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関西アーバン銀行とびわこ銀行の合併に関する基本合意について(1/1)
平成21年3月13日
各 位
株式会社関西アーバン銀行
(コード番号 8545)
株式会社びわこ銀行
(コード番号 8552)
株式会社三井住友銀行
関西アーバン銀行とびわこ銀行の合併に関する基本合意について
株式会社関西アーバン銀行(頭取:北 幸二、以下「関西アーバン銀行」)、株式会社びわこ銀行(頭取:山田 督、以下「びわこ銀行」)、株式会社三井住友銀行(頭取:奥 正之、以下「三井住友銀行」)は、関西アーバン銀行及び びわこ銀行が対等の精神に基づき合併(以下「本合併」、本合併後の銀行を以下「合併新銀行」)することについて、以下のとおり基本合意いたしましたので、お知らせいたします。
記
1. 本合併の目的
世界的な景気低迷を受け、地域経済への影響も一層深まる中、地域金融機関としてさらに安定した金融機能を発揮するためには、経営体力の強化が不可欠な状況となっております。また、環境変化に対応し安定的な成長を持続するため、営業基盤の強化や収益力の向上、多様かつ高度な金融サービスの提供がますます求められております。
このような環境認識の下、関西アーバン銀行とびわこ銀行は、関西エリアトップクラスの経営体力と将来の道州制への動きにも対応した広域営業基盤を有する地方銀行の実現を目指し、合併することを基本合意いたしました。
合併新銀行は、大きな経済規模を誇る大阪におけるさらなる成長を目指すとともに、人口増加が著しく、富裕層も多い滋賀県マーケットを個人取引の重要な営業基盤として位置付け、三井住友銀行グループの高度な金融ノウハウを活用する新しいタイプの広域リテール地銀として、中小企業及び個人のお客さまに、より一層ご満足いただける金融サービスを提供し、地域経済発展への貢献を目指します。また、環境活動、社会貢献活動等を通じ、地域に対する社会的責任を果たしてまいります。
また、三井住友銀行は、合併新銀行を中核的なグループ会社の一つと位置付けるとともに、複合的な金融グループとしての強みを活かしながら合併新銀行と連携することにより、滋賀県を含めた関西エリアにおいて幅広いお客さまに従来以上に高いご満足をいただけるよう、本合併を支援してまいります。
2. 本合併の概要
(1)合併期日 平成22年3月1日(目途)
(2)存続会社 法手続き上の存続会社は、関西アーバン銀行といたします。
(3)本店所在地 登記上の本店所在地は、大阪市中央区西心斎橋一丁目2番4号
といたします。
(4)その他
・商号、合併比率、資本金、代表者等、合併の詳細については、別途協議のうえ、平成21年11月に予定する合併契約締結までに決定いたします。
・合併新銀行は、東京証券取引所市場第一部及び大阪証券取引所市場第一部の上場を維持する方針です。
・組織上の本部機能については、大阪及び滋賀に配置いたします。
・本合併は、法令等の定めに応じ、株主総会決議による承認、関係当局の許認可等が得られることを条件に実施します。
3. 今後の検討体制
本合併の基本的内容の詳細の検討及び本合併後の統合戦略を策定するために、速やかに合併準備委員会を設置いたします。
併せて、合併準備委員会の下に企画、人事、営業、事務システム、リスク管理、コンプライアンス等、個別テーマごとの検討部会を設置し本合併に向けた準備作業を進めてまいります。
4. 業績に与える影響
(1)関西アーバン銀行
本件が平成21年3月期の業績に与える影響はありません。
なお、本日、別途平成21年3月期の業績予想修正を公表しております。
(「平成21年3月期通期の業績予想及び期末配当予想の修正に関するお知らせ」参照)
また、来年度以降の業績見通しは確定次第別途公表いたします。
(2)びわこ銀行
本件に伴う平成21年3月期の業績予想修正はありません。
また、来年度以降の業績見通しは確定次第別途公表いたします。
5. 合併までの日程(予定)
(1)平成21年11月頃 (目途) 合併契約書締結
(2)平成22年1月頃 (目途) 合併承認株主総会(臨時)
(3)平成22年3月1日(目途) 合併期日(合併期日の4日前(休業日を除く)の日をもってびわこ銀行は大阪証券取引所市場第一部において上場廃止となる予定です。但し、合併新銀行は、東京証券取引所市場第一部及び大阪証券取引所市場第一部の上場を維持する予定です。)
6. 合併当事会社2社の概要(平成20年9月末現在)
商号
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株式会社関西アーバン銀行
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株式会社びわこ銀行
|
設立年月日
|
大正11年7月1日
|
昭和17年10月2日
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本店所在地
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大阪市中央区西心斎橋一丁目
2番4号
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滋賀県大津市中央四丁目
5番12号
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代表者の役職・氏名
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頭取 北 幸二
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頭取 山田 督
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事業内容
|
銀行業
|
銀行業
|
資本金
|
370億円
|
280億円
|
発行済株式数
|
479,348千株
|
190,813千株
|
内、普通株式
|
479,348千株
|
140,188千株
|
内、優先株式
|
−
|
50,625千株
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純資産
|
1,113億円(連結)
|
387億円(連結)
|
総資産
|
3兆4,884億円(連結)
|
1兆937億円(連結)
|
決算期
|
3月末日
|
3月末日
|
従業員数
|
1,926人(連結)
|
936人(連結)
|
大株主及び持株比率(普通株式)
|
株式会社三井住友銀行(42.16%)
銀泉株式会社(7.11%)
株式会社クオーク(5.70%)
三井住友カード株式会社(3.71%)
タイヨウ ファンド,エル.ピー.(3.62%)
三井住友ファイナンス&リース株式会社(3.07%)
|
びわこ銀行自社株投資会(3.88%)
銀泉株式会社(3.76%)
株式会社三井住友銀行(3.74%)
株式会社東和銀行(2.67%)
日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口)( 2.62%)
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7. 合併当事会社2社の最近3決算期間の業績(百万円)
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株式会社関西アーバン銀行(連結)
|
株式会社びわこ銀行(連結)
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18年3月期
|
19年3月期
|
20年3月期
|
18年3月期
|
19年3月期
|
20年3月期
|
|
経常収益
|
81,443
|
99,990
|
112,619
|
30,350
|
31,524
|
33,012
|
経常利益
|
13,779
|
23,039
|
18,866
|
3,706
|
4,330
|
4,728
|
当期純利益
|
6,718
|
10,552
|
13,055
|
4,881
|
5,853
|
3,466
|
自己資本比率
(国内基準)
|
9.31%
|
9.92%
|
9.63%
|
8.49%
|
9.41%
|
9.57%
|
以 上
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