資産運用会社「三井住友アセットマネジメント」の株式追加取得(連結子会社化)について(1/1)
平成28年5月12日
各 位
株式会社三井住友フィナンシャルグループ
株式会社三井住友銀行
資産運用会社「三井住友アセットマネジメント」の
株式追加取得(連結子会社化)について
株式会社三井住友銀行(頭取:國部 毅、以下「SMBC」)は、住友生命保険相互会社、三井住友海上火災保険株式会社、及び三井生命保険株式会社との間で、関係当局の許認可等の取得手続の完了を前提として、SMBCが三井住友アセットマネジメント株式会社(以下「SMAM」)の発行済株式20.0%相当分を追加取得すること(以下「本件追加取得」)で合意いたしました。
なお、本件追加取得後は、SMAMはSMBCの連結子会社となります。また、平成28年10月を目処に、株式会社三井住友フィナンシャルグループ(取締役社長:宮田
孝一、以下「SMFG」)がSMBCの保有するSMAMの発行済株式の全部を取得し、SMAMをSMFGの直接出資子会社とする予定です。
1.本件追加取得の目的
平成26年1月のNISA(少額投資非課税制度)開始等による「貯蓄から投資へ」の流れの中で、資産運用業界は年々拡大の傾向にあります。また、平成25年4月より日本銀行が導入した「量的・質的金融緩和」、さらに平成28年2月の「マイナス金利付き量的・質的金融緩和」の導入を背景に長期金利が大きく低下する中、投資家の資金運用ニーズの拡大が本格化しつつあります。
今般の株式取得は、こうした状況を踏まえ、グループのお客さまの資産運用、資産形成ニーズに対する取り組み強化の一環として実施するものです。
当社は、グループの経営資源を活用し、お客さまに選ばれる資産運用会社として、SMAMの成長を図って参ります。また、フィデューシャリー・デューティーの実践に向けた取り組みをより一層強化し、「お客さま本位」のサービスの向上に努めて参ります。
2.本件追加取得の概要
本件追加取得後におけるSMAMの持株比率は下表の通りになります。本件追加取得は、関係当局の許認可等の取得手続の完了を前提に、平成28年7月末を目処に実施する予定です。
株主 |
本件追加取得後の |
株式会社三井住友銀行 |
60.0%(40.0%) |
住友生命保険相互会社 |
20.0%(27.5%) |
三井住友海上火災保険株式会社 |
20.0%(27.5%) |
三井生命保険株式会社 |
-( 5.0%) |
(注)括弧内の数値は現在の持株比率
3.今後の予定
フィデューシャリー・デューティーを踏まえ、上述の通り、SMAMをSMFGの直接出資子会社とする予定です。
<SMAMの概要>
商号 :三井住友アセットマネジメント株式会社
事業内容 :投資運用業、投資助言・代理業等
本社所在地 :東京都港区愛宕二丁目5番1号
代表者の役職・氏名 :代表取締役社長兼CEO 横山 邦男
役職員数 :628名(平成28年3月1日時点)
運用資産残高 :約12兆2,807億円(平成28年1月末時点)
以 上