親子ラグビー体験会
supported by SMBC
2022年11月5日(土)黄金森公園陸上競技場(沖縄県)にて、『親子ラグビー体験会 supported by SMBC』が開催され、SMBC(三井住友銀行)が特別協賛を務めました。
各地域におけるさらなるラグビー普及を目指すという趣旨のもと、南風原町、南風原町教育委員会、公益財団法人日本ラグビーフットボール協会(JRFU)の主催により開かれました。
当日は小学生とその保護者21組42名が参加。JRFUや沖縄ラグビーフットボール協会のスタッフがコーチとなり、初めてラグビーボールに触れる子どもも楽しめる7つのメニューを実施し、ラグビーの魅力を存分に体感できるイベントになりました。
ストップ&ゴーやサークルパスで
ラグビーの基本プレーを
楽しみながら体感!
爽やかな秋晴れに恵まれた体験会は、赤嶺正之南原町長の挨拶で開幕しました。さまざまなプレーを通じてラグビーの楽しさを味わえるよう、ストップ&ゴー、ボールと友達になろう、サークルパス、ミラードリルのコーナーが設けられ、体験がスタートしました。
ストップ&ゴーコーナーでは、華麗に敵を抜き去る動きを「だるまさんが転んだ」の要領で体験。ボールと友達になろうコーナーでは、さまざまな動きをしながらボールをキャッチします。
円陣を組んでパスを右回り、左回りで回し合うサークルパスコーナーでは、相手が捕りやすいボールを投げることも意識。思わぬ動きをする楕円形のラグビーボールに、子どもたちからは喚声があがっていました。
そのすぐ横には、鏡のように相手の動きを追うミラードリルコーナー。ラグビーらしい動きを体感します。
6マーカーやコンタクト体験で
ダイナミックな実践の雰囲気を堪能!
休憩を挟んで、より実践らしさを味わえる6マーカーが始まりました。6つのマーカーから出てくる鬼役の保護者に、腰につけたタグを取られないよう子どもたちがトライを試みます。
最初はまっすぐ走っていた子どもたちも、慣れてくると左右にステップを踏みながらトライを決めることができるように! 親子で実戦さながらの白熱した戦いが繰り広げられました。
最後は、コンタクトとキックを体験。コンタクトバッグを構えたコーチに向かって思いきりコンタクト。ラグビーならではタックルの感覚を体感しました。
キックでは、プレースキックやパントキックを体験。体験会の終了の合図があるまで、どこを蹴ればボールが上に上がるのか、何度もキックを繰り返しながらコツをつかもうとしていました。
自分の得意なことをとことん伸ばせる。
体験会でそんなラグビーの魅力に触れてほしい。
体験会終了後に、日本ラグビーフットボール協会・地域普及担当者の守屋篤氏にコメントをいただきました。
「今回の体験会は、メジャーになってきたとはいえ、普段はなかなかプレーする機会の少ないラグビーの魅力を子どもたちと保護者の方に体験してもらいたいという思いで開催しました。どんな子でも活躍できるポジションがあるのがラグビーの特性の一つなので、苦手なことがあってもOK。そのぶん得意なことをどんどん伸ばしていけばいいんです。今回は未経験の子も多かったのですが、『楽しかった!』と笑顔で帰っていく姿を見て、そんなラグビーの魅力が少しでも伝わったのかもしれないとうれしかったですね。今後も、ラグビーが誰でも気軽にできるスポーツであることを体感していただけるよう、こうした体験会を開催していきたいと思っています」