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兵庫パルプ工業株式会社の「SMBC環境配慮評価私募債」買受けについて(1/1)
平成22年11月25日
各 位
株式会社 三井住友銀行
兵庫パルプ工業株式会社の「SMBC環境配慮評価私募債」買受けについて
株式会社三井住友銀行(頭取:奥 正之)は、兵庫パルプ工業株式会社(代表取締役社長:井川
雄治)の発行する、「SMBC環境配慮評価私募債」を買受けいたしました。
三井住友銀行では、環境問題を重要な経営課題のひとつと認識し、地球環境保全と企業活動との調和に取り組んでおります。特に、地球環境の維持向上につながる商品の開発やソリューション提供は、金融機関として本業を通じた社会的責任を最も効果的に果たせる業務と考え、力を入れて取り組んでおります。
「SMBC環境配慮評価私募債」は、三井住友銀行と株式会社日本総合研究所(代表取締役社長:木本 泰行)の作成した独自の評価基準に基づき企業の環境配慮状況を評価し、評価結果に応じた買受け条件の設定を行うとともに、環境経営における今後の改善余地を、簡易診断のかたちでご提供する私募債です。
今回対象となった兵庫パルプ工業株式会社は、未晒クラフトパルプの製造及びバイオマス電力の製造業者として、環境に深く関わりのある事業を展開しておられます。今回の環境配慮状況の評価結果についても、「環境負荷の把握状況」「環境マネジメントシステム」の面で高い水準であると判断され、企業経営において環境配慮を行っているとの評価となりました。
特に、@木くずとRPFを利用したバイオマス発電事業に関し「ひょうごバイオマスecoモデル」に平成17年・第7号の登録をされるなど、バイオマスの有効利用に関する先進性を有している点、A古紙利用が重視されている製紙業界において、将来的な需給バランスや環境への影響を鑑み、輸入チップではなく製廃材チップや家屋解体材を中心に関西・中国地方一円から調達を行われている点や、Bアスベストの代替素材であるセロファイバーを提供するなど、環境課題の解決に資する事業展開を促進されている点などが高く評価されました。
三井住友銀行では、「SMBC環境配慮評価私募債」により、環境配慮を進める企業の取り組みを客観的に評価・診断することで、企業の環境配慮活動を支援して参ります。
以 上