平成21年4月7日

各　　位

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　株式会社 三井住友銀行

 

 

 

陸運大手ＳＧホールディングス株式会社に「ＳＭＢＣ環境配慮評価融資」を実施

 

　株式会社三井住友銀行（頭取：奥 正之）は、佐川急便株式会社の持株会社である、ＳＧホールディングス株式会社（代表取締役会長兼社長：栗和田榮一）に対し、「ＳＭＢＣ環境配慮評価融資」を実施いたしました。

 

　「ＳＭＢＣ環境配慮評価融資」は、株式会社日本総合研究所（代表取締役社長：木本 泰行）の作成した独自の評価基準に基づき企業の環境配慮状況を評価し、評価結果に応じたご融資条件の設定を行うとともに、環境経営における今後の改善余地を、簡易診断のかたちでご提供する融資商品です。

 

　今回、ＳＧホールディングス株式会社のグループに対して環境配慮状況の評価を行った結果、「環境コミュニケーション」の面で非常に高い水準であると判断され、企業経営において優れた環境配慮を行っているとの評価になりました。

 

特に、「クライメート・セイバーズ・プログラム」^※に参加し、天然ガス自動車の積極的導入や、バイオガスやバイオガソリン等の利用をいち早く始める等、二酸化炭素排出量を削減するための先進的で多彩な環境取組みを実現している点や他社に先駆け環境配慮型商品（「CO2排出権付き飛脚宅配便」）の販売を行っている点などが高く評価されました。

 

　「ＳＭＢＣ環境配慮評価融資」の枠組みにおける運輸業界での取組みは、今回のＳＧホールディングス株式会社が第一号となります。

 

　三井住友銀行では、「ＳＭＢＣ環境配慮評価融資」により、環境配慮を進める企業の取組みを客観的に評価・診断することで、企業の環境配慮活動をご支援して参ります。

 

※「クライメート・セイバーズ・プログラム」

ＷＷＦ(World Wide fund for Nature:世界自然保護基金)と企業がパートナーシップを結び、企業の温室効果ガスの削減目標を立てそれを実行していくプログラム。当プログラムへの参加は、従来の（温室効果ガスの削減）目標を上回る目標設定、削減量及び目標の達成度に関する第三者機関による検証と認証等が条件となる。佐川急便株式会社の参加は日本企業初、運輸部門としては世界で唯一となる。

以　上