平成28年度新入社員入行式頭取訓辞要旨(1/1)
平成28年4月1日
各 位
株式会社 三井住友銀行
平成28年度新入社員入行式頭取訓辞要旨
本日、三井住友銀行頭取 國部 毅は、平成28年度新入社員入行式において、下記要旨の訓辞を述べました。
記
1.経営環境と方向性
当行を取り巻く環境は急速に変化し、厳しさを増しているが、こうした変化はチャンスでもある。これまで以上にリスク感覚を研ぎすまし、変化に応じてビジネスモデルを絶えず進化させていくことで、我々は勝ち残っていくことが出来る。
リテールビジネスや次世代の金融サービス等、変化に先んじたプロアクティブな取組みを数多く進めて、SMBC/SMFGの成長を実現するとともに、日本経済の発展に確り貢献していきたい。
2.新入社員へのメッセージ
(1)基礎を大切にし、自ら考え、行動して欲しい
まずは銀行員としての基本・基礎をしっかりと築いた上で、自ら考え、様々なことにトライして欲しい。入行後約2年間は基礎を形作ることが優先。その上で、日常の業務をこなし、知識を習得する中で、自分の意見やアイデアを考え抜く姿勢を身に着けて欲しい。
(2)自身の個性を磨くと共に、多様性を受け入れて欲しい
自分の個性や適性を大切にし、業務を通じてそれを突き詰めることで、誰からも一目置かれるような得意分野を見つけて欲しい。一方、組織として力を発揮していくためには、自らを主張するだけでなく、多様性を受け入れ、相互に理解を深めることが大変重要。これから出会う、多くの個性を認め、受け入れることを常に意識して欲しい。
(3)グローバルに活躍する気概を持って欲しい
世界とアジアの架け橋として、「アジアのことならSMBC、SMFG」と評価してもらえる金融機関となるためには、国際感覚に溢れ、コミュニケーション力に優れた人材が必要。一人ひとりがグローバルに活躍する気概を忘れずに、日々自己研鑽に励んで欲しい。
3.結び
私の好きな言葉であり、モットーは「正々堂々」。従業員一丸となって「正々堂々」と取り組んでいけば、必ずや新たな未来を切り拓くことが出来る。
日本経済、世界経済の発展に貢献できるように、三井住友銀行という新たなステージにおいて、縦横無尽に活躍して欲しいと期待している。
以 上