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平成26年度新入社員入行式頭取訓辞要旨(1/1)
平成26年4月1日
各 位
株式会社 三井住友銀行
平成26年度新入社員入行式頭取訓辞要旨
本日、三井住友銀行頭取
國部 毅は、平成26年度新入社員入行式において、下記要旨の訓辞を述べました。
記
1.経営環境と方向性
現在の日本経済は、所謂「アベノミクス効果」によって、明るい兆しが見え始めている。
一方、変化の激しい時代だからこそ、現状に満足してはいけないという危機感を持ち、時代の一歩先を読み、お客さまの期待を超えるサービスを提供し続ける必要がある。
当行では今日から新たな3年間の中期経営計画をスタートさせており、お客さまのニーズへの対応力を更に高めるため、合併来最大の営業体制の見直しを実行した。
また、アジアを中心とした海外ビジネス戦略、コンシューマファイナンス・カード事業戦略、IT・ネット、決済ビジネス戦略等において、ビジネスモデル改革に取り組んでいく。
当行が金融機関としての使命を果たし、日本経済の成長に貢献するため、皆さんには思う存分に能力を発揮し、生き生きと活躍してもらいたい。
2.新入社員へのメッセージ
(1)確りと基本を身に付け、前例に捉われず変革を厭わない人間になって欲しい
まずは「基本」を習得するために、日々の地道な努力を継続することが重要。入行から2〜3年間で学ぶ基礎知識は、将来に亘って、一人ひとりのベースとなり、貴重な資産となる。
それに加えて、「プロアクティブ」かつ「イノベーティブ」に行動することを意識して欲しい。
現状に安住せず、自らを進化させることに挑み続ける姿勢が大切。
(2)チームワークを大切にし、『Team SMBC / SMFG』としての行動を意識して欲しい
大きな成果を挙げるためには、一人一人の能力や専門性は勿論のこと、高い目標意識、志を共有し、強いチームワークを有することが必要。
お客さまのニーズが多様化・高度化する中で、「Team SMBC」「Team SMFG」の精神で一体感を持って取り組み、どこにも負けないチーム力を発揮していきたい。
(3)グローバルな視野・国際感覚を持ち、グローバルに活躍出来る人材になって欲しい色々な角度から、広い視野で物事を捉えるとともに、自分自身や周囲の環境を客観的・俯瞰的に見つめ、自分らしさや強みを大切にして、グローバルに活躍出来る人材になって欲しい。
当行が「真のグローバルバンク」となるため、従業員一人ひとりが「グローバル化」に対する意識を高めることが重要。
3.結び
私の好きな言葉であり、モットーは「正々堂々」。どんな困難に直面しても、「正々堂々」と向き合って、全職員が一致団結して、知恵を絞り、力を合せれば、必ず道は拓けると信じている。
皆さんと一丸となって、「最高の信頼を通じて、日本・アジアをリードし、お客さまと共に成長するグローバル金融グループ」を目指し、お客さま、ひいては日本経済・世界経済の発展に貢献していきたい。
以 上