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NECグループ、SMBCグループ共同でのテクノロジー系ベンチャーファンドの設立について(1/1)
平成24年4月25日
各 位
NECキャピタルソリューション株式会社
SMBCベンチャーキャピタル株式会社
株式会社三井住友銀行
NECグループ、SMBCグループ共同での
テクノロジー系ベンチャーファンドの設立について
NECキャピタルソリューション株式会社(代表取締役社長:田中重穗、以下「NECAP」)とSMBCベンチャーキャピタル株式会社(代表取締役社長:勝川恒平、以下「SMBCVC」)は、独立行政法人中小企業基盤整備機構(理事長:前田正博)、株式会社三井住友銀行(頭取:國部毅、以下「SMBC」)が出資するSMBC戦略出資1号投資事業有限責任組合からの出資を受け、テクノロジー系ベンチャーファンド「イノベーティブ・ベンチャー投資事業有限責任組合」を設立いたしました。
1.ファンド設立の意義
現代日本産業の国際的競争力の向上のためには、先進的な技術をもつテクノロジー系ベンチャーを育成していく新たな枠組みが求められています。その実現に向けて、NECグループにおいて長年培われた技術の目利き力と、SMBCグループが有する金融ソリューション力という二つの力のシナジーを発揮できるベンチャーファンドを設立いたしました。
本ファンドは、国内外のテクノロジー分野において将来性や技術力を有し、「破壊的イノベーション」を通じた市場パラダイムの変革や世界市場への躍進を志向するテクノロジー系ベンチャー企業を創業期から発掘・育成していくことを目的としています。
事業法人と金融機関が共同事業として、独立行政法人中小企業基盤整備機構の資金を仰ぎ、ベンチャーファンドを組成するのは、本邦で初のケースとなります。
2.ファンドの運営
本ファンドの運営は、NECAPがICT・アウトソーシングビジネス本部に新たに設置したイノベーティブ・ベンチャーファンド事業部と、SMBCVCの投資部門が共同で行います。
NECグループは、NEC中央研究所及びNEC技術・知的財産統括本部等の技術の目利き力や、OB人材の活用等で投資先企業の成長支援を行います。
SMBCグループは、SMBCの全国の拠点から投資対象となる企業の紹介を行い、また、SMBCVCも長年培ったネットワークにより投資案件の発掘をしてまいります。
3.ファンドの概要
(1)名 称:イノベーティブ・ベンチャー投資事業有限責任組合
(2)設 立 日:平成24年4月25日
(3)規 模:35億円
(4)運営会社:NECキャピタルソリューション株式会社 (無限責任組合員:GP)
SMBCベンチャーキャピタル株式会社 (無限責任組合員:GP)
(5)出 資 者:独立行政法人中小企業基盤整備機構 (有限責任組合員:LP)
SMBC戦略出資1号投資事業有限責任組合(有限責任組合員:LP)
(6)期 間:組合期間 12年
投資期間 7年
(7)投資対象:@電子機器材料・電子機器デバイスを含む情報通信、環境、医療関連の基盤技術領域の事業を行う未公開会社で、特に成長性が高く、破壊的イノベーションを起こす可能性のある企業。
A上記@の企業を主な投資対象とするベンチャーキャピタルファンド。
以 上
【本件に関するお問い合わせ先】
NECキャピタルソリューション株式会社 コミュニケーション部
TEL:03-5476-5712
SMBCベンチャーキャピタル株式会社 経営企画部 TEL:03-6231-1580
株式会社三井住友銀行 広報部
TEL:03-4333-3680