インドネシアのアニメーション産業における人材育成支援について(1/1)
平成28年3月7日
各 位
株式会社 三井住友銀行
インドネシア三井住友銀行
インドネシアのアニメーション産業における人材育成支援について
株式会社三井住友銀行(頭取:國部 毅)および連結子会社であるインドネシア三井住友銀行(PT Bank Sumitomo Mitsui Indonesia/以下、SMBC INDONESIA)は、インドネシアにおけるCSR活動の一環として、この度、現地のアニメーション学校(RUS職業訓練学校/以下RUS)に対し、映像機器等の導入に向けた寄付、および教材となる漫画本(当行従業員から寄せられた中古コミックス)の寄贈を行いました。
これは昨年3月に当行およびSMBC INDONESIAが、インドネシアの大手企業グループDjarum Group傘下の財団、Djarum Foundation(以下、DF)と締結したCSRの協働に関する覚書に基づく取り組みで、昨年実施した海洋訓練学校や看護学校への訓練機器の寄贈、インドネシア人看護学校講師の来日研修、日本語学校への書籍寄贈に続く支援となります。今後は、世界的に高水準なアニメコンテンツ制作のノウハウを有する日本企業をRUSへ紹介するなど、同校の教育水準向上に資する取り組みも進めてまいります。
インドネシアでは、ジョコウィ政権がクリエイティブ産業の育成を国策の1つとして掲げています。その中で、アニメーション産業では、海外作品の人気が高い一方、インドネシア独自の作品を創出する人材・産業育成が課題となっています。当行は、DFと共に、世界で活躍するアニメーション・クリエーターの育成を目指すRUSへの支援を通じて、インドネシアのアニメーション産業の発展に貢献してまいります。
当行は、「次世代(育成)」「コミュニティ」「環境」を重点課題としてCSR活動に取り組んでおりますが、アジア最大の投資国の一つであり、フルラインの商業銀行業務の展開を目指すインドネシアにおいても、その社会的責任を果たすべく取り組みを進めてまいります。
■RUS職業訓練学校の概要
名称 |
SMK Raden Umar
Said |
概要 |
中部ジャワ州クドゥス市に所在する印刷及びデザインの高等専門学校で、学生数は約800人。 昨年、新たにアニメーション学科を発足し、地方に眠る才能の発掘、世界で活躍するアニメーション・クリエーターの育成、インドネシアにおけるアニメーションの産業化を目指す。 |
以 上