ニュースリリース



次世代製造技術を用いたバイオ医薬品原薬製造工場の建設・運営プロジェクトに対する協調融資組成について(1/1)


平成2436

各 位

株式会社 三井住友銀行

次世代製造技術を用いたバイオ医薬品原薬製造工場の

建設・運営プロジェクトに対する協調融資組成について

 

 

 株式会社三井住友銀行(頭取:國部 毅)は、株式会社UNIGEN(代表取締役社長:天辻 康夫、以下「当社」)が、岐阜県揖斐郡池田町に建設を予定しているバイオ医薬品原薬製造工場の建設・運営プロジェクト(以下「本事業」)に対し、アレンジャーとして、総額105億円の協調融資を組成し、融資契約を締結いたしました。本協調融資には合計10金融機関が参加します。

 

 当社は、株式会社UMNファーマ(代表取締役社長:金指 秀一、以下「UMN社」)が、バイオ医薬品原薬の製造における協業を目的として、株式会社IHI(代表取締役社長:釡 和明)と共に設立した事業会社です。

 

本事業は、次世代のバイオ医薬品製造技術として活用が期待されている「BEVS技術(Baculovirus Expression Vector System)」という組換えタンパク質製造技術を用いて製造する、インフルエンザワクチンを始めとしたバイオ医薬品原薬の商用生産工場の建設・運営を行うものです。当社のバイオ医薬品原薬製造事業は、経済産業省の「平成23年度国内立地推進事業費補助金」交付対象事業にも採択されています。

本事業の一環として生産されるインフルエンザワクチンは、UMN社がアステラス製薬株式会社(代表取締役社長:畑中 好彦、以下「アステラス社」)と共同で研究開発を行い、当社が原薬を製造し、アピ株式会社(代表取締役社長:野々垣 孝彦)による製剤製造工程を経て、最終的にはアステラス社から市場に供給される予定です。

 

本協調融資は、三井住友銀行が、インフルエンザワクチンを始めとしたバイオ医薬品の国内供給体制確立の重要性を十分に認識しつつ、これまでの国内外におけるストラクチャードファイナンスへの取り組みを通じて培ったノウハウを活かして、本事業の特性に合わせた新たなファイナンスストラクチャーを導入しており、本事業の円滑且つ安定的な推進への寄与が期待されます。

 

(ご参考)

 

1.本施設概要

種別

バイオ医薬品原薬製造工場

場所

岐阜県揖斐郡池田町

構造

鉄骨造 5階建

設備規模

建築面積:約3,700u

延床面積:14,000u

 

                                    (出所:UMN社資料)

 

2.本協調融資金融機関団(10)

 

アレンジャーである株式会社三井住友銀行および、株式会社秋田銀行、NECキャピタルソリューション株式会社、NTTファイナンス株式会社、株式会社大垣共立銀行、株式会社十六銀行、株式会社商工組合中央金庫、株式会社八十二銀行、三菱UFJ信託銀行株式会社、株式会社横浜銀行(五十音順)

以 上

 

【本件に関するお問合せ先】  

広報部 松本 TEL0343332982




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