外国為替情報
主要外国為替相場のお知らせ
公表相場一覧(日次更新)
2025年8月25日(PDF 105KB)
市場・指標速報
前日市況概況及び国内経済指標速報のレポートを掲載します。
(日次更新)2025年8月25日(PDF 282KB)
フォレックス・ウィークリー
アナリスト・グループのレポートを掲載します。
(週次更新)2025年8月22日(PDF 511KB)
マーケット・ベイン(2025年8月18日)
為替ディーラーの相場観一覧
Market Dealer | A | B | C | D | E | F | G | H | I |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
USD/YEN | + | - | ++ | + | ++ | + | + | + | + |
EUR/YEN | ++ | ++ | ++ | + | ++ | + | ++ | ++ | + |
Corporate Dealer | A | B | C | D | E | F | G | H | I |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
USD/YEN | + | - | + | + | -- | -- | ++ | -- | - |
EUR/YEN | - | - | ++ | ++ | - | + | ++ | -- | - |
Market Dealer | USD/YEN | EUR/YEN |
---|---|---|
A | + | ++ |
B | - | ++ |
C | ++ | ++ |
D | + | + |
E | ++ | ++ |
F | + | + |
G | + | ++ |
H | + | ++ |
I | + | + |
Corporate Dealer | USD/YEN | EUR/YEN |
---|---|---|
A | + | - |
B | - | - |
C | + | ++ |
D | + | ++ |
E | -- | - |
F | -- | + |
G | ++ | ++ |
H | -- | -- |
I | - | - |
ディーラーズ・ビュー(2025年8月18日)
東京・NY・LN・SNG・HKのディーラーの見方を直送
東京(主要通貨担当)
週前半、米CPIの上振れが警戒されてかUSDJPYは147円台半ばから148円台半ばまで上昇するも、結果は概ねマーケットの予想通りとなり、結局住って来いとなった。13日にはベッセント財務長官より、9月FOMCでは50bp利下げが妥当との見解が伝わる一方で、日銀へ早期利上げを要求するような発言も伝わり、USDJPYは146円台前半まで下落した。しかし14日に発表された米PPIが市場予想を大幅に上回る強い結果となると、USDJPYは148円近辺まで上昇。15日には日本の第2Q・GDPが予想対比上振れとなると、再び日銀の早期利上げが意識されてか、USDJPYは146円台後半まで下落。また同日発表された米小売売上高はやや強い結果となるも、マーケットは動意薄となり、結局USDJPYは147円台前半で引けた。週末には米露首脳会談が行われ、戦争終結に向けた合意までとは至らずも、米露両大統領より前向きな発言も見られた。今週はジャクソンホールでのパウエルFRB議長の発言に注目が集まる。9月利下げに関する言及がなされるのか、それとも引き続きデータ次第とのスタンスを示すのか見極めたい。また、米ウ首脳会談も予定されており、停戦に向けた前向きな話が出てくるかどうか注目したい。(東京時間8月18日午前7時までの情報をもとに作成) 予想レンジ:ドル円(円/ドル)145.00-150.00。ユーロ円(円/ユーロ)169.00-174.00。豪ドル円(円/豪ドル)94.50-97.50。(東京 為替トレーディンググループ 田浦)
東京(エマージング通貨担当)
週初、発表されたCPIは概ね市場予想通りの結果だったが、上振れ警戒も相応に入っていたのか、初動はドル売りで反応。しかし、9月25bps利下げ織り込みを剥がすまでの結果とは捉えられず、直ぐに巻き戻す貌となった。その後、「トランプ大統領がパウエル議長を提訴することを検討」とヘッドラインが流れると、マーケットはドル売りで反応し、為替は乱高下する展開となった。週半ば、発表された米PPIが市場予想対比大きく上振れしたことで、ドル買いが進んだ。一方、週後半に発表された米小売売上高もGDP算出に用いられるコントロールグループが上振れと、米国消費は衰えていないことを示した内容であったものの、相場の反応は限定的に留まった。また週後半は、ロシア・ウクライナ間の停戦期待もやや入ったのか、東欧通貨が買われた。今週はジャクソンホールやパウエル議長講演など高官発言が多数予定されている。9月会合を控えて直近の雇用やインフレに対するコメントは注目したいところだ。茲許、マーケットの注目はロシア・ウクライナにおける停戦を注目し始めている。停戦期待による東欧通貨の上昇可能性は高い。エマージング関連ではインドネシアの金融政策決定会合を控えている。前回会合において、追加利下げを示唆しており、政策金利引き下げを予想する。夏枯れが意識される中、突発的なヘッドラインや値動きには要注意だ。(東京時間8月18日午前7時までの情報をもとに作成) 予想レンジ:人民元(円/人民元)20.35-20.75。韓国ウォン(ウォン/ドル)1375-1400。(東京 為替トレーディンググループ 板橋)
ニューヨーク
先週は、関税の影響が意識されていた米CPIが鈍い伸びにとどまったことや、ベッセント米財務長官が9月の50bp利下げの可能性に言及したことから、市場は金利低下で反応。一時は9月FOMCの利下げを完全に織り込み、USDJPYは148円台から146円台まで下落した。しかし、その後発表されたPPIが予想以上に強い内容となったことで金利は反発、USD買いが優勢となり、USDJPYは147円台まで値を戻した。小売売上高は市場予想通りの内容で米経済の底堅さが確認されたが、引けにかけてはトランプ大統領とプーチン大統領の会談を控え、マーケットは様子見姿勢を強めた。今週は、PMIの発表に加え、週後半にはジャクソンホール会合を控える。先月のFOMC後に示された米雇用の減速を受けたパウエル議長のスタンスの変化には注目が集まる。加えて、足元では米露首脳会談への関心が高まっており、ロシア・ウクライナ戦争に関して何らかの進展が見られるかが焦点となる。材料難で夏枯れが意識される時間帯に入りつつあり、流動性の低下を背景に、突発的なヘッドラインによるボラタイルな値動きには警戒が必要だ。(東京時間8月16日午前6時までの情報をもとに作成) 予想レンジ:ドル円(円/ドル)146.00-150.00(ニューヨーク トレーディンググループ 植本)
ロンドン
先週のユーロドルは、米経済指標を受けて上下するも、独自材料に乏しく方向感に欠ける展開となった。ポンドドルは、堅調な経済指標を受けて1.34ドル台半ばから1.35ドル台後半まで上昇した。7月の雇用関連統計では、給与所得者数は前月から0.8万人減と6か月連続の減少となったものの、減少幅は前月の2.6万人から縮小した。第2四半期GDPは前期比0.3%増と、市場予測を上回る結果となった。今週は、ジャクソンホールでの経済シンンポジウムが予定されており、各国中銀当局者の発言に注目が集まる。流動性の低下には引き続き注意したい。(東京時間8月16日午前1時までの情報をもとに作成) 予想レンジ:ユーロドル(ドル/ユーロ)1.1600-1.1850。ポンドドル(ポンド/ドル)1.3400-1.3700。(ロンドン トレーディンググループ 難波)
シンガポール
先週は米中が互いに関税措置の一時停止をさらに90日間延長するとの共同声明が公表された。米CPIはおおむね市場の想定内、またベッセント米財務長官よりFEDに対して利下げ圧力、日銀に対して利上げ圧力をかける発言があったことでドル円は下落。その後は米PPIの上振れや米小売売上高が不悪な内容であったことからドルの下落を戻している。タイ中銀は全会一致で政策金利を1.75%から1.50%への引き下げを決定。先行きに関して経済を支えるために金融政策は今後も緩和的であるべきとのハト派スタンスを維持した。尚、タイバーツの上昇に対する警戒感を示しており、今後の動向を注視する必要があるとコメントしている。今週はジャクソンホール会合での利下げに向けたコミュニケーションに注目が集まろう。米政権からは大幅利下げに対する圧力が掛けられているが、FED高官らは慎重なスタンスを示している。パウエルFED議長も今の段階で利下げ幅をコミットする利点は見出しづらく、米ドルは引き続きレンジでの推移を継続しながら緩やかにドル下落が進展すると予想する。 (東京時間8月18日午前7時までの情報をもとに作成) 予想レンジ:SINドル(S$/ドル)1.2750-1.2900。タイバーツ(バーツ/ドル)31.50-32.00。(シンガポール トレーディンググループ 渡瀬)
香港
先週のオフショア人民元はレンジ推移。市場参加者が少ない中、米経済指標でドルが上下する場面もあったが、元相場に対する影響は限定的であり、オフショア人民元は対ドルで7.17〜7.20で推移した。今週はパウエル議長のジャクソンホール講演が注目されている。米雇用市場の軟化を受けてパウエル議長がハト派に傾斜することが確認されれば、米金利低下につながる可能性がある。但し、元相場の地合いが大きく変わる可能性は想定しにくく、ドル・オフショア人民元は動意に乏しい展開が続くとみている。 先週の香港ドルは対ドルで上昇。香港当局(HKMA)の流動性吸収を受けて、香港ドルT/Nフォワードの水準が-9から-5に上昇し、短期Hibor金利も大きく上昇した。キャリートレードの巻き戻しが起きており、今週も調整が継続するとみている。(東京時間8月18日午前9時までの情報をもとに作成) 予想レンジ:オフショア人民元(円/元)20.00-21.00。香港ドル(円/H$)18.20-19.20。(香港 トレーディンググループ 孫)
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