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TANAKAホールディングス株式会社に「環境配慮企業支援ファンド」を活用した融資を実施(1/1)
平成22年10月26日
各 位
株式会社 三井住友銀行
TANAKAホールディングス株式会社に
「環境配慮企業支援ファンド」を活用した融資を実施
株式会社三井住友銀行(頭取:奥
正之)は、日本銀行の「成長基盤強化を支援するための資金供給」の趣旨に則り組成した「環境配慮企業支援ファンド」を活用し、TANAKAホールディングス株式会社(代表取締役社長:岡本
英彌)に対し、融資を実施しました。
三井住友銀行では、従来より「SMBC環境配慮評価融資」に積極的に取り組んでおり、株式会社日本総合研究所(代表取締役社長:木本
泰行)の作成した独自の評価基準に基づいた企業の環境配慮状況を評価することで、先進的な環境配慮経営を行っている企業に対して、積極的な支援を実施して参りました。
「環境配慮企業支援ファンド」は、従来の「SMBC環境配慮評価融資」の枠組みに、日本銀行の「成長基盤強化を支援するための資金供給」を活用することで、企業の環境配慮経営への支援、並びに日本経済の成長基盤強化への支援に、従来以上に取組むことを目的に組成したものです。
今回対象となったTANAKAホールディングス株式会社は、「環境負荷の把握の状況」「環境保全対策の取組みと成果の状況」「環境マネジメント」の面で非常に高い水準であると判断され、企業経営において良好な環境配慮を行っているとの評価となりました。
特に、@1973年に公害防止を目的に環境部を設置され、現在では1SO14001に基づく環境マネジメントシステムを約9割の事業所で導入されている点、A子会社の工場において、太陽光発電や無水トイレの導入、排水処理技術を専門業者と共同開発し、廃水の自社処理に取組んでおられる点、B貴金属の回収・精製という本業を通じて、多くの環境配慮型製品の小型化や省エネルギー化等に貢献されている点などが高く評価されました。
なお、今回のTANAKAホールディングス株式会社に行った「環境配慮企業支援ファンド」の活用は、貴金属業界では初となります。
三井住友銀行では、日本銀行の「成長基盤強化を支援するための資金供給」の趣旨を踏まえ、当行のノウハウ及び情報提供力を十分に発揮できる『環境』・『中国』等の分野を中心に、引き続き企業の活動を支援して参ります。
以 上