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中国銀聯とのATM提携について(1/1) 平成17年12月19日
各 位
株式会社
三井住友フィナンシャルグループ
株式会社 三井住友銀行
株式会社三井住友銀行(頭取:奥
正之)は、中国銀聯(China UnionPay Co.,Ltd、以下銀聯)(注1)との間で、中国国内の各銀行が発行する銀聯ブランドが付与されたキャッシュカードおよびクレジットカード(以下銀聯カード)に関し、平成18年中を目処に日本国内の三井住友銀行の現金自動預払機(ATM)での出金・残高照会サービスを開始するべく今後協議を進めていくことにつき、基本合意いたしました。
今回の提携は、中国からの旅行者に利便性の高い決済サービスを提供するものであります。また、2003年から官民一体で推進している訪日外国人誘致計画「ビジット・ジャパン・キャンペーン」を民間レベルで支援・推進する意義のある重要な提携であると考えております(注2)。
なお、本件に先立ち、本年12月より、三井住友カード株式会社(本社:東京都港区、社長:栗山
道義)が開拓する日本国内の加盟店において、銀聯カードでの支払決済を可能にするサービスを提供開始しております。
三井住友フィナンシャルグループは、今後も銀聯と共同し、幅広いマーケティング活動を積極的に展開してまいります。
(注1)
銀聯は2002年に中国の中央銀行である中国人民銀行が中心となり政府主導で設立された中国での銀行間決済ネットワーク運営会社です。現在、中国を中心に香港・マカオなどの金融機関173行が銀聯ネットワークに参加しており、中国国内で発行されているほぼ全てのキャッシュカードに銀聯ブランドが付与されております(銀聯カードの発行枚数は約9億枚)。
銀聯は中国国内にカード決済加盟店ネットワーク(約37万店)やATMネットワーク(約80,000台)を有し、中国でのカード社会の基盤構築を図る一方、VISA・MasterCard等と同様の国際ブランドとしての展開を目指し、海外の銀行・カード会社とも積極的な提携を行い、中国国外での銀聯カードの利用拡大を図っております。
(注2)
中国は近年目覚しい経済発展を遂げており、2008年の北京オリンピックを控え更なる成長が期待されています。中国から日本への旅行者も年20%以上の伸びで増加しており、2004年は約62万人、2〜3年後には100万人を超えるものと予想されております。また、「ビジット・ジャパン・キャンペーン」においても重点国の一つとされております。
以 上
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