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「SMBC環境配慮ビルディング評価私募債」の取扱開始、および鹿島建設株式会社での第一号買受けについて(1/1)
平成23年11月25日
各 位
株式会社 三井住友銀行
「SMBC環境配慮ビルディング評価私募債」の取扱開始、および
鹿島建設株式会社での第一号買受けについて
株式会社三井住友銀行(頭取:國部 毅)は、ビルディングの環境性能などを評価し、私募債買受け時にお客さまに評価結果を還元する「SMBC環境配慮ビルディング評価私募債」の取扱いを開始し、第一号として鹿島建設株式会社(代表取締役社長:中村満義、以下「鹿島建設」)の発行する私募債を買受けいたしました。
「SMBC環境配慮ビルディング評価私募債」はCSRデザイン&ランドスケープ株式会社(代表取締役社長:平松 宏城、以下「CSRデザイン&ランドスケープ」)と三井住友銀行が作成した独自の評価基準に基づき企業が保有・建設するビルディングについて、「エネルギー」「水」「マテリアル」等の環境性能や、持続可能性確保のために必要な耐震、BCP、BCM等の「リスク管理」への取組み、およびそれらを推進する「経営者の方針と実践」等を評価させていただくものです。
今般、鹿島建設が発行する「SMBC環境配慮ビルディング評価私募債」の買受けに際し、同社が保有する「AKASAKA K-TOWER」の評価をいたしました。尚、本件は、「SMBC環境配慮ビルディング評価融資/私募債」において新築ビルディングでの初の取組みとなります。
「AKASAKA K-TOWER」に対する評価結果は、「エネルギーと大気」「室内環境」「リスク管理」「経営者の環境方針と実践」の項目において、極めて高い水準であると判断され、最高位である「プラチナ」の評価となりました。
特に、@最先端の省エネルギービルを目指し、CO2排出量▲40%を実現するための先進的省エネ技術が、綿密な計画の下に具現化されている点(PAL低減率35%、設備の省エネ性能を示すERR 39%)、A外観上の特徴になっているアウトフレーム構造の採用と、エレベーターやトイレなどコアと呼ばれる部分を東西面に分けて配置することによって、断熱性能、耐震性能、日射遮蔽性能が高次元で確保されている点、B貸室内の窓際に柱がないことによるインテリア部分の使いやすさ等、テナントにとっての快適な室内環境が、「建築」というハード面と「制御」というソフト面から整備されており、「省エネ性能」と「入居者の快適性」が両立されている点が高く評価されました。
三井住友銀行では、「SMBC環境配慮ビルディング評価私募債」により、環境性能が高く、震災等のリスク対策を講じた環境配慮ビルディングの普及を金融の立場から支援することで安全かつ環境に配慮した社会の実現に貢献をして参ります。
以上
【参考】
AKASAKA K-TOWER(評価結果:プラチナ) 所在 :東京都港区元赤坂1丁目2番7号 規模 :地上30階 地下3階 塔屋2階 敷地面積:5,121.21u 延床面積:53,777.03u 竣工 :平成24年1月(予定)