米国・SRI Internationalとの覚書締結について(1/1)
平成28年6月27日
各 位
株式会社 三井住友銀行
米国・SRI Internationalとの覚書締結について
株式会社三井住友銀行(頭取:國部 毅)はSRI International(CEO: William Jeffrey 以下、SRI)と、日米のロボット産業の振興に関する相互協力を目的として覚書を締結 しました。
日本では少子高齢化、生産年齢人口の減少が急速に進んでおり、幅広い分野において、ロボット技術の活用による社会課題の解決が期待されています。同時に、産業分野では、人工知能やIoTの活用による生産活動の質的変化、いわゆる第4次産業革命が進むものと想定され、これについては政府もこの程閣議決定した「日本再興戦略2016」において今後の生産性革命の鍵として言及しているところです。
日本には、ロボットを構成するセンサーや駆動装置等の分野において、世界レベルの技術を持つ企業が多数存在します。一方、米国・シリコンバレーは、ソフトウェアやインターネット分野での強みに加え、最近では、人工知能、IoT等を活用した世界のロボット開発拠点の一つとなっております。
本覚書を通じて、当行及びSRIは、SRIの持つ最先端の技術と当行の幅広いネットワークを活用し、日米のニーズとシーズのマッチングや、ロボット関連分野の各種イベント開催を行い、成長産業である日米のロボット分野の発展に向けた取組みを進めていきます。
三井住友銀行は、お客さまの新しいビジネス展開をサポートするため、国内外の機関と連携して、様々なサービスを提供して参ります。
以 上
(ご参考)
SRI
Internationalの概要
団体名: SRI International
設立 : 1946年
所在地: 333 Ravenswood Avenue Menlo Park, California, United States of
America
社員数: 約2,100名
概 要: スタンフォード大学を起源とする米国シリコンバレーの非営利独立系研究機関。ロボット分野を含む最先端の技術やシステムに加え、生命科学、コンピューティング、教育といった分野で研究活動を行い、社会の安全性や健全性、生産性の向上に資する革新的なソリューションを生み出している。当機関からスピンオフする形で、数多くのベンチャー企業を輩出。