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エバークリーン株式会社の「SMBC環境配慮評価私募債」買受けについて(1/1)
平成22年10月1日
各 位
株式会社 三井住友銀行
エバークリーン株式会社の「SMBC環境配慮評価私募債」買受けについて
株式会社三井住友銀行(頭取:奥 正之)は、エバークリーン株式会社(代表取締役社長:加藤 栄作)の発行する「SMBC環境配慮評価私募債」を買受け致しました。
三井住友銀行では、環境問題を重要な経営課題のひとつと認識し、地球環境保全と企業活動との調和に取り組んでおります。特に、地球環境の維持向上につながる商品の開発やソリューション提供は、金融機関として本業を通じ社会的責任を最も効果的に果たせる業務と考え、力を入れて取り組んでおります。
「SMBC環境配慮評価私募債」は、株式会社日本総合研究所(代表取締役社長:木本 泰行)の作成した独自の評価基準に基づき企業の環境配慮状況を評価し、評価結果に応じた買受け条件の設定を行うとともに、環境経営における今後の改善余地を、簡易診断のかたちでご提供する私募債です。
今回対象となった、エバークリーン株式会社に対する環境配慮状況の評価結果は、「環境ビジネスと環境コミュニケーション」「環境保全対策の取組と成果の状況」の面で高い水準であると判断され、企業経営において良好な環境取り組みを実施されているとの評価となりました。
特に、@環境ビジネスを自社の事業そのものと捉え、これまで水溶性であることから回収されることなく放流されてきた自動車等のラジエータ冷却水に用いるロングライフクーラント廃液(LLC)について、LLCから主要成分であるエチレングリコールを回収するシステムを日本で初めて構築し、回収量を年々拡大する等、環境負荷低減に資する様々なビジネスを推進しておられる点、A事業場跡地への植林を実施され、植樹したクヌギの木に集まったカブトムシ・クワガタを地域に配布するなど、環境配慮活動と同時に地域社会と良好な関係を構築されておられる点等が評価されました。
なお、エバークリーン株式会社の発行する「SMBC環境配慮評価私募債」の買受けは、リサイクル業界で第一号となります。
三井住友銀行では、「SMBC環境配慮評価私募債」により、環境配慮を進める企業の取組みを客観的に評価・診断することで、企業の環境配慮活動をご支援して参ります。
廃LLC処理設備 エバークリーンの森
回収した廃LLC(左)と 処理後の再生エチレングリコール(右) 回収した廃LLC(左)と 処理後の再生エチレングリコール(右)
以 上