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ニュースリリース

【三井住友フィナンシャルグループ】SMBC信託銀行によるシティバンク銀行のリテールバンク事業統合完了について(1/1)


平成27年11月2日

各  位

株式会社三井住友フィナンシャルグループ

株式会社三井住友銀行

株式会社SMBC信託銀行

 

 

SMBC信託銀行によるシティバンク銀行のリテールバンク事業統合完了について

 

平成26年12月25日に発表いたしました、株式会社三井住友銀行(頭取:國部毅、以下「SMBC」)の完全子会社である株式会社SMBC信託銀行(代表取締役社長:古川英俊、以下「SMBC信託」)によるシティバンク銀行株式会社(代表取締役社長兼CEO:アンソニー・デラ・ピエトラ・ジュニア、以下「シティバンク銀行」)のリテールバンク事業の統合については、計画通り、平成27年11月1日に完了いたしました。

 

1.本件統合について

(1)本件統合の概要

平成27年11月1日、SMBC信託は、シティバンク銀行から、約72万人の個人のお客さま、34拠点、約1,540名の社員を含むリテールバンク事業のすべてを取得し、統合いたしました。

 

シティバンク銀行のリテールバンク事業の概要 <平成27年3月31日時点>

預金残高:約2兆4,300億円

従業員数:約1,540名(関係会社への出向者等を含む、平成27年9月30日時点)

店舗数 :34拠点

(インターネット支店、関西出張所、東新宿出張所、沖縄出張所を含む、平成27年11月1日時点

顧客数 :約72万人

 

(2)本件統合の狙い

本件統合により、SMBC信託は、シティバンク銀行のリテールバンク事業の持つ外資系金融機関としてのグローバルな商品、専門のスキルを有する担当者による洗練されたサービスを引き継ぎ、富裕層向けのビジネスモデルを拡大してまいります。また、シティグループ・インクとの商品・サービスの継続提供にかかる包括的な契約によるグローバルなサービスの提供や、SMBCをはじめとするSMFGグループ各社との連携強化による、幅広いサービスの提供を行ってまいります。

 

加えて、シティバンク銀行のリテールバンク事業が有していた顧客基盤獲得や、約1兆円の外貨預金獲得による海外業務の更なる強化、外貨運用やマーケティングなどのノウハウの共有により、SMFGグループ全体としての持続的成長を目指してまいります。

 

2.SMBC信託PRESTIAの目指す方向性

(1)新ブランド「PRESTIA(プレスティア)」について

平成27年6月16日に発表の通り、SMBC信託は、シティバンク銀行がこれまで培ってきたリテールバンク事業の独自性を維持し、SMBC信託の既存の商品・サービスと明確に区別するため、シティバンク銀行から取得した事業を「PRESTIA(プレスティア)」として展開いたします。SMBC信託が「PRESTIA(プレスティア)」のもと、グローバルでプレミアムな商品・サービスを、専門のスキルを有する担当者を通じて引き続き提供いたします。

 

(2)商品・サービスについて

シティバンク銀行のリテールバンク事業が取り扱っていた商品・サービスは、平成27年
11月1日以降も従来通りご利用いただけます。

例えば、これまでお使いのキャッシュカードは、日本国内の他、海外においても200以上の国と地域、約200万台以上のATMで引き続きご利用いただけます。

また、外貨運用商品のラインアップをこれまで通り継続し、取引量・口座残高に応じて口座維持手数料・ATM利用手数料・振込送金手数料を優遇するサービス、専任担当者による資産運用相談、手数料の優遇サービスにつきましても、従来通りご利用いただけます。

この他に、シティグループ・インクとのグローバルな商品・サービスの継続提供にかかる包括的な契約締結により、「PRESTIA GOLD」(プレスティアゴールド)でご利用いただける海外ラウンジなど、シティグループ・インクの海外のネットワークを通じたサービスが引き続き提供可能です。

 

(3)SMFGグループ各社との業務協働

SMBC信託はこれまで築いてきたプライベートバンキング業務のノウハウの他、SMFGグループの一員として、SMBCおよびSMBC日興証券をはじめとするSMFGグループ各社と連携して、新たなビジネスモデルの創出に努めてまいります。

まず、具体的な取組みとして、相続・承継に関するニーズをお持ちの「PRESTIA(プレスティア)」のお客さまをSMBCにご紹介する取組みや、また、外貨運用・決済サービスにご興味のあるSMBCのお客さまを「PRESTIA(プレスティア)」にご紹介することを検討してまいります。

今後は更に、SMBC日興証券との協働等により、お客さまがより多くの商品をお選びいただけるよう、検討を進めてまいります。

以  上



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