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フィリピン・Metropolitan Bank and Trust Companyとの排出量取引関連ビジネスに関する業務提携覚書締結について(1/1)
平成21 年1月27日
各 位
株式会社 三井住友銀行
フィリピン・Metropolitan Bank and Trust
Companyとの
排出量取引関連ビジネスに関する業務提携覚書締結について
株式会社 三井住友銀行(頭取:奥 正之)は、平成19年10月に排出量取引関連ビジネス専門部署である環境ソリューション室を立ち上げて以来、クリーン開発メカニズム(CDM)プロジェクトの発掘および日本を始めとした排出量購入ニーズを有する政府・企業への案件紹介を実施して参りました。また、日本の技術を紹介し、発展途上国における再生可能エネルギープロジェクトの案件開発へのサポートも実施してまいりました。さらに、ペルーの地場銀行のスコチアバンク・ペルーをはじめ、ヨーロッパ・南米・ロシアにおいて、現地の地場行と業務提携を進めていくことにより、ネットワーク力を継続的に強化しております。
この度、東南アジア地域におきましても、排出量ビジネスを本格化させ、業務を拡大する一環として、フィリピンの大手民間商業銀行であるMetropolitan Bank and Trust Company(以下、「Metrobank」)と排出量取引関連ビジネスを対象にした業務提携に係る覚書を締結致しました。
本覚書は、幅広い顧客ネットワークを有するMetrobankの協力により、フィリピンにおける「クリーン開発メカニズム(CDM)」プロジェクトを発掘し、またプロジェクト化の支援を協働すると共に、日本をはじめとする排出量購入ニーズを有する政府・企業への案件紹介を目的とするものです。
本覚書の締結により、当行は地球温暖化ガス削減のポテンシャルが高いフィリピンでの排出量ビジネスを強化することを通して、東南アジアマーケットにおける一層の業務拡大を目指します。
1.本覚書の概要
本覚書の概要は以下のとおりとなっております。
(1)
当行は、Metrobankの役職員及びその顧客に対して、CDMに対する理解の促進を、セミナーの開催等を通じて実施し、フィリピンにおける排出量取引ビジネスの拡大に尽力する。
(2)
Metrobankは、自社の顧客ネットワークを活用し、潜在顧客・プロジェクトの発掘を行い、当行と案件情報を共有する。
(3)
当行は、グループ企業及びネットワークを有するコンサルティング会社・エンジニアリング会社等と共に、ポテンシャル評価・案件開発を実施していく。
2.Metropolitan
Bank and Trust Companyの概要
設 立: 1962年 9月 5日
本店所在地:マニラ首都圏マカティ市(フィリピン)
拠 点 数: 国内552 拠点、海外8拠点(平成20年 第3四半期現在)
総 資 産: 7261億フィリピンペソ(平成20年 第3四半期現在)
自己資本比率:13%(平成20年 第3四半期現在)
上 場: フィリピン
格 付: S&P BB−(長期)、Moody’s B1(長期)
以 上
【本件に関するお問い合わせ先】
広報部 戸川 TEL:03-5512-2678
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