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タカナシ乳業株式会社に「環境配慮企業支援ファンド」を活用した融資を実施(1/1)
平成22年10月28日
各 位
株式会社 三井住友銀行
タカナシ乳業株式会社に「環境配慮企業支援ファンド」を活用した融資を実施
株式会社三井住友銀行(頭取:奥 正之)は、日本銀行の「成長基盤強化を支援するための資金供給」の趣旨に則り組成した「環境配慮企業支援ファンド」を活用し、高梨乳業株式会社(代表取締役社長:高梨
信芳)に対し、融資を実施しました。
三井住友銀行では、従来より「SMBC環境配慮評価融資」に積極的に取り組んでおり、株式会社日本総合研究所(代表取締役社長:木本
泰行)の作成した独自の評価基準に基づいた企業の環境配慮状況を評価することで、先進的な環境配慮経営を行っている企業に対して、積極的な支援を実施して参りました。
「環境配慮企業支援ファンド」は、従来の「SMBC環境配慮評価融資」の枠組みに、日本銀行の「成長基盤強化を支援するための資金供給」を活用することで、企業の環境配慮経営への支援、並びに日本経済の成長基盤強化への支援に、従来以上に取組むことを目的に組成したものです。
今回対象となったタカナシ乳業株式会社は、「環境負荷の把握の状況」「環境保全対策の取組みと成果の状況」の面で非常に高い水準であると判断され、企業経営において優れた環境配慮を行っているとの評価となりました。
特に、@工場部門における冷却水や蒸発水の再利用、オフィス部門における紙ごみの削減を徹底しておられる点、A牛乳紙パックの再資源化の為、「洗って、開いて、乾かして」を利用者に対して啓蒙、資源の有効利用の活動を積極的に行っている点、B地域での循環型農業として「タカナシ有機牛乳」を始めとする有機商品を提供され、本業を通じて生物多様性保全に資する取組みを実施されている点などが高く評価されました。
なお、今回のタカナシ乳業株式会社に行った「環境配慮企業支援ファンド」の活用は、
乳業業界では初となります。
三井住友銀行では、日本銀行の「成長基盤強化を支援するための資金供給」の趣旨を踏まえ、当行のノウハウ及び情報提供力を十分に発揮できる『環境』・『中国』等の分野を中心に、引き続き企業の活動を支援して参ります。
本社のバラ園 タカナシ有機牛乳
エコドライブ講習会
以 上