ニュースリリース



大建工業株式会社に「SMBC環境配慮評価融資」を実施(1/1)


平成21914

各  位

株式会社 三井住友銀行

 

大建工業株式会社に「SMBC環境配慮評価融資」を実施

 

 株式会社三井住友銀行(頭取:奥 正之)は、大建工業株式会社(取締役社長:澤木 良次)に対し、「SMBC環境配慮評価融資」を実施しました。

 

三井住友銀行では、環境問題を重要な経営課題のひとつと認識し、地球環境保全と企業活動との調和に取り組んでおります。特に、地球環境の維持向上につながる商品の開発やソリューション提供は、金融機関として本業を通じ社会的責任を最も効果的に果たせる業務と考え、力を入れて取り組んでおります。

 

 「SMBC環境配慮評価融資」は、株式会社日本総合研究所(代表取締役社長:木本 泰行)の作成した独自の評価基準に基づき企業の環境配慮状況を評価し、評価結果に応じたご融資条件の設定を行うとともに、環境経営における今後の改善余地を、簡易診断のかたちでご提供する融資商品です。

 

 今回対象となった大建工業株式会社に対する環境配慮状況の評価結果は、「環境保全対策の取組と成果の状況」「環境負荷の把握の状況」面で非常に高い水準であると判断され、建材業界では初めて、企業経営において優れた環境配慮を行っているとの高い評価となりました。

 

特に、@1950年代から製材端材などの廃木材を再利用する木質繊維板事業に取り組まれておられる先見性と継続実績や、A「環境発想のものづくり」という意識のもと、エコ素材事業(インシュレーションボード、ダイロートン、MDF、ダイライト、ハードボード)を事業の柱として位置づけておられる点、B積極的な南洋材の使用量削減の取組みや、天然木の代替としてマレーシア・サラワク州で約5,500ヘクタールを対象に植林事業に取り組まれる等、植林材利用を積極的に推進しておられる点CLNGへの燃料転換、バイオマスエネルギーの有効活用などを通じて二酸化炭素排出量削減に取り組まれ、2007年度の排出量は1990年度排出量(推計値)の約16%削減を実現されている点などが高く評価されました。

 

 三井住友銀行では、「SMBC環境配慮評価融資」により、環境配慮を進める企業の取り組みを客観的に評価・診断することで、企業の環境配慮活動をご支援して参ります。

 


  

 

 

 

 

 

 

エコ素材を紹介する展示施設(同社のインシュレーション    植林事業(マレーシア サラワク州)

ボード事業50周年を記念して設立されたアイビー記念館:岡山)

                                                        

以 上

 

 

 




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