頭取年頭メッセージ要旨(1/1)
平成27年1月5日
各 位
株式会社 三井住友銀行
頭取年頭メッセージ要旨
本日、三井住友銀行 頭取 國部 毅は、全役職員に対して以下の趣旨のメッセージを送ったのでお知らせします。
【要 旨】
昨年、私たちは10年後に目指すべき将来像として、「最高の信頼を通じて、日本・アジアをリードし、お客さまと共に成長するグローバル金融グループ」を打ち出した。その実現に向け、国内では、大規模な営業体制の見直し、海外では、真のグローバル化、アジア・セントリックの推進など、これまでのビジネスモデルを大きく進化させたが、これまでのところ順調なスタートが切れている。
中期経営計画の2年目となる2015年を、「お客さまに、ビジネスモデル見直しの成果を、より強く実感していただく1年」にしていきたい。
私たちを取巻く環境は、刻々と変化し続けている。国内では、デフレ脱却に向けて、まさに正念場を迎えており、国内の事業基盤を拡充し、わが国経済の再生にしっかりと貢献していかなければならない。また、海外に目を移せば、米国を中心とした緩やかな景気回復が続いており、海外の成長を取込んでいくチャンスは大いにある。
こうした環境の中、お客さまに最高のサービスを提供するためには、「時代の一歩先を捉え、常に挑戦し、進化し続ける」という姿勢を貫き通し、これまでの取組みを、
スピードアップ、パワーアップ、スケールアップして継続していかなければならない。これを実現するために、今年、共に取組んでいきたいことを3点申し上げる。
1つ目は、「常に前向きに、情熱を持って、日々の業務に臨む」ということ。グローバルな競争に勝ち抜いていくためには、一日一日、一歩一歩の積み重ねが重要である。前向きに、情熱を持って、日々の仕事に臨み、毎日を充実したものとして欲しい。2つ目は、「現場力を発揮し、達成感、やりがいを皆で共有する」ということ。我々の強みである現場力は、フロント、事務、本部の力に裏打ちされたチームワークの賜物である。皆で一丸となり、持てる力をフルに発揮し、仕事を通じて味わえる喜び、醍醐味を共有していきたい。3つ目は、「一人ひとりがレベルアップに励み、成長する」ということ。銀行にとっての競争力の源泉は人の力にある。スキル向上に向けた自己研鑽、お互いの知識やノウハウの共有によって、レベルアップに努めて欲しい。
一人でも多くのお客さまにSMBCをNo.1 として選んでいただき、一生を通じて末永いお取引をしていただけるよう、この3点を胸に刻み、三井住友銀行の「ミライ」に向けて積極果敢にチャレンジしていきたい。
以 上