決算に関する適時開示

平成11年2月25日
 
 
平成11年3月期決算業績予想の修正及び配当予想の修正について
 
1. 業績予想の修正
   昨年11月の中間決算発表時において、ビッグバン戦略の展開へ向けた信用力・財務基盤の一層の強化を図るべく、今後の景気後退影響にも対応可能な引当を実施するために、通期で当期損失を計上する見込みであることを発表いたしましたが、今年度で不良債権問題に決着をつけるという基本方針の下、更に備えを強化すべく、追加引当を行うことといたしました。
 その結果、経常利益・当期利益ともに損失額が増加することが見込まれる状況となりましたので、通期業績予想を下記の通り修正いたします。
 また、連結業績予想につきましても、親会社の業績予想の修正及び新たな制度の導入に伴い、同時に修正いたします。

(1)当期業績予想(通期)
(単位:億円、%)
  前回予想
平成10年11月
今回決算見込 増減 増減率
経常収益 20,000 20,000
経常利益 ▲6,200 ▲7,300 ▲1,100 ▲17.7
当期利益 ▲2,700 ▲3,700 ▲1,000 ▲37.0
前回予想、今回の修正予想とも税効果会計の適用を前提としております。
 また、今回の修正予想分から、税効果額算出に際しては、平成11年度税制改正(案)で示されている法人税率により計算した実効税率を用いております。

(2)連結業績予想(通期)
(単位:億円、%)
  前回予想
平成10年11月
今回決算見込 増減 増減率
経常収益 21,000 21,000
経常利益 ▲6,700 ▲7,800 ▲1,100 ▲16.4
当期利益 ▲2,600 ▲4,600 ▲2,000 ▲76.9

2. 配当予想の修正
   普通株式の配当金につきましては、業績予想等を勘案、誠に遺憾ながら、当期末の予想を3円00銭(年間7円25銭)とさせていただくことといたしました。
 なお、第二回優先株式につきましては、配当予想に変更はありません。

1株当たり普通株式配当金
  前回予想
平成10年11月
今回決算見込
中間期(実績) 4円25銭 4円25銭
期末 4円25銭 3円00銭
年間 8円50銭 7円25銭

 また、当行は、現在、「金融機能の早期健全化のための緊急措置に関する法律」に基づき、総額8,000億円の優先株式の引受けを申請する予定で準備を進めておりますことを、あわせてお知らせ申し上げます。

以 上


Copyright(C)1999 THE SAKURA BANK, LIMITED