外国為替情報
主要外国為替相場のお知らせ
公表相場一覧(日次更新)
2025年9月12日(PDF 104KB)
市場・指標速報
前日市況概況及び国内経済指標速報のレポートを掲載します。
(日次更新)2025年9月12日(PDF 307KB)
フォレックス・ウィークリー
アナリスト・グループのレポートを掲載します。
(週次更新)2025年9月12日(PDF 503KB)
マーケット・ベイン(2025年9月8日)
為替ディーラーの相場観一覧
Market Dealer | A | B | C | D | E | F | G | H | I |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
USD/YEN | ++ | ++ | ++ | + | + | -- | - | + | ++ |
EUR/YEN | ++ | + | ++ | ++ | + | ++ | + | + | ++ |
Corporate Dealer | A | B | C | D | E | F | G | H | I |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
USD/YEN | ++ | + | + | ++ | ++ | + | + | ++ | + |
EUR/YEN | + | + | + | + | ++ | ++ | ++ | + | + |
Market Dealer | USD/YEN | EUR/YEN |
---|---|---|
A | ++ | ++ |
B | ++ | + |
C | ++ | ++ |
D | + | ++ |
E | + | + |
F | -- | ++ |
G | - | + |
H | + | + |
I | ++ | ++ |
Corporate Dealer | USD/YEN | EUR/YEN |
---|---|---|
A | ++ | + |
B | + | + |
C | + | + |
D | ++ | + |
E | ++ | ++ |
F | + | ++ |
G | + | ++ |
H | ++ | + |
I | + | + |
ディーラーズ・ビュー(2025年9月8日)
東京・NY・LN・SNG・HKのディーラーの見方を直送
東京(主要通貨担当)
先週、国内では日銀氷見野副総裁より今後の金融政策について依然として慎重な姿勢が示されたこと、また自民党の森山幹事長含む党四役が辞意を表明し総裁選前倒しの可能性が高まったことを受け、USDJPYは148円台後半まで上昇。斯かる中、英財政への懸念から英30年債利回りが1998年以来の高水準まで上昇したことに伴い、為替はGBP主導でUSD買いに。EURUSDは一時1.16台割れまで下落した。その後、週末にかけて発表された米指標はやや軟調な結果が続きUSD売りで反応するも、金曜日の米雇用統計を控え値動きは限定的。迎えた米雇用統計が市場予想対比下振れると、USDJPYは148円台前半から一時147円台割れまで下落する場面が見られた。 今週は、週末に石破首相が辞任を発表したことを受け、USDJPYは148円台前半より始まっている。市場の注目は米PPI・CPIへとシフトし、仮にインフレの進行が市場予想を下回った際には、年内の利下げ織り込みが進み、もう一段USD売りとなる展開に留意しておきたい。本日は仏にてバイル内閣への信認投票が予定されている他、日本国内では自民党総裁選に関する続報が予想され、いずれも政局の動向を注視したい。週末にはECB理事会が予定されており、政策金利は据え置きがコンセンサスとなっている。 (東京時間9月8日午前7時までの情報をもとに作成) 予想レンジ:ドル円(円/ドル)144.00-150.00。ユーロ円(円/ユーロ)171.00-176.00。豪ドル円(円/豪ドル)96.00-99.00。(東京 為替トレーディンググループ 林)
東京(エマージング通貨担当)
先週は、週前半に自民党幹部辞任による円売りと英財政懸念に伴うポンド売り主導で米ドル買いとなるも、その後は米雇用統計を控えて為替は小動き。米雇用統計は雇用者増加ペースが更に落ち、失業率もやや上振れ、米労働市場の更なる軟化が示唆された。金利が大きく低下する中、為替は米ドル売り、株は上昇するも利下げ期待が極まり反落となった。週初オセアニア時間には石破首相辞任に伴う財政拡大や日銀の利上げの後ろ倒しが意識され、ドル円は米雇用統計後の下落幅を全て戻した。 今週は、日本の政治動向や米物価指標が注目される。パウエルFRB議長が雇用のダウンサイドリスクを懸念する方向にスタンスを変更した今、物価指標も下振れると10月以降の利下げ織り込みが更に進む可能性はある。しかし、既にマーケットは年内3回利下げをほとんど織り込んでおり、為替は茲許のレンジ内での推移になると思料。新興国通貨は、再びレンジ推移でボラティリティが下がり、高金利通貨を中心に強含むと予想する。(東京時間9月8日午前7時までの情報をもとに作成) 予想レンジ:人民元(円/人民元)20.45-20.95。韓国ウォン(ウォン/ドル)1374-1403。(東京 為替トレーディンググループ 神部)
ニューヨーク
先週は、英国の財政懸念が高まったことで、GBPUSD主導で為替全般USD買いとなる中、日本では氷見野副総裁の発言を受けた日銀利上げ期待の後退と自民党の森山幹事長辞任報道があり、USDJPYは一時149円台まで上昇した。その後、ISM製造業指数、JOLT求人件数、ADP雇用統計が相次いで市場予想を下振れるも、市場は雇用統計待ちの様相で動意無し。迎えた雇用統計は市場予想を下振れる内容で、USDJPYは一時146円台まで下落、米国利下げ織り込みは9月に25bp以上、年内2.8回まで織り込みを進めた。 今週は、米国にてCPI、PPIや雇用統計年次改訂が発表される。足元、雇用指標が軟化してきている中で、年次改訂が大幅な下方修正となれば、市場の利下げ期待が高まる可能性がある。また、日本では自民党総裁選前倒し確認期限が到来する他、フランスでは内閣信任投票が行われる。仮に日本の総裁選が前倒しとなれば、総裁交代による経済政策ハト派化への期待が高まりJPY安となることが想定される。各国とも政治の不確実性が高まる中で、財政懸念からグローバルに長期金利が上昇しており、引き続き、政治イベントには注意が必要だ。(東京時間9月6日午前6時までの情報をもとに作成) 予想レンジ:ドル円(円/ドル)146.00-150.00(ニューヨーク トレーディンググループ 植本)
ロンドン
先週のユーロドルは、フランス政治不安から軟調に推移するも、米雇用統計の下振れを受けて反発した。英国では、財政リスクが懸念される中、30年債が27年振りの高水準まで上昇。ポンドドルは、1.35ドル台半ばから一時1.33ドル台半ばまで下落した。ただ、その後、米労働市場の減速が示されると、1.35ドル台まで大きく戻す展開となった。今週は、ECB理事会が予定されている。金利の据え置きが予想されるが、経済見通しや今後の金融政策方針に注目が集まる。また、8日にはフランスで内閣信任投票が実施される。政局混迷が続く中、財政懸念も再燃しており、ユーロは上値の重い展開が続くと予想。(東京時間9月6日午前1時までの情報をもとに作成) 予想レンジ:ユーロドル(ドル/ユーロ)1.1650-1.1850。ポンドドル(ポンド/ドル)1.3400-1.3700。(ロンドン トレーディンググループ 難波)
シンガポール
先週は米経済指標が相次いで発表され、米労働市場の減速が改めて確認された。特に週末の雇用統計では非農業部門雇用者数が+22kと市場予想を下振れたことで年内の利下げ織り込みは2.4回から2.7回へと増加した。アジアではマレーシア中銀が市場予想通り政策金利を2.75%で据置き。前回会合時の「経済成長見通しのリスクはダウンサイドに傾いている」という文面は削除され、中立的なスタンスを示す内容となった。 今週は米CPI、PPIに加え、雇用統計の年次改定に注目が集まろう。特に雇用統計の過去分が大幅な下方修正となれば市場のFED利下げに対する期待が高まる可能性があり、9月会合での50bps利下げへの期待が高まるだろう。また、日本も週末に石破首相が辞任を表明しており、今後の総裁選の動向に関しても注目していきたい。 (東京時間9月8日午前7時までの情報をもとに作成) 予想レンジ:SINドル(S$/ドル)1.2750-1.2900。タイバーツ(バーツ/ドル)31.50-33.00。(シンガポール トレーディンググループ 渡瀬)
香港
先週のオフショア人民元は総じてレンジ推移。人民元基準値の調整幅が予想範囲内に止まるなど、当局が急速な元高進行をけん制した形。当面安定的な推移を望んでいる可能性が高いと考えられる。 また、雇用統計後のドル売りも元相場に対するインパクトは限定的であり、今週のオフショア人民元は引き続き対ドルで安定的に推移するとみている。但し、ドル売りがさらに加速するとドル・オフショア人民元が7.10の節目をトライする可能性もある。 先週の香港ドルは小動き。流動性が大きく変わらない中、引き続きドル・香港ドルはバンド中央の水準(7.80)を中心にレンジ推移になりやすいとみている。(東京時間9月8日午前9時までの情報をもとに作成) 予想レンジ:オフショア人民元(円/元)20.20-21.20。香港ドル(円/H$)18.40-19.40。(香港 トレーディンググループ 孫)
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