ニュースリリース



【三井住友フィナンシャルグループ】株式会社モビットにおける合弁解消に関するお知らせ(1/1)


平成24年9月27

各  位

株式会社三井住友フィナンシャルグループ

SMBCコンシューマーファイナンス株式会社

 

 

株式会社モビットにおける合弁解消に関するお知らせ

 

 

 株式会社三井住友フィナンシャルグループ(取締役社長:宮田孝一、以下「SMFG」、その子会社及び関連会社を含めて「SMFGグループ」)の100%子会社であるSMBCコンシューマーファイナンス株式会社(代表取締役社長:久保健、以下「SMBCコンシューマーファイナンス」)は、関係当局への各種手続きを前提に、株式会社三菱東京UFJ銀行(頭取:平野信行、以下「三菱東京UFJ銀行」)との間で、両社が共同出資する株式会社モビット(代表取締役社長:安岡 正晃、以下「モビット」)における合弁関係を発展的に解消することについて基本合意いたしましたので、下記のとおりお知らせいたします。

 

 

1.    合弁解消の経緯

モビットは、平成12年(2000年)5月に旧プロミス株式会社(現:SMBCコンシューマーファイナンス)及び旧株式会社三和銀行(現:三菱東京UFJ銀行)を中心に設立され、個人のお客さま向けのローン事業(以下「ローン事業」)においては、インターネット、モバイルを中心とした受付チャネルを他社に先駆けていち早く整備し、多くのお客さまからご支持を得てまいりました。また、金融機関向けの信用保証事業(以下「保証事業」)では、全国の金融機関向けに利便性の高い商品を提供してまいりました。この結果、平成24年3月末時点におけるモビットの業容は、ローン残高 1,683億円、保証残高 684億円となっております。

一方で、法定上限金利の引下げや総量規制などを含む貸金業法の改正など、昨今の消費者金融業界を取り巻く環境は大きく変化しました。

このような状況下、SMBCコンシューマーファイナンス及び三菱東京UFJ銀行の両社が、今後のモビットの事業方針について様々な角度から協議を重ねた結果、ローン事業をSMBCコンシューマーファイナンスが、保証事業を三菱東京UFJ銀行が承継する方法で合弁関係を発展的に解消し、それぞれ独自に成長戦略を推進することが望ましいとの結論に至ったものです。

SMFGグループにおけるコンシューマーファイナンス事業の中核を担うSMBCコンシューマーファイナンスが、下記2.に記載する方法により保証事業を三菱東京UFJ銀行に承継させた後のモビット(ローン事業)を完全子会社化することで、収益基盤が一層強固なものとなり、SMFGグループのコンシューマーファイナンス事業のさらなる強化に寄与するものと考えております。

 

2.    合弁解消の方法

モビットの事業を、ローン事業と保証事業に分割します。

保証事業は、三菱東京UFJ銀行が、今後、アコム株式会社と共同で新会社(以下「保証新会社」)を設立し、保証新会社がモビットから保証事業の吸収分割を受けることにより、承継する予定です。ローン事業は、SMBCコンシューマーファイナンスが、保証事業を吸収分割した後のモビットの全株式を保有することにより、承継する予定です。

 

3.    今後のスケジュール

平成24年9月27                    基本合意書締結日

平成25年7月(予定)                 吸収分割契約締結日

平成25年度下期中(予定)             合弁解消(吸収分割効力発生日)

 

4.    当該合弁会社の概要

(1)   名称

株式会社モビット

(2)   所在地

東京都新宿区西新宿二丁目4番1号

(3)   代表者の役職・氏名

代表取締役社長 安岡正晃

(4)   事業内容

個人向けローン事業及び銀行ローン信用保証事業

(5)   資本金

200億円(平成24年3月31日現在)

(6)   設立年月日

平成12年5月17

(7)   決算期

3月末日

(8)   出資比率

SMBCコンシューマーファイナンス 50%(間接保有分含む)、三菱東京UFJ銀行 50

(9)最近3年間の経営成績及び財政状態(単位:百万円)

決算期

22年3月期

23年3月期

24年3月期

純資産

19,132

23,669

29,043

総資産

211,693

186,474

175,056

営業収益

37,955

34,409

30,628

経常利益

3,297

6,598

9,728

当期純利益

1,200

4,537

5,373

 

 

以  上

 




ニュースリリーストップへ

このページの先頭へ戻る