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ワタミ株式会社に「環境配慮企業支援ファンド」を活用した融資を実施(1/1)
平成22年10月4日
各 位
株式会社 三井住友銀行
ワタミ株式会社に「環境配慮企業支援ファンド」を活用した融資を実施
株式会社三井住友銀行(頭取:奥
正之)は、日本銀行の「成長基盤強化を支援するための資金供給」の趣旨に則り組成した「環境配慮企業支援ファンド」を活用し、ワタミ株式会社(代表取締役社長:桑原 豊)に対し、融資を実施しました。
三井住友銀行では、地球環境の維持向上につながる商品開発やソリューション提供を行う一環として、2008年より「SMBC環境配慮評価融資」に取り組んでおり、株式会社日本総合研究所(代表取締役社長:木本
泰行)の作成した独自の評価基準に基づき企業の環境配慮状況を評価・診断することで、先進的な環境配慮経営を行う企業に対して積極的支援をして参りました。
「環境配慮企業支援ファンド」は、従来の「SMBC環境配慮評価融資」の枠組みに、日本銀行の「成長基盤強化を支援するための資金供給」を活用することで、企業の環境配慮経営への支援、並びに日本経済の成長基盤強化への支援に、従来以上に取り組むことを目的に組成したものです。
今回対象となったワタミ株式会社は、「環境負荷の把握の状況」「環境マネジメントシステム」の面で高い水準であると判断され、企業経営において優れた環境配慮を行っているとの評価となりました。特に、@省エネ、廃棄物削減に積極的に取組まれ、先進的な技術を取り入れた環境配慮型店舗の設置等、革新的な試みが見られる点
A環境にやさしい農業の推進や食品廃棄物の循環型リサイクルなど、新たなビジネスモデルを提示されている点 B「カーボンオフセットカクテル」の提供など、消費者に気づきを与え、新たな概念を定着させる取組みを行なっておられる点
C環境負荷低減に向け、グループ一丸となった取組みを行なっておられる点などが高く評価されました。
なお、今回のワタミ株式会社に行った「環境配慮企業支援ファンド」の活用は、外食業界ならびに介護業界では初となります。
三井住友銀行では、日本銀行の「成長基盤強化を支援するため資金供給」の趣旨を踏まえ、当行のノウハウ及び情報提供力を十分に発揮できる『環境』・『中国』等の分野を中心に、引き続き企業の活動を支援して参ります。
以 上