親子ラグビー体験会

supported by SMBC

2023年9月23日(土)、山形県山形市の県民ふれあい広場にて、「親子ラグビー体験会 Supported by SMBC」が開催され、SMBC(三井住友銀行)が特別協賛を務めました。
この体験会は「ラグビーワールドカップ2023に向けた機運醸成と、各地域におけるさらなるラグビー普及」を目的に、公益財団法人日本ラグビーフットボール協会(JRFU)の主催、山形市の共催、山形県ラグビーフットボール協会の運営協力のもと、開かれました。
当日は小学生とその保護者35名が参加。日本ラグビーフットボール協会の地域普及担当者である橋本憲氏がコーチとなって、親子で楽しみながらラグビーというスポーツの魅力を体験しました。

ラグビーは全員未経験。そんな子どもたちが
気軽に楽しめる多彩なメニューでラグビーとふれあう。

親子ラグビー体験会はJRFU・寺廻健太氏の挨拶で開幕。「ラグビーってどんなスポーツか知ってる?」という問いかけに、未経験ながら「ボールを落とさない!」と元気に答えてくれる子もいました。

まずはジョギングやストレッチでウォーミングアップ。準備が整った親子が最初にチャレンジしたのは「ストップ&ゴー」。これはラグビーボールを使った「だるまさんが転んだ」で、コーチが真上に放ったボールが宙に浮いている間だけ前に進めるというゲームです。コーチがボールを放り投げると一斉に走りだす親子。ボールが地面から離れている時間が違ったり、ボールを投げたフリをするコーチのフェイントに戸惑いながらも、みんな一生懸命に反応。最後は親と子に分かれてどちらが早くコーチに近づけるか競争。僅差で子どもたちの勝利となりました。

次のメニューは「ボールと友達になろう」。ボールを真上に投げて上がっている間に3回手拍子をしたり、1回転したり、前からボールを投げて背面でキャッチしたり、色々な動きで楕円形という独特な形をしているラグビーボールに慣れる練習をしました。

パス、トライ、タックル。
ラグビーならではのプレーを楽しむ。

体験会の後半では、パス・トライ・タックルといったラグビーの基本プレーを体験できるメニューに取り組みました。
まずは、「パス&トライ」。チームに分かれて円陣を組み、ボールを横にいる仲間へパスして、ボールが1周したらみんなが真ん中のマーカーを目がけて集まって「トライ!」と大きな声で叫びます。実際にやってみると隣の人が投げたボールを落としてしまい、なかなか上手にパスがつながりません。途中で作戦会議をしてどうやったらパスが早くきちんとつながるのか、みんなで知恵を出し合いました。隣の人が捕りやすいボールを投げることも意識しながら、パスをしていち早くトライを決める。各チームが徐々に早くパスを回すことができるようになり、速さを競って盛り上がりました。

ラグビーは鬼ごっこの動きにも似たところのあるボールゲームです。「6マーカー」は、そんな鬼ごっこの感覚で、より実践的なプレーを体験できるメニューです。フィールドの左右に6つのマーカーが置かれ、親が鬼役となってそこに待機。子どもたちはフィールドの片側からボールを持って走り、両サイドから出てくる鬼に腰につけたタグを取られないように逃げながら、フィールドの反対側まで行ってトライを試みるというもの。子どもたちは鬼につかまらないように右へ左へとステップを踏み、俊敏な動きを見せていました。

そしてラストは「コンタクト体験」。コーチが構えるコンタクトバックに向かって肩でヒットし、そして押し込みます。初めは遠慮がちだった子どもたちも、徐々に恐怖心が取れて思いっきり突進。ラグビーならでのダイナミックなプレー、タックルの感覚を味わいました。

ラグビーというスポーツの魅力を全国各地へ。

親子ラグビー体験会は、普段はなかなかプレーする機会の少ないラグビーの魅力を子どもたちと保護者の方に体験してほしいという想いから開催されているイベントです。山形市で開催された今回の体験会でも、参加された皆さんには、ラグビーの楽しさ、面白さを感じていただけたようです。
この体験会は、今後も日本各地で実施する予定です。今後の活動にもぜひご注目ください。