外国為替情報

主要外国為替相場のお知らせ

公表相場一覧(日次更新)
2025年11月11日(PDF 105KB)

市場・指標速報

前日市況概況及び国内経済指標速報のレポートを掲載します。
(日次更新)2025年11月11日(PDF 308KB)

フォレックス・ウィークリー

アナリスト・グループのレポートを掲載します。
(週次更新)2025年11月7日(PDF 485KB)

マーケット・ベイン(2025年11月10日)

為替ディーラーの相場観一覧

Market Dealer A B C D E F G H I
USD/YEN - - ++ + ++ + ++ - +
EUR/YEN + + + + + + ++ + ++
Corporate Dealer A B C D E F G H I
USD/YEN -- + ++ -- + - + ++ --
EUR/YEN -- + - - + - + ++ +
Market Dealer USD/YEN EUR/YEN
A - +
B - +
C ++ +
D + +
E ++ +
F + +
G ++ ++
H - +
I + ++
Corporate Dealer USD/YEN EUR/YEN
A -- --
B + +
C ++ -
D -- -
E + +
F - -
G + +
H ++ ++
I -- +

表の説明

ディーラーズ・ビュー(2025年11月10日)

東京・NYLNSNGHKのディーラーの見方を直送

東京(主要通貨担当)

先週前半は、前週の日米金融政策会合のコントラストを受けてか、USDJPYは154円近辺を堅調に推移し一時154.台半ばまで上昇するも、片山財務相や三村財務官より足元の円安を牽制するような発言が見られると、JPY買いで反応し153円台前半まで下落した。その後、週半ばにはグローバルにテック株を中心とした株安が目立つ中、為替はクロス円で下落しUSDJPYは153円割れまで続落するも、米10月ADP雇用統計、サービス業ISMが市場予想対比上振れたことを受け、USDJPYは154円台まで反発。週後半にかけても株は上値重く推移したほか、チャレンジャー社解雇者数やRevelio Labs社の雇用者数といった米民間雇用指標が悪化したこともあってUSD売り。USDJPYは再び153円割れまで下落する場面も見られた。BOEは市場予想通り政策金利を4.00%へ据え置き。ただ、投票結果は賛成5反対4と僅差であり、ハト派的な据え置きと捉えられ初動はGBP売りで反応。但し、その後USD売り地合いの中GBPUSDはショートカバーするような形で買戻され、週初の水準まで反発した。今週は、週末の報道により近日中の米政府閉鎖解除への期待感が高まったことを受けてか、USDJPYは一時154円台まで上昇するもすぐに値を戻している。月曜日はBOJ中川委員の発言が予定されており、12月利上げの織り込みが半々となっている中、発言内容には注目が集まろう。また、米政府閉鎖の影響で指標等のイベントに乏しい中、米政府閉鎖が早期に解除されれば、もう一段USD買いが進むことが予想されよう。(東京時間11月10日午前7時までの情報をもとに作成) 予想レンジ:ドル円(円/ドル)152.00-156.00。ユーロ円(円/ユーロ)176.00-180.00。豪ドル円(円/豪ドル)99.00-103.00。(東京 為替トレーディンググループ 林)

東京(エマージング通貨担当)

先週、米政府閉鎖期間が最長を更新する中、民間指標である米ISMや米ADP雇用統計に注目が集まったが、発表後の値動きは続かず。米株式の乱高下に伴い、為替もドル買い、ドル売りが入り混じる展開となった。エマージング関連では、コンセンサス通り政策金利をメキシコ中銀が利下げ、ブラジル中銀が据え置きを決定したが、為替への影響は限定的であった。今週は引き続き政府閉鎖解除の行方に注目が集まる。解除となれば、センチメント改善に繋がり、為替はドル買い優勢となる展開を想定しているが、政府閉鎖の影響で重要指標の発表が遅れるなど材料が乏しい中では、大きな方向感は出にくい時間帯となるか。エマージング関連の個別材料では、中国で小売などの指標発表が予定されている。(東京時間11月10日午前7時までの情報をもとに作成) 予想レンジ:人民元(円/人民元)21.40-21.75。韓国ウォン(ウォン/ドル)1435-1470。(東京 為替トレーディンググループ 板橋)

ニューヨーク

先週は、米国でISM非製造業指数とADP雇用統計が市場予想を上回ったことを受けて、金利が上昇し、為替はUSD買いが進んだ。USDJPYは、12月FOMCでの利下げ織り込みが剥がれる中で、一時154円台まで上昇した。週後半にかけては、ハイテク株のバリュエーション過熱に対する懸念やChallenger社の雇用データの悪化を背景に、労働市場の軟化懸念が強まったことを受け、株式市場主導でリスクオフの展開となり、USDJPYは既存レンジ内での推移となった。今週は米国で週次ADP雇用統計の発表が予定されているほか、日本では日銀・中川審議委員の発言が注目されている。現在、市場の12月の日銀利上げ織り込みは50%程度であり、中立寄りとされる中川委員の政策スタンスに市場の関心が集まっている。米国では、多くのFRB高官による発言が予定されており、12月FOMCに向けた政策判断の手がかりを探りたい。また、足元で最大の焦点は株式市場の調整であり、米政府閉鎖の長期化やトランプ関税を巡る不確実性が残る中で、市場センチメントの変化には引き続き注意が必要だ。 (東京時間11月8日午前7時までの情報をもとに作成) 予想レンジ:ドル円(円/ドル)152.00-156.00。(ニューヨーク トレーディンググループ 植本)

ロンドン

先週は、米労働市場の悪化懸念を背景に、ドル売りが優勢となった。ユーロドルは、1.15ドルちょうど付近から1.15ドル台後半まで上昇。ポンドドルは、財政懸念を受けて1.31ドル台半ばから一時1.30ドル台前半まで下落するも、ドル売りに押されて1.31ドル台後半まで反発した。リーブス財務相は、26日の予算案発表に先立ち、英国経済が財政逼迫と生産性低迷に直面していると説明し、政府債務削減を予算の最優先課題と強調した。英中銀は先週の会合で政策金利を5対4の僅差で据え置きいたが、12月利下げ観測が強まる中、ポンドは上値重く推移した。今週は、各国経済指標や中銀当局者の発言に注目したい。英国の財政懸念がくすぶる中、ポンドは上値の重い展開が続くと予想。(東京時間11月8日午前2時までの情報をもとに作成) 予想レンジ:ユーロドル(ドル/ユーロ)1.1450-1.1700。ポンドドル(ドル/ポンド)1.3000-1.3300。(ロンドン トレーディンググループ 難波)

シンガポール

先週は特段材料のない中、週半ばからグローバルな株下落につれてリスクオフの様相。ドル円も小幅に下落した。足許のポジションの調整が主導と言われており、AI関連投資の過熱感への警戒で売りが売りを呼んだと考えている。 今週は米政府閉鎖の解除に向けての動きに注目が集まろう。すでに過去最長の閉鎖期間となっており、FEDの次の政策パスを判断するための経済指標の発表も止まっている。金融政策は相場のテーマから外れ、需給主導の値動きを想定している。米政府閉鎖の解除に向けての期待感からドルは底堅くなると予想。米債の入札週ということもあり、債券の需給面もドルをサポートしよう。先週のような株主導でのリスクオフが広がらない限り、ドルは他の通貨対比底堅い値動きを想定している。(東京時間11月10日午前7時までの情報をもとに作成) 予想レンジ:SINドル(S$/ドル)1.2950-1.3100。タイバーツ(バーツ/ドル)32.00-33.50。(シンガポール トレーディンググループ 渡瀬)

香港

先週のオフショア人民元は方向感なく推移。AI関連銘柄の株価評価への警戒感が強まっている印象があるが、ADP民間雇用やISMサービス業など米指標が市場予想を上振れたこともあり、為替市場ではドル高が進みやすい地合いが継続した。ドル・オフショア人民元は方向感に乏しく、7.1150〜7.1350でレンジ推移した。 年末に向け、元相場は依然として緩やかな元高基調が続きやすく、オフショア人民元は対ドルで7.15以上下落する可能性が低いと考える。今週はドル高が一服すれば、オフショア人民元は対ドル反発する展開となろう。 先週の香港ドルは対ドルで下落するも値幅が限定的。10月以降に流動性が安定している状況が続き、ドル・香港ドルは当面7.7650〜7.7850のレンジにとどまるとみている。(11月10日東京時間午前9時までの情報をもとに作成) 予想レンジ:オフショア人民元(円/元)21.00-22.20。香港ドル(円/H$)19.30-20.30。(香港 トレーディンググループ 孫)

最新マーケット情報

株価や為替、金利等のマーケット指標をご覧いただけます。(情報提供:株式会社QUICK)

本資料は情報の提供を目的としており、何らかの行動を勧誘するものではありません。投資等に関する最終決定はお客様ご自身の判断でなさいますようお願い申しあげます。また、本資料の情報・データに関しては必ずしも正確ではないことがあることをご承知おき下さい。

このマークがついているコンテンツはAdobe Acrobat 4.0以上に最適化されています。

「Adobe Reader」のダウンロードはこちらから

(アドビシステムズ株式会社のサイトを別ウィンドウで開きます)