SMBCカップ
第20回全国小学生
タグラグビー大会
全国大会

Supported by SMBC

2024年2月24日(土)・25日(日)、埼玉県の熊谷ラグビー場にて、SMBCグループが特別協賛する「SMBCカップ 第20回全国小学生タグラクビー大会 全国大会」が開催されました。
この大会は「全国各地の小学生が、ラグビーからコンタクトを除いたタグラグビーをプレーすることにより、ラグビースピリットを通じ、仲間と助け合うことを体験し、自ら考えて道を切り開くことを身につけ、スポーツの意義を実感する」ことを目的とし、公益財団法人日本ラグビーフットボール協会の主催によって開催されているものです。
第20回という節目を迎えた今大会では、記念のイベントとして、初心者の子ども達がラグビーと気軽にふれあえる「ラグビークリニックSupported by SMBC」も実施されました。

「会場の皆さんを笑顔にする
全力のプレーを見せたい」
元気いっぱいの選手宣誓で開幕。

開会式では、公益財団法人日本ラグビーフットボール協会・山本巧副会長の主催者挨拶に続き、熊谷市・小林哲也市長からは「この2日間の大会を通じて、ラグビーの素晴らしさを感じ取ってほしい」とエールが送られました。
選手宣誓を務めてくれたのは、愛媛県代表・小松ラグビースクール「小松イエローハッピーズ」の選手です。「タグラグビーの仲間との交流を楽しみ、自分たちはもちろん会場の皆さんを笑顔にできるような全力のプレーを見せると誓います」と大会への意気込みを語ってくれました。

全国から30チームが参加して熱戦を展開。
ラグビーを通じてフレンドシップを育む。

「SMBCカップ 第20回全国小学生タグラクビー大会 全国大会」には、ブロック大会の代表24チームと三支部協会からの推薦チーム6チームの計30チームが出場しました。
「トライから生まれるフレンドシップ」というキャッチフレーズが掲げられているように、勝敗よりも仲間との友情を育むことを大切にしている今大会では、勝ち点などを設けない総当たり戦と交流戦が2日間にわたって行われました。
コンタクトのないタグラグビーは、タグをとられないように相手をかわす敏捷な動きやボールをつないでいくハンドリングスキルが求められます。その点、参加チームはいずれもレベルが高く、実に見応えのある熱戦が繰り広げられました。

SMBC賞は、南関東ブロック代表@の
鶴見鳳凰(神奈川県)が受賞。

閉会式では、「SMBC賞」や「石塚賞」の表彰が行われました。
チームの仲間と協力し最も多くのトライを獲得したチームに贈られる「SMBC賞」は、南関東ブロック代表@の鶴見鳳凰が受賞。
鶴見鳳凰にはSMBCグループからオリジナルボールを贈呈しました。
またラグビー普及育成活動に尽力された故・石塚武生氏から名前をいただいた「石塚賞」は、フレンドシップを発揮し見ている人達に勇気を与えてくれたチームを表彰。
各グループから1チームずつが選ばれ、山形ラグビークラブナイツ、曽於市立笠木小学校「笠木ドラゴンズ」、小松ラグビースクール「小松イエローハッピーズ」、日進レッドブラックス、鶴見鳳凰、京都市立伏見板橋小学校が受賞しました。

ラグビーというスポーツを遊び感覚で体験した
「ラグビークリニックSupported by SMBC」。

「ラグビークリニックSupported by SMBC」は、ラグビーを知らない、やったことがないという初心者を対象とした体験会で、24日・25日ともに全国大会の前に行われ、応募してくれた約100名の小学生が参加しました。
元日本代表の菊谷崇氏、松下馨氏らがコーチとなり、また地元の女子7人制ラグビーチーム・アルカス熊谷の選手や立正大学ラグビー部の皆さんにもサポートしていただきながら、ラグビーを遊び感覚で楽しく学びました。
たとえば「サークルパス」というプログラムは、楕円形のラグビーボールに慣れるためのパス練習です。チームに別れて背を向けて円陣を組み、横へ次々とパスを回していき、ボールが1周したら円の真ん中に「トライ!」とアピール。1回1回のプレーで子ども達の大きな歓声が上がっていました。
他には、かめのように四つん這いで歩いてスクラムの感覚を味わったり、キックティーにボールを置いてキックにチャレンジしたり。
最後の「1対1」ではボールを持って逃げる人と追う人に分かれて走り回るなど、ラグビーらしいプレーを存分に満喫しました。

今大会、初日は快晴でしたが、2日目は生憎の雨で最高気温も5.8℃というコンディション。それでも、選手達はその寒さを吹き飛ばすような全力のプレーを見せてくれました。
熊谷ラグビー場に響き渡る小学生の元気な声と対戦を終えるたびに見せてくれた明るい笑顔が心に残った大会でした。