SMBC三井住友銀行トップ > ニュースリリース
アルプス薬品工業株式会社に「環境配慮企業支援ファンド」を活用した融資並びに「SMBC環境配慮評価私募債」の買受けを実施(1/1)
平成22年10月14日
各 位
株式会社 三井住友銀行
アルプス薬品工業株式会社に「環境配慮企業支援ファンド」を活用した融資
並びに「SMBC環境配慮評価私募債」の買受けを実施
株式会社三井住友銀行(頭取:奥 正之)は、日本銀行の「成長基盤強化を支援するための資金供給」の趣旨に則り組成した「環境配慮企業支援ファンド」を活用し、アルプス薬品工業株式会社(代表取締役社長:北川
俊彦)に対し、融資を実施するとともに、多様な資金調達手法を提供する目的で「SMBC環境配慮評価私募債」の買受けを同時に実施しました。
三井住友銀行では、従来より「SMBC環境配慮評価融資/私募債」に積極的に取り組んでおり、株式会社日本総合研究所(代表取締役社長:木本 泰行)の作成した独自の評価基準に基づいた企業の環境配慮状況を評価することで、先進的な環境配慮経営を行っている企業に対して、積極的な支援を実施して参りました。
「環境配慮企業支援ファンド」は、従来の「SMBC環境配慮評価融資」の枠組みに、日本銀行の「成長基盤強化を支援するための資金供給」を活用することで、企業の環境配慮経営への支援、並びに日本経済の成長基盤強化への支援に、従来以上に取り組むことを目的に組成したものです。
今回対象となったアルプス薬品工業株式会社は、「環境負荷の把握の状況」「環境マネジメント」の面で非常に高い水準であると判断され、企業経営において良好な環境配慮を行っているとの評価となりました。
特に、@ISO14001に基づく環境マネジメントシステムを全ての事業所において導入されている点、A医薬品製造工程の主要な環境負荷である重油ボイラーについて、順次LPGボイラーに切替え、CO2排出削減を積極的に推進されている点等が高く評価されました。
なお、今回のアルプス薬品工業株式会社に行った「環境配慮企業支援ファンド」の活用は医薬品業界では初となります。
三井住友銀行では、日本銀行の「成長基盤強化を支援するため資金供給」の趣旨を踏まえ、当行のノウハウ及び情報提供力を十分に発揮できる『環境』・『中国』等の分野を中心に、引き続き企業の活動を支援して参ります。
以 上