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平成25年度新入社員入行式頭取訓辞要旨(1/1)
平成25年4月1日
各 位
株式会社 三井住友銀行
平成25年度新入社員入行式頭取訓辞要旨
本日、三井住友銀行頭取
國部 毅は、平成25年度新入社員入行式において、下記要旨の訓辞を述べました。
記
1.経営環境と方向性
現在の世界情勢は、先行きを見通し難い「混迷の時代」。昨年末に政権が替わり、日本経済が大きく変化していく兆しがあるが、変化が多い時代はチャンスも多い時代である。
当行の強みは、世の中の流れの一歩先を見据え、他に先んじて新たな戦略を立案し、それをスピーディに実践していく「実行力」「現場力」にあり、今は、当行にとってチャンスの時。
「最高の信頼を得られ、世界に通じる金融グループ」の実現に向けて、皆さんには思う存分に力を発揮してもらいたい。
2.新入社員へのメッセージ
(1)一人一人が常に自分を磨き、能力を高めて欲しい
銀行の競争力の源泉は「人財」であり、皆さん一人一人の成長が当行としての成長につながる。
まず必要なことは、「基本」の徹底的な習得。最初に学ぶ「基本」は、将来にわたって、ずっと皆さんの支えになる。
加えて、常に一つ上の仕事にチャレンジする「気概」を持って欲しい。それが、自分の得意分野を作ることにつながり、周囲から信頼され、自分の幅を広げていくことになる。
(2)SMBC・SMFGの一員として、「Team」での行動を意識して欲しい
お客さまのニーズが多様化し、様々な部署で協働して取り組むべき案件が増えている。一人では到底出来ない仕事でも、多くの人が連携すると成し遂げることができる。皆さん一人一人が「Team SMBC」「Team SMFG」の精神で行動して欲しい。
これから始まる新人研修は、同期との絆を作り、チームワークの大切さを学ぶ良い機会。総合職の研修に参加するナショナルスタッフの方20名とも、国境を超えた同期の絆を作ってもらいたい。
(3)グローバルな視野・国際感覚を持って欲しい
海外に出て行って働く人だけではなく、あらゆるところでグローバル化への対応が必要な時代が来ている。
「アジアにもう1つのSMBCをつくる」という気概を持とうと、行内で言っている。
皆さんがそれぞれの持ち場で、グローバルな視野・意識を持つことが重要。
3.結び
私の好きな言葉であり、モットーは「正々堂々」。「正々堂々」とお客さまのニーズや期待に応える仕事をして欲しい。
先輩方の努力によって築かれたお客さまとの信頼関係を、皆さんが、高い倫理観を持って更に発展させていくことが、当行の将来に繋がる。お客さま、ひいては日本経済・世界経済の発展に貢献できるよう、高い志を持って取り組んで欲しい。
以 上