COLUMN
データで知る!
SMBC日本シリーズ
日本プロ野球界最高峰、この決戦のスゴさとは?
一年に一度、日本プロ野球界ナンバーワンチームを決める戦い。それがSMBC日本シリーズです。出場を勝ち取るまでの苦労、これまでの歴史や成績、最後まで見逃せない劇的な展開まで。最高峰の決戦は、語り尽くせない魅力にあふれています。そこでSMBC日本シリーズにまつわるデータをもとに、そのスゴさを厳選してご紹介していきます。
SMBC日本シリーズ挑戦まで
SMBC日本シリーズに挑戦するには、一年を通じて戦い抜かなければいけません。
まずは、リーグ優勝をかけて戦うレギュラーシーズンで「143試合」。
次に、各リーグ上位3チームで戦うクライマックスシリーズが行われ、
リーグ優勝したチームでも、リーグ2位・3位チームの勝者と戦います。
ファーストステージでは最大3試合、ファイナルステージでは最大6試合、
これらの戦いを勝ち抜いて、初めてSMBC日本シリーズ に挑戦できます。
1950年から続くSMBC
日本シリーズ2024は
日本シリーズの第1回大会は、1950年(昭和25年)に開催されました。
当時はセ・リーグとパ・リーグに分かれて、
リーグ優勝チーム同士が日本一をかけて対戦するシリーズとして創設。
昭和から平成、令和へ、時代が変化しながらも毎年開催されてきました。
75年の節目である今年はどんな記録が生まれるのでしょうか。
両リーグの通算優勝成績は
2023年までに、SMBC日本シリーズ は全74回開催されています。
これまでのセ・パ両リーグ通算優勝成績を振り返ってみると、
セ・リーグ37回優勝(212勝)、パ・リーグ37回優勝(218勝)と同点となっています。
SMBC日本シリーズ 2024の優勝チームはもちろん、どちらのリーグが勝ち越しをきめるのか
リーグの通算優勝成績も見逃せないポイントになりそうです。
第1戦勝ち越しチームの
2000年〜2023年までの日本シリーズから、優勝チームの第1戦の勝敗結果に注目。
全24試合の内、勝ち14試合、負け9試合、引き分け1試合という結果です。
4戦先勝という短期決戦ですが、第1戦の勝敗だけでは、優勝の行方はわからないようです。
※優勝確率は、小数点第1位を四捨五入で計算しております。
最後まで目が離せない
野球やソフトボールでよく見聞きする「サヨナラゲーム」。
これは、後攻チームが9回や延長回の攻撃で得点。
その時点で勝利が確定して、3アウトを待たずに試合終了することです。
過去の日本シリーズでは、劇的なサヨナラゲームで、
日本一が決着したシーズンが4度もありました。
最後の最後まで、劇的なサヨナラゲームを信じて応援しましょう。
過去3度の大逆転劇
過去には次のような劇的な展開も。
1958年、1986年、1989年の過去3度、「3連敗からの4連勝」という
逆転日本一が繰り広げられたシーズンがあります。
ちなみに1986年シーズンは、第1戦が引き分け。
そこからの3連敗4連勝となり、
シリーズ 史上初めて第8戦が開催された年でもあります。
日本シリーズの最長試合時間は
日本シリーズ最長時間試合は、
2010年11月6日第6戦・中日ドラゴンズ対千葉ロッテマリーンズ戦、
シリーズ史上最長の5時間43分に及ぶ大熱闘
(延長15回、2対2引き分け)となりました。
一方、最短時間試合は1952年第5戦・南海ホークス対
読売ジャイアンツ戦で1時間35分。
今年はどんな白熱した戦いが繰り広げられるのか、見逃せません。