平成12年1月25日
さくら銀行、東芝、三井物産の企業間電子商取引（BtoB）に関するジョイントベンチャーについて 株式会社さくら銀行（頭取岡田明重）、株式会社東芝（社長西室泰三）、三井物産株式会社（社長上島重二）の3社は、シンガポールに本社を置き、グローバルな企業間電子商取引のネットワークを展開するbex.com社（社長YongVoonFee）と共同で日本におけるインターネットを使った大規模グローバルな企業間電子取引（ＢtoＢ）の事業を開始することで、基本合意に達しましたのでお知らせいたします。 新たな業務展開の合意に至った背景については、以下の通りです。 第一に、新たなミレニアムに入り、わが国はネットワーク社会へ突入する重要なタイミングにあるという認識です。 特に、インターネットの利用は個人利用の拡大と併せ、企業による利用の急激な拡大が見込まれます。 第二に、これからの企業活動には、コストダウンや取引拡大の為の、グローバルスタンダード化・安全・確実・スピード化が今まで以上に必要とされ、従来のビジネスモデルの見直し、組替えや新たなモデルの構築が必要となっています。 第三に、これらへのソリューションとしてＢtoＢ電子商取引システムが有力なツールとなりうる為、各企業での検討がまさに始まっています。 ３社はこの基本認識のもと、bex.com社と３社のノウハウを結集し、テクノロジー、ロジスティクス、決済にからむ情報を総合的に処理するビジネスモデルをいち早く日本のマーケットに提供する為、bex.com社と共同で事業を展開し、本年4月を目途にサービスを開始する準備を進める事と致しました。 新会社の概要
日本BEX（株）の運営 日本BEXでは既に稼動しているＩBEX（シンガポール）、UBEX（台湾）のビジネスモデルを日本流にアレンジして各企業に紹介し、BtoBの導入推進支援を図ると共に、各取引先企業ニーズに応じたビジネスモデルの研究・開発により、顧客企業のSCM推進やECビジネス展開を支援する為のソリューション、インフラの紹介、構築、導入を図っていきます。更に、提携3社では自社での利用の検討も始めています。 |