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豊岡市に自治体初となる「SMBCサステイナブル ビルディング評価融資」を実施(1/1)
平成25年11月29日
各 位
株式会社 三井住友銀行
豊岡市に自治体初となる
「SMBCサステイナブル ビルディング評価融資」を実施
株式会社三井住友銀行(頭取:國部 毅)は、豊岡市(市長:中貝 宗治)に対し、環境等のサステイナビリティに配慮したビルディングの性能などを評価し、融資実行時にお客さまに評価結果を還元する「SMBCサステイナブル ビルディング評価融資」を実施しました。
「SMBCサステイナブル
ビルディング評価融資」はCSRデザイン&ランドスケープ株式会社(代表取締役:平松 宏城)と三井住友銀行が作成した独自の評価基準に基づき、企業や自治体が保有・建設するビルディングについて、「エネルギー」「水」「マテリアル」等の環境性能や、持続可能性確保のために必要な耐震、BCP・BCM等の「リスク管理」への取組み、およびそれらを推進する「サステイナブル経営の方針と実践」等を評価させていただくものです。
今般、豊岡市が建設した「豊岡市役所 新庁舎」を評価し、自治体初となる「SMBCサステイナブル ビルディング評価融資」を実行しました。
「豊岡市役所 新庁舎」に対する評価結果は、「節水」、「室内環境」「リスク管理」の面をはじめ、全般的に環境への配慮が高い水準であると判断され、環境都市としてコウノトリと共に生きるまちづくりを進める豊岡市の新庁舎にふさわしい、優れた環境等のサステイナビリティへの配慮がなされたビルディングとして「ゴールド」の評価となりました。
特に、@ヒートアイランド対策として夏の日射による室温の上昇を防ぐため東西面でLow-e
ガラスを採用する一方、庇のある南面では冬季の天候を考慮し一般的な複層ガラスを採用するなど、費用対効果を踏まえた省エネ設計を行っておられる点、A新庁舎の一階にエコ見える化ステーションを設置し、省エネへの取り組みをディスプレイで表示するなど、市民への環境情報発信を積極的に行っておられる点、B節水性能の高い衛生機器の採用に加え、雨水をトイレの流水および敷地内の植栽地や屋上緑化での灌水装置へ利用するなど、効率的な水の利用・運用がなされている点、C自然災害や地震への対策やエネルギーセキュリティ・BCP・BCM・防災対策に配慮した設計がなされている点、D全ての市民が安全・快適に新庁舎を利用できるよう、機能や設備にユニバーサルデザインを積極的に取り入れられている点などが高く評価されました。
三井住友銀行では、「SMBCサステイナブル ビルディング評価融資」により、環境性能が高く、震災等のリスク対策を講じたサステイナブルなビルディングの普及を金融の立場から支援することで、安全かつ環境に配慮した社会の実現に貢献をして参ります。
【参考】
所在 :兵庫県豊岡市中央町2番4号 規模 :本庁舎地上7階、塔屋1階 豊岡市議会議場・豊岡稽古堂地上3階 建築面積:本庁舎2,998.59u 豊岡市議会議場・豊岡稽古堂546.45u 延床面積:本庁舎14,193.90u 豊岡市議会議場・豊岡稽古堂1,579.42u 竣工 :平成25年7月
このニュースリリースは、投資勧誘を推奨することを目的としたものでは ありません。