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株式会社西武ホールディングスに「環境配慮企業支援ファンド」を活用した融資を実施(1/1)
平成22年10月7日
各 位
株式会社 三井住友銀行
株式会社西武ホールディングスに「環境配慮企業支援ファンド」を活用した融資を実施
株式会社三井住友銀行(頭取:奥 正之)は、日本銀行の「成長基盤強化を支援するための資金供給」の趣旨に則り組成した「環境配慮企業支援ファンド」を活用し、株式会社西武ホールディングス(代表取締役社長:後藤
高志)に対し、融資を実施致しました。
三井住友銀行では、地球環境の維持向上につながる商品開発やソリューション提供を行う一環として、2008年より「SMBC環境配慮評価融資」に取り組んでおり、株式会社日本総合研究所(代表取締役社長:木本
泰行)の作成した独自の評価基準に基づき企業の環境配慮状況を評価・診断することで、先進的な環境配慮経営を行う企業に対して積極的支援をして参りました。
「環境配慮企業支援ファンド」は、従来の「SMBC環境配慮評価融資」の枠組みに、日本銀行の「成長基盤強化を支援するための資金供給」を活用することで、企業の環境配慮経営への支援、並びに日本経済の成長基盤強化への支援に、従来以上に取り組むことを目的に組成したものです。
今回対象となった株式会社西武ホールディングスは、「環境保全対策の取組と成果の状況」「環境ビジネスと環境コミュニケーション」の面で高い水準であると判断され、企業経営において良好な環境配慮を行っているとの評価となりました。特に、西武鉄道株式会社では、@エコ車体の積極的な導入をはじめとする省エネ活動を推進し、原単位あたりの温室効果ガス排出量を改善しておられる点や、電車や駅舎をはじめとする関連施設における環境負荷低減、リユース・リサイクルの推進や有害物質の適正管理、騒音への配慮など、網羅的な環境活動を進めておられる点、A沿線全体の環境価値向上のため、「飯能・西武の森」では、広大な森林を整備・提供されるなど、環境保全に大きく貢献しておられる点、B人気のアニメキャラクターを起用し、子ども向け環境マガジンを製作、沿線などの子どもたちに積極的に環境に関する意識をわかりやすく啓発しておられる点などが評価されました。
なお、今回の株式会社西武ホールディングスに行った「環境配慮企業支援ファンド」の活用は、鉄道業界では初となります。
三井住友銀行では、日本銀行の「成長基盤強化を支援するため資金供給」の趣旨を踏まえ、当行のノウハウ及び情報提供力を十分に発揮できる『環境』・『中国』等の分野を中心に、引き続き企業の活動を支援して参ります。
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以 上