ニュースリリース：三井住友銀行

株式会社ノーリツに「ＳＭＢＣ環境配慮評価融資」を実施(1/1)

平成21年10月9日

各　　位

株式会社　三井住友銀行

株式会社ノーリツに「ＳＭＢＣ環境配慮評価融資」を実施

株式会社三井住友銀行（頭取：奥正之）は、株式会社ノーリツ（代表取締役社長：國井総一郎）に対し、「ＳＭＢＣ環境配慮評価融資」を実施しました。

三井住友銀行では、環境問題を重要な経営課題のひとつと認識し、地球環境保全と企業活動との調和に取り組んでおります。特に、地球環境の維持向上につながる商品の開発やソリューション提供は、金融機関として本業を通じ社会的責任を最も効果的に果たせる業務と考え、力を入れて取り組んでおります。

「ＳＭＢＣ環境配慮評価融資」は、株式会社日本総合研究所（代表取締役社長：木本泰行）の作成した独自の評価基準に基づき企業の環境配慮状況を評価し、評価結果に応じたご融資条件の設定を行うとともに、環境経営における今後の改善余地を、簡易診断のかたちでご提供する融資商品です。

今回対象となった株式会社ノーリツは、環境省の創設したエコ･ファースト制度^※において、ガス石油機器業界で初めて「エコ・ファースト企業」として認定され、持続可能な社会の形成に積極的に貢献されています。また、9月10日には同業界で初めて営業本部全拠点（68ヶ所）で環境マネジメントシステムISO14001の認証を取得されています。今回の環境配慮状況の評価結果についても、「環境負荷把握の状況」「環境マネジメントシステム」の面で非常に高い水準であると判断され、企業経営において優れた環境配慮を行っているとの高い評価となりました。

特に、①CO₂の排出量削減による地球温暖化対策のため、CO₂の排出量を製品の使用段階をも含めて把握され、その低減を「グリーンプロモーション」の強化として全社一丸となって取り組まれている点や、化石燃料使用の削減に高いレベルで取り組まれており、さらに新エネルギー活用の研究開発を推進しておられる点、②環境配慮型商品の自社基準に関し、継続的に厳格化を行い自社製品の環境配慮度合いの底上げを図っておられる点、③「エコを語れる営業マンの育成」に努められるなど従業員への環境教育やそれを通じた社会への環境啓発活動を積極的に行っておられる点などが高く評価されました。

三井住友銀行では、「ＳＭＢＣ環境配慮評価融資」により、環境配慮を進める企業の取組みを客観的に評価・診断することで、企業の環境配慮活動をご支援して参ります。

※ エコ･ファースト制度･･･業界のトップランナー企業の環境保全に関する行動を更に促進していくため、企業が環境大臣に対し、京都議定書の目標達成に向けた地球温暖化対策など、自らの環境保全に関する取組みを約束する制度

①高効率ガス温水暖房付ふろ給湯器「GTH-C2446シリーズ」

②太陽熱利用給湯システム「スカイピアVFシリーズ」（右図は設置イメージ）

以　上