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株式会社アシックスの「SMBC環境配慮評価私募債」買受けについて(1/1)
平成22年9月1日
各 位
株式会社 三井住友銀行
株式会社アシックスの「SMBC環境配慮評価私募債」買受けについて
株式会社三井住友銀行(頭取:奥 正之)は、株式会社アシックス(代表取締役社長:尾山
基)の発行する「SMBC環境配慮評価私募債」を買受けいたしました。
三井住友銀行では、環境問題を重要な経営課題のひとつと認識し、地球環境保全と企業活動との調和に取り組んでおります。特に、地球環境の維持向上につながる商品の開発やソリューション提供は、金融機関として本業を通じた社会的責任を最も効果的に果たせる業務と考え、力を入れて取り組んでおります。
「SMBC環境配慮評価私募債」は、株式会社日本総合研究所(代表取締役社長:木本
泰行)の作成した独自の評価基準に基づき企業の環境配慮状況を評価し、評価結果に応じた買受け条件の設定を行うとともに、環境経営における今後の改善余地を、簡易診断のかたちでご提供する私募債です。
今回対象となった株式会社アシックスに対する環境配慮状況の評価結果は、「環境保全対策の取組と成果」「環境ビジネスと環境コミュニケーション」の面で特に高い水準であると判断され、企業経営において良好な環境配慮を行っているとの評価となりました。
特に、@環境ビジネスの面において、環境に配慮した商品開発やマーケティングを積極的に推進し、目標数を上回る商品開発や、国内販売の向上という具体的な成果をあげられている点、Aシューズとウェアについて、LCA評価を実施され、ライフサイクル各段階での環境負荷把握と分析に基づき、環境負荷削減の検討を実施。また、こうした過程を活用して、マテリアルフローコスト会計の手法の習得・導入にも先進的に取組まれている点、B「カーボンフットプリント制度試行事業」として、ユニホームの「商品種別算定基準」策定作業に参加され、スクールウェアの「カーボンフットプリント」マーク表示の認定を取得される等、低炭素社会の実現に向けた、新たな制度の普及に向けた貢献をされている点等が高く評価されました。
三井住友銀行では、「SMBC環境配慮評価私募債」により、環境配慮を進める企業の取り組みを客観的に評価・診断することで、企業の環境配慮活動をご支援して参ります。
以 上