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三井住友銀行と日本政策投資銀行が協調してマルチコンテンツファンド事業に対し融資を実施(1/1) 平成 18
株式会社三井住友銀行
マルチコンテンツファンド事業に対し融資を実施
株式会社三井住友銀行と日本政策投資銀行は、フューチャー・プラネット株式会社(以下、FP社という。)が野村信託銀行株式会社と組成する「マルチ・コンテンツ・ファンド2」に対し、協調して融資を実施しました。
同ファンドは、映画を含む7作品(総事業予算;約25億円)に対し、総事業予算の約半分の12億円程度の投資を行い、投資家からの資金と共に銀行団からの借入を行うことで、投資効率を高めまた、複数の作品をパッケージ化して投資することで、リスクを分散させる目的があります。
単独の作品や完成済みの作品を対象にしたローンの事例はありますが、複数の作品に対し、製作の段階からローンを実行するのは日本初です。
従来、受託型制作を中心に扱うFP社のような中堅の制作会社が、ファンドの資金を用いて製作委員会の主幹事となることで、制作会社がより主導権を握ることが可能となり、制作能力の向上が図られ、コンテンツ産業育成の観点からも高い意義があるものと考えられます。
FP社は、昨年秋に野村信託銀行と1号ファンドを組成しており、既に映画を含む3作品に投資し、ファンド運営、作品制作を手がけている実績があります。
【スキーム図概略】
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