドル台半ばまで下落。その後、EUは米関税措置の一部緩和を目指し、譲歩案を検討している、との報道が伝わると、ユーロドルは1.08ドル台半ばまで戻す展開となった。英国では、2月CPIが前年比2.8%上昇し、前月の3.0%から鈍化した。これを受けて、利下げ織り込みが進み、ポンドは下落するも、ドル売りが優勢となると、ポンドドルは比較的堅調に推移した。今週は、4月2日に相互関税発表が予定されているなど、引き続き米関税政策を巡る動向に注目が集まる。(東京時間3月29日午前2時までの情報をもとに作成) 予想レンジ:ユーロドル(ドル/ユーロ)1.0700-1.1000。ポンドドル(ポンド/ドル)1.2800-1.3100。(ロンドン トレーディンググループ 難波)

シンガポール

先週の為替ドルは4/2に発動予定の相互関税を巡っての関連報道やトランプの発言に一喜一憂する展開。「多くの国に猶予措置を与える可能性がある」、「二段階の制度を検討」等の報道で警戒感が緩和したことでドルが買われるも、自動車関税を巡ってトランプが大統領令に署名。これを受けてドルは売られた。米経済指標では米PMI速報値が市場予想を上回ると、茲許の一連の米経済指標の下振れ基調に伴う米リセッション懸念が後退。ドル円は149円台から151円台まで上昇している。 今週は4/2の相互関税の詳細、また一連の米経済指標の結果に左右されよう。また週初は本邦企業の年度末にあたりフロー主導の値動きとなり、週を通して一貫したダイレクションは期待できない。足許ではトランプによる関税政策や米政府の歳出削減による悪影響から米経済指標が市場予想を下回るとリセッション懸念の声が高まり、アジア通貨は対米ドルで下落する展開となろう。相互関税は税率や各国の報復措置によって振らされる展開を想定。年度が切り替わるこのタイミングでボラタイルな値動きには十分に注意したい。(東京時間3月31日午前7時までの情報をもとに作成) 予想レンジ:SINドル(S$/ドル)1.3350-1.3450。タイバーツ(バーツ/ドル)33.50-35.00。(シンガポール トレーディンググループ 渡瀬)

香港

先週のオフショア人民元はやや軟調に推移。自動車関税や相互関税を巡る不透明感が高い中、トランプ大統領は25日にベネズエラ産原油の輸入国に対して25%関税を賦課することも発表。主要輸入国である中国が特に強い影響を受ける可能性が高い。米中間の関税懸念が再び高まる形となり、オフショア人民元は対ドルで7.25元台から7.27近辺まで下落した。 今週は関税ヘッドラインをはじめ、米経済指標も注目される。元相場は引き続き軟調に推移するとみているが、ドル安が大幅に進行する場合は多少オフショア人民元のサポートとなる可能性がある。 先週の香港ドルは対ドルで下落。ハンセン株が反落する中、パナマ運河港湾の売却を巡って中国独禁法当局が香港最大手企業のCKハチソンを審査する報道からセンチメントが更に悪化し、香港ドルは対ドルで7.78手前まで下落した。今週も香港ドルの軟調推移を見込む。(東京時間3月31日午前9時までの情報をもとに作成) 予想レンジ:オフショア人民元(円/元)19.50-21.00。香港ドル(円/H$)18.40-19.40。(香港 トレーディンググループ 孫)

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