外国為替情報

主要外国為替相場のお知らせ

公表相場一覧(日次更新)
2025年12月3日(PDF 104KB)

市場・指標速報

前日市況概況及び国内経済指標速報のレポートを掲載します。
(日次更新)2025年12月3日(PDF 317KB)

フォレックス・ウィークリー

アナリスト・グループのレポートを掲載します。
(週次更新)2025年11月28日(PDF 485KB)

マーケット・ベイン(2025年12月1日)

為替ディーラーの相場観一覧

Market Dealer A B C D E F G H I
USD/YEN ++ - - - + -- -- -- --
EUR/YEN ++ -- + - + -- -- - -
Corporate Dealer A B C D E F G H I
USD/YEN -- ++ -- -- -- - + ++ ++
EUR/YEN -- ++ - -- - - + ++ ++
Market Dealer USD/YEN EUR/YEN
A ++ ++
B - --
C - +
D - -
E + +
F -- --
G -- --
H -- -
I -- -
Corporate Dealer USD/YEN EUR/YEN
A -- --
B ++ ++
C -- -
D -- --
E -- -
F - -
G + +
H ++ ++
I ++ ++

表の説明

ディーラーズ・ビュー(2025年12月1日)

東京・NYLNSNGHKのディーラーの見方を直送

東京(主要通貨担当)

先週は、先々週後半にウィリアムズNYFed総裁が12月利下げを示唆したことや、ハセット現NEC委員長が次期FRB議長候補の最有力と報じられたことを受け、週を通して12月FOMCの利下げ織り込みが進み、為替はUSD売りが優勢となった。一方、JPY材料では、27日に野口日銀審議委員が政策金利調整の必要が高まりつつあると述べたことを受けて初動JPY買いとなり、USDJPYが一時155円台半ばまで下落する場面も見られたが、12月利上げを明確に示唆する内容ではなかったことからかフォロースルーは限定的となった。週後半は、米国が祝日で休場となり流動性が低下する中、マーケットは動意薄の展開となった。その他、26日に行われたRBNZはマーケットの予想通り25bp利下げとなるも、利下げか据置を議論するなど、利下げの打ち止め感が伝わったことを受け、NZDは他通貨対比アウトパフォームした。今週は植田日銀総裁の講演が予定されており、12月利上げを示唆する発言がなされるかに注目が集まる。春闘の初動のモメンタムを日銀が早期に確認できるかどうかがポイントとなろう。その他、米経済指標の発表も多数予定されており、12月FOMCに影響を与える数字が出るか見極めたい。(東京時間12月1日午前7時までの情報をもとに作成) 予想レンジ:ドル円(円/ドル)153.00-158.00。ユーロ円(円/ユーロ)178.00-183.00。豪ドル円(円/豪ドル)100.00-103.00。(東京 為替トレーディンググループ 田浦)

東京(エマージング通貨担当)

先週前半、月末の債券買いが噂される中、米金利が低下・為替はUSD売りが優勢となり、EM通貨はアウトパフォーム。その間、「ハセット氏がFRB時期議長候補の最有力」との報道もなされた。また、韓国中銀は政策金利据置を決定。概ねコンセンサス通りの内容となったことから、値動きは限定的となった。週後半にかけても目新しい材料がない中で需給主導の展開となり、方向感なく推移した。今週は米ISMや各国PMI、インド中銀政策会合などが予定されている。米経済指標に関しては、来週にFOMCを控える中、サプライズがなければ限定的な値動きとなろう。インド中銀政策決定会合では、政策金利の0.25%引き下げがコンセンサスとなっている。INRが史上最安値圏で推移する中、引き続き緩和スタンスを維持するかが注目となろう。(東京時間12月1日午前7時までの情報をもとに作成) 予想レンジ:人民元(円/人民元)21.70-22.20。韓国ウォン(ウォン/ドル)1460-1480。(東京 為替トレーディンググループ 千)

ニューヨーク

先週のUSDJPYは上値重く推移。週初、複数のFRB高官が12月利下げは適切との見解を示したことや、 9 月小売売上高が市場予想を下回ったことなどを受けて、USD安基調で推移。水曜日には、野口日銀審議委員が、「(名目金利から物価変動の影響を考慮した実質金利が低い状態が過度に長くつづけば)その影響は為替あるいは地価や株価といった資産価格に現れてくるはずだ」と発言したことで、 USDJPYは一時155円台半ばまで下落した。また同日には、利下げに積極的とされるハセット国家経済会議委員長が次期 FRB 議長の有力候補であるとの報道も流れた。今週は月曜日の植田日銀総裁講演に注目が集まる。もし12月会合での利上げに向けた地均しがあれば、いったんUSDJPYは155円近辺まで調整しよう。ただその後は材料出尽くし感が強まるなかで、徐々に底堅い値動きを取り戻すと予想される。(東京時間11月29日午前7時までの情報をもとに作成) 予想レンジ:ドル円(円/ドル)155.00-158.00。(ニューヨーク トレーディンググループ 住友)

ロンドン

先週はドル売りの流れを受け、ユーロドルは1.15ドルちょうど付近から1.16ドル台前半まで上昇した。英国ではリーブス財務相が秋季予算案を発表。英予算責任局によると増税額は261億ポンド、財政余力は220億ポンドへ拡大する見通しとなり、市場予想の150億ポンドを大きく上回った。これを受けて財政懸念が後退し、英国債とポンドが買われ、ポンドドルは1.30ドル台後半から1.32ドル台半ばまで上昇した。今週は、ユーロ圏HICPやECB当局者の発言などが予定されているものの、材料は限定的でユーロ及びポンドはともに方向感に乏しい展開を予想する。(東京時間11月29午前2時までの情報をもとに作成) 予想レンジ:ユーロドル(ドル/ユーロ)1.1500-1.1700。ポンドドル(ドル/ポンド)1.3100-1.3350。(ロンドン トレーディンググループ 難波)

シンガポール

先週はFEDメンバーによるハト派的なコメントを受けてFEDの12月利下げ織り込みが拡大。また次期FRB議長人事を巡ってはNECハセット委員長が有力との報道があり、FEDのさらなる利下げ路線傾倒への思惑からドルの上値が抑えられることとなった。日本では片山財務相が「為替介入も選択肢の一つ」と言及したことで足許の円安が一服。アジアでは韓国中銀が市場予想通り政策金利を据え置いた。4会合連続での据え置きとなったことで、事実上利下げ局面の終了を意味しており、次回の利下げに向けたハードルは非常に高くなったと捉えて良いだろう。今週はFEDはブラックアウト期間入りとなり、講演が予定されているパウエル議長、ボウマン副議長からは金融政策についての言及はない見通しだ。すでにマーケットは12月のFEDの利下げをほとんど織り込んでおり、これが剥落するようなイベントも見当たらず、年末の休暇を前に方向感の出づらい展開を想定している。アジアではインド中銀の金融政策の発表が予定されている。マルホトラ総裁は政策金利を一段と引き下げる余地があると示唆しており、市場予想は25bpsの利下げだ。(東京時間12月1日午前7時までの情報をもとに作成) 予想レンジ:SINドル(S$/ドル)1.2900-1.3050。タイバーツ(バーツ/ドル)31.50-33.00。(シンガポール トレーディンググループ 渡瀬)

香港

先週のオフショア人民元は対ドルで上昇。議長人事を巡る報道でFRBハト派化期待が高まり、米10年金利は一時4.0%割れとなった。為替市場ではドル安が進行し、オフショア人民元が対ドルで7.10元台から7.07元台に上昇した。 今週については本日の植田総裁講演が注目イベント。日銀の12月利上げへの織り込みが大きく変化し得るため、ドル円の値動きに留意する必要がある。ドル安圧力がさらに高まれば、ドル・オフショア人民元は7.0の水準を試す機運も高まるとみている。 先週の香港ドルは上下するも結局水準は大きく変わらず。月末を越えて今週の流動性は安定するとみており、ドル・香港ドルはレンジ推移にとどまる可能性が高い。(12月1日東京時間午前9時までの情報をもとに作成) 予想レンジ:オフショア人民元(円/元)21.40-22.90。香港ドル(円/H$)19.50-20.70。(香港 トレーディンググループ 孫)

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