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平和不動産株式会社に「SMBC環境配慮ビルディング評価融資」を実施(1/1)
平成24年3月30日
各 位
株式会社 三井住友銀行
平和不動産株式会社に「SMBC環境配慮ビルディング評価融資」を実施
株式会社三井住友銀行(頭取:國部 毅)は、平和不動産株式会社(代表取締役社長:吉野 貞雄)に対し、環境に配慮したビルディングの環境性能などを評価し、融資実行時にお客さまに評価結果を還元する「SMBC環境配慮ビルディング評価融資」を実施しました。
「SMBC環境配慮ビルディング評価融資」はCSRデザイン&ランドスケープ株式会社(代表取締役社長:平松 宏城)と三井住友銀行が作成した独自の評価基準に基づき、企業が保有・建設するビルディングについて、「エネルギー」「水」「マテリアル」等の環境性能や、持続可能性確保のために必要な耐震、BCP・BCM等の「リスク管理」への取組み、およびそれらを推進する「経営者の方針と実践」等を評価させていただくものです。
今般、平和不動産株式会社が保有する「平和不動産北浜ビル」を評価し、「SMBC環境配慮ビルディング評価融資」を実行しました。
「平和不動産北浜ビル」に対する評価結果は、「経営者の方針と実践」「持続可能な敷地利用」 「室内環境」の面において高い水準であると判断され、「シルバー」の評価となりました。
特に、@コミュニティーの連続性確保や、オープンスペースの提供、ヒートアイランド対策など、敷地利用に際して幅広い取組みがなされている点、Aレイアウトにおいて、南面道路側にコア部分を、北面河川側に居室を配置し、さらに北面開口部のカーテンウォールには高性能のLow-Eガラスを使用することで、南面の熱負荷低減による省エネ効果と、開口部からの安定的な採光、最大限の眺望確保を同時に実現されている点、Bファサードにリサイクル比率の高いアルミキャスト外装材を採用し、デザイン性と環境への配慮を両立されている点、Cリスクマネジメントの観点から、地下1階に設置された管理室(防災センター)のみならず、近接する大阪証券取引所ビル内にある24時間管理員常駐の防災センターとも連携を行うことで、二重の安全網が配備されている点などが高く評価されました。
三井住友銀行では、「SMBC環境配慮ビルディング評価融資」により、環境性能が高く、震災等のリスク対策を講じたサステイナブルなビルディングの普及を金融の立場から支援することで、安全かつ環境に配慮した社会の実現に貢献をして参ります。
以 上