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株式会社商船三井に「SMBC環境配慮評価融資」を実施(1/1)
平成21年6月18日
各 位
株式会社 三井住友銀行
株式会社商船三井に「SMBC環境配慮評価融資」を実施
株式会社三井住友銀行(頭取:奥
正之)は、株式会社商船三井(代表取締役社長:芦田 昭充)に対し、「SMBC環境配慮評価融資」を実施しました。
三井住友銀行では、環境問題を重要な経営課題のひとつと認識し、地球環境保全と企業活動との調和に取り組んでおります。特に、地球環境の維持向上につながる商品の開発やソリューション提供は、金融機関として本業を通じ社会的責任を最も効果的に果たせる業務と考え、力を入れて取り組んでおります。
「SMBC環境配慮評価融資」は、株式会社日本総合研究所(代表取締役社長:木本
泰行)の作成した独自の評価基準に基づき企業の環境配慮状況を評価し、評価結果に応じたご融資条件の設定を行うとともに、環境経営における今後の改善余地を、簡易診断のかたちでご提供する融資商品です。
今回対象となった株式会社商船三井に対する環境配慮状況の評価結果は、「環境マネジメントシステム」「環境コミュニケーション」面で非常に高い水準であると判断され、企業経営において優れた環境配慮を行っているとの高い評価となりました。
特に、副社長を担当責任者におかれた「CSR・環境対策委員会」のもと、@大阪大学との共同研究による省エネルギー船の開発や、船舶における省エネルギーの考え方を独自に「ECO SAILING(エコセーリング)」と名づけソフト・ハード両面での省エネ活動の展開等、積極的な地球温暖化防止対策、Aタンカーのダブルハル化推進やバラスト処理装置の開発への先進的取り組み等、生物多様性保全への対応をも含めた海洋環境保全への取り組みを行っておられる点、B社内報「CSRハンドブック」や「環境保全活動の手引き」等の作成により従業員への環境啓発を推進しておられる点などが高く評価されました。
三井住友銀行では、「SMBC環境配慮評価融資」により、環境配慮を進める企業の取り組みを客観的に評価・診断することで、企業の環境配慮活動をご支援して参ります。
写真@風圧抵抗を削減した省エネルギー船 写真Aバラスト水処理実験 写真Bダブルハル(二重船殻)構造
以 上
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