ニュースリリース：三井住友銀行

環境配慮型モデル店舗の設置について(1/1)

平成23年6月20日

各　　位

株式会社　三井住友銀行

環境配慮型モデル店舗の設置について

株式会社三井住友銀行（頭取：國部　毅）は、環境に配慮した省エネ活動と節電をより一層推進するためのモデルケースとして、最新の省エネ技術・製品を導入した環境配慮型モデル店舗を設置致します。平成23年下期を目処に、関東地区・関西地区それぞれ1拠点ずつ、既存店舗を環境配慮型モデル店舗に改修する予定です。

三井住友銀行では、従来より、店舗改修にあわせた省エネ型機器の採用等を主要な対策のひとつと位置づけ、エネルギー使用量の削減に取り組んでおります。この度設置する環境配慮型モデル店舗では、省エネ技術・製品を導入し、実際の業務を通じ効果を検証致します。その上で、効果の大きい技術・製品については今後の新設・改修店舗において積極的に採用することにより、自社の環境負荷軽減と節電を推進していく方針としております。

環境配慮型モデル店舗での取組みのポイントは次のとおりです。

1.環境対策の一般公募

環境省・総務省・日本政策投資銀行・環境ビジネスウィメン及び三井住友銀行が主催する「eco japan cup 2010」において「エコ・バンキング（銀行）オフィス賞」を設け、銀行店舗における環境対策を一般公募致しました。選考の結果、最優秀賞を受賞した『Bank in Forest（森の中の銀行）』（廃棄される間伐材を有効利用した銀行店舗）の提案内容の一部を環境配慮型モデル店舗に取り入れます。

2.最新の省エネ技術・設備の導入（CO2排出量30%削減・年間節電効果30％・CASBEEの導入）

壁面緑化・太陽光発電装置・風力発電装置・太陽光集光装置・高効率空調・エコアイス・LED照明・CO2排出権取引を組み込んだ再生床材等の最新の省エネ技術・製品を導入することにより、現在の標準的な店舗と比較して、CO2排出量を30%削減、年間電気使用量につきましても30％削減することを目指します。

また、建築物の環境性能を総合的に評価し格付けするCASBEE（キャスビー）を省エネ技術・製品の評価項目の指針とすることにより、省エネ・省CO2などの環境負荷軽減に加え、室内の快適性や景観への調和などの環境品質・性能の向上が期待できます。これにより、ご来店頂くお客さま・地域住民の方々などが快適にご利用頂けるように配慮致します。

3.環境配慮・省エネ効果の見える化

店舗に太陽光発電や風力発電等の発電効果をリアルタイムで表示するモニターや環境配慮設備の効果等を解説するパネルを設置し、行内外への「環境配慮・省エネ効果の見える化」を実施致します。また、エネルギー使用量の計測機器を設置して、継続的に省エネ効果を計測・分析することで、環境配慮型モデル店舗の取組みを今後の三井住友銀行全体の省エネや節電の対策へ活用することを検討しております。

三井住友銀行では、環境問題への取組みを重要な経営課題の一つと認識し、「環境負荷軽減」「環境リスク対応」「環境ビジネス」の3つを環境配慮行動の柱として、今後も地球環境保全と企業活動との調和に取り組んで参ります。

〈〈環境配慮型モデル店舗概要〉〉

関東地区

　1.名称　　　　三井住友銀行下高井戸支店