平成26年8月6日

各　　位

株式会社　三井住友銀行

 

 

ＡＮＡホールディングス株式会社に

「ＳＭＢＣサステイナビリティ評価融資」を実施

 

　株式会社三井住友銀行（頭取：國部 毅）は、ＡＮＡホールディングス株式会社（代表取締役社長：伊東 信一郎）に対し、「ＳＭＢＣサステイナビリティ評価融資」を実施致しました。

 

「ＳＭＢＣサステイナビリティ評価融資」は、株式会社三井住友銀行と株式会社日本総合研究所（代表取締役社長：藤井 順輔）が独自に作成した評価基準に基づき、企業のＥＳＧ^※1側面の情報開示とサステイナビリティ^※2への取り組みなどを評価し、　　評価結果に応じた融資条件の設定を行うとともに、取り組みや情報開示の適切さについての現状分析、今後の課題、課題への取り組み事例などを還元させていただく融資商品です。

 

今回対象となりました、ＡＮＡホールディングス株式会社に対する評価結果は、「環境マネジメント」、「顧客に対する誠実さ」、「ローカル／グローバル・コミュニティへの配慮」において非常に高い水準であると判断され、ＥＳＧ側面において、大変優れたサステイナビリティへの取り組みと網羅性に優れた情報開示を実施されていると、最上位評価（ＡＡＡ）となりました。

 

特に、�@中長期環境計画「ANA FLY ECO 2020」を策定され、2020年という長期的な視点で具体的な目標値を掲げながら、包括的に環境保全活動を進めておられる点、�A「世界最高水準の安全性確保」を目指して様々な取り組みを行いながら、一貫して高いサービス品質を提供されている点。また、これらを支える企業文化の醸成と多様な人財の活躍支援を行っておられる点、�B「沖縄貨物ハブ事業」をはじめ、さまざまな活動を通して地域経済の発展に貢献しておられる点などが評価され、情報開示においても良好な開示がなされているとの評価となりました。

三井住友銀行では、「ＳＭＢＣサステイナビリティ評価融資」により、企業の　　サステイナビリティへの取り組みを、金融を通じて支援してまいります。

							写真�B ANA沖縄貨物ハブ 深夜の作業風景

 

 

 

 

 

 

 

 

＜ご参考＞

※１　ＥＳＧとは

ESGとは環境（Environmental）、社会（Social）、企業統治（Corporate Governance）の頭文字を取ったものです。いずれの側面も企業が事業活動を展開するにあたって配慮や責任を求められる重要課題として考えられています。

 

※２　サステイナビリティとは

サステイナビリティ（Sustainability）とは、「持続可能性」を意味する英語であり、地球社会から企業活動まで、様々な状況において使用される用語です。一般的に、企業のサステイナビリティというとき、地球環境や社会の持続的な発展に貢献しつつ、その上で自社が社会に認められ長期的に繁栄できるという意味です。

 

 

以　　上