弊行元従業員の逮捕について(1/1)
2016年10月12日
各 位
株式会社 三井住友銀行
弊行元従業員の逮捕について
本日、弊行元従業員が、外貨預金取引の行内システムを操作することで、弊行より不正に利益を得たとして、電子計算機使用詐欺の容疑で逮捕されました。
弊行といたしましては、本件事態を厳粛に受け止め、深く反省いたしますとともに、お客さまならびに関係者の皆さまに、心からお詫び申し上げます。
本件につきましては、本年6月中旬の事態発覚後、直ちに警察に通報し、捜査に全面的に協力してまいりました。また、同時に、行内調査も開始し、事態解明・原因究明・再発防止策策定などを行っております。なお、当該従業員につきましては、7月6日に懲戒解雇し、9月29日に刑事告訴しております。
弊行では、別紙のとおり、かかる事案の予防・発見機能の強化、従業員の規律の一層の引締めなどを通じ、全行を挙げて再発防止に取り組んでまいります。
以 上
別紙
再発防止策の要旨
1.事務手続・システムについて
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外貨預金取引の勘定システム改定(不正操作の防止)
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現行の事務手続の検証・見直し(本件を踏まえ、不正につながるリスクのある事務手続を抽出し、当該手続を見直し)
2.内部監査について
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臨店監査・オフサイトモニタリングの手法見直し(不正につながるリスクの高い取引を重点的に検証)
3.人事管理について
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従業員の規律意識の醸成・徹底
−全従業員に対して、銀行員に求められる倫理・不正行為の類型・不正行為発覚時の処分等を周知
−全従業員に対して、遵守すべき基本ルール・禁止行為等を取りまとめた冊子を配布し、研修等で徹底
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管理者の意識・管理スキルの強化(部下の異常値検知の手法、管理者としての基本的動作の徹底)
以 上