Sakura News Release


平成12年9月22日


本部組織の一部改定について

株式会社さくら銀行(頭取 岡田明重)は、平成12年10月1日(日)付けで下記の通り、本部組織の一部の改定を実施致します。


1. 目的
 当行では「お客さまのニーズに対応して、お客さまにとって価値あるものを、より早く、より柔軟に生み出し提供して行く」体制として、マーケットセグメントに応じたディビジョンカンパニー制(DC制)を昨年10月より全面導入し、各DCが事業領域に応じたスペシャリティーを高め、迅速な意思決定と戦略展開を行って参りました。
 今回の組織改定は、来年4月の住友銀行との合併も視野に、この考え方を更に進めマーケットセグメントの明確化を図り、従来以上に付加価値の高い金融サービスをお客さまに提供する観点から一部DCの体制を再編するものです。

2. 内容
(1) 商業銀行DCの再編(法人・個人マーケット別組織への移行)
1. 商業銀行DCは、現在One To Oneビジネスを担う「支店営業グループ」とコンシューマービジネスを担う「コンシューマーバンキンググループ」という2つのグループで編成されておりますが、今般、「法人業務グループ」と「個人業務グループ」というマーケット別の推進体制に移行致します。これは、対応すべき顧客マーケットを更に明確にセグメントし、その対応を強化する為に「マーケット別・顧客対応別組織」から「マーケット別・チャネル別組織(法人・個人)」への移行を実施するものです。
2. 法人業務グループでは、支店統括部を再編し、グループの統括機能として「法人統括部」を設置するとともに、顧客マーケット・チャネルに応じた本部組織を設置致します。すなわち、法人One To One顧客の業務推進・管理を行う「地域法人営業本部」、スモールマーケットの業務推進・管理を行う「ビジネスオーナー室」を新設、所管するエリアの公共法人に対する業務推進・支援を行う「公共法人営業部」「関西公共法人営業部」を、これまでの業務推進部の部内組織としての位置付けから独立させ対応強化を図ります。
尚、これまで支店営業グループに所属しておりました「法人業務部」「審査第一部」「関西審査部」は法人業務グループに移行致します。
3. 個人業務グループでは、コンシューマー企画部を再編し、グループの統括機能として「個人統括部」を設置し、所管エリアの従来型営業拠点の支援・指導を行う 「支店業務部」「関西支店業務部」、コールセンター・コンビニATM等のリモートチャネルを所管し、個人層に対するマーケティング等を所管する「個人マーケティング部」を部内組織として新設致します。
尚、これまでコンシューマーバンキンググループにございました「プライベート バンキング部」「決済事業部」「投資商品事業部」「ローン商品事業部」は個人業務グループに移行致します。
4. 上記法人・個人のマーケット別組織化の経過措置と致しまして、法・個人にまたがる事項に対応する為、「商業銀行DC統括部」「業務推進部」「関西業務推進部」 「お客さまサービス部」「関西お客さまサービス部」「チャネル改革部」を独立した中間組織として配置致します。
5. 尚、営業拠点につきましても法人顧客に対応する「法人営業部」「ビジネス サポートプラザ」と、個人顧客に対応する「支店」に併せて改編致します。
(2) 国際企業DCの改編(海外拠点管轄機能の独立)
1. これまで国際企業DCは、日系のお客さまの内外一体となった事業展開への対応を強化する為、大企業マーケットと海外マーケットを統合して対応して参りましたが、来年4月の合併を見据え、今後、海外マーケット・非日系取引を強化する点から、 一部海外マーケット部門を独立させることと致しました。
2. 具体的には、国際企業DC企画部の部内組織である海外拠点統括部を独立させ、海外企画機能を移管・強化致します。

[新組織図(平成12年10月1日)]
[旧組織図]

以 上

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