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ヒューリック株式会社に「京都議定書目標達成特別支援無利子融資(利子補給)制度」を活用した不動産業界第一号案件融資を実施(1/1)


平成223 3

各  位

株式会社 三井住友銀行

 

ヒューリック株式会社に

「京都議定書目標達成特別支援無利子融資(利子補給)制度」

を活用した不動産業界第一号案件融資を実施

 

 株式会社三井住友銀行(頭取:奥 正之)は、環境省「京都議定書目標達成特別支援無利子融資(利子補給)制度」(以下、「本制度」)を活用した融資の不動産業界第一号案件として、ヒューリック株式会社(代表取締役社長:西浦 三郎)に対し融資を実施致しました。

 

 本制度により、企業は、財団法人日本環境協会(会長:森蔦 昭夫)より採択を受けた金融機関から、環境格付融資の審査を受けた上で、一定期間内にCO2排出原単位の改善、またはCO2排出総量の削減を誓約・達成することを条件として、設備投資への融資利率の3%を限度(無利子相当を上限)とした利子補給を3年間にわたり受けることができます。

 

 今回、ヒューリック株式会社は、3年以内に6%以上のCO2排出原単位の改善をするという高い目標を誓約された事により、(仮称)虎ノ門ファーストガーデンの新築工事に伴う資金調達に本制度を活用することとなりました。(仮称)虎ノ門ファーストガーデンでは、地上・屋上緑化だけでなく、地上8階までの大規模な壁面緑化の導入、LowE複層ガラスや昼光を利用した調光制御、自然換気、高効率空調設備など、環境に配慮した設備を多数導入しており、通常のビルよりもCO排出量を30%程度抑制する省エネビルになる予定です。

※平成17年の東京都テナントビル200棟の平均値

 

なお今回のヒューリック株式会社への融資は、財団法人日本環境協会より利子補給交付の決定を受け、本事業を活用した不動産業界初のご融資となります。

 

三井住友銀行では、本業を通じ、環境配慮を進める企業の活動を支援して参ります。

 

■建物概要

工事名称:(仮称)虎ノ門ファーストガーデン

所在地 :東京都港区虎ノ門一丁目7番地

敷地面積:1,358.06u(410.81坪)

延床面積:10,154.73u(3,071.80坪)

構造  :鉄骨造・一部鉄筋コンクリート造

地上12階、地下2階、塔屋2

竣工  :20108月末日(予定)

 
 

 

 

 

 

 

 

以  上

 

 

 

(別紙)

 

京都議定書目標達成特別支援無利子融資 概要

項 目

内 容

利子補給総額

45億円

対象企業

平成20年(2008年)を基準年とし、以下のいずれかの誓約を行う環境配慮企業

・融資開始日から3年以内にCO2排出原単位6%改善又はCO2排出量6%削減

・融資開始日から5年以内にCO2排出原単位10%改善又はCO2排出量10%削減

融資条件

@貸付の形式: 証書貸付。

A利払方法: 原則として6か月ごとの後払い。

B利率の条件: 利子補給期間中は固定利率とする。

C融資の開始: 融資は平成22331日までに開始すること。

Dその他: 会計検査院等の求めがある場合は、対象企業の審査等の執行に関する資料を提出すること。

資金使途

地球温暖化対策に係る設備投資

利子補給対象融資限度額

100億円/件

(基金の執行状況に応じて変更することがあります。)

利子補給率

上限

3%(無利子を限度とする。)

利子補給期間

借入れ開始日から開始して3年間以内(貸付の返還期限を上限)

 




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