平成18年4月12日

各　　位

株式会社 三井住友銀行

 

インターネットバンキング(One'sダイレクト)画面の全面リニューアルについて

〜　操作性の向上と高齢者等へ配慮したアクセシビリティの強化　〜

 

　株式会社 三井住友銀行（頭取：奥 正之）は、2006年4月17日(月)より、インターネットバンキング(One'sダイレクト(※1))の画面を全面リニューアル(※2)します。

　本リニューアルは、デザインの全面見直しによる操作性の向上に加え、高齢者や障害をお持ちのお客さまにもご利用いただきやすくするため、アクセシビリティ(※3)も強化しており、従来から取り組んでいるセキュリティの強化に加え、操作性も向上させることで、拡大するネット利用者のお客さまの満足度向上を図るものです。

 

※1  三井住友銀行の個人向けインターネットバンキング・モバイルバンキング・テレホンバンキングの総称で、契約者数は約660万人(H18/3末現在)

※2  企業サイトと提携した決済取引画面（ウェブ振込サービス、ネットデビット、Pay-easy（情報リンク方式）はリニューアルの対象外です。

※3  「ホームページに掲載されている情報の取得のしやすさ」のことで、弊行では、平成17年3月より、大手行では初めて、銀行ホームページにおける本格的な対応を行っています。今回、個人向けインターネットバンキングにも適用を拡大するものです。

 

【リニューアルのポイント】

　●利用者の操作に基づいた画面の設計とデザインの刷新

　利用者による操作テストの結果を踏まえ、利用者が目的とするメニューに到達し易い画面に改定すると共に、アートディレクターに佐藤可士和氏を起用し、操作性／視認性の高いデザインとしております。

　●アクセシビリティの強化

　音声読み上げソフトへの対応など、政府が制定したホームページ作成に関する標準規格であるJIS規格(JIS8341)をベースとした画面設計を行っています。

 

【留意点】

　アクセシビリティ強化対応に必要な技術に対応していない、旧型ブラウザ「Netscape4.7」を、ご利用推奨ブラウザ(※4)から除外します。

 

※4  銀行で動作確認を行っているブラウザを指します。これ以外のブラウザを利用した場合は正しく動作しない可能性があります。Netscape4.7については、One'sダイレクトをご利用いただくことは可能ですが、デザイン要素や画像等が表示されません。

 

　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　

以上

 

 

 

佐藤可士和氏 について

(1)経歴

1965年東京生まれ。多摩美術大学グラフィックデザイン科卒。株式会社博報堂を経て2000年クリエイティブスタジオ「サムライ」設立。スマップ、Mr.Childrenなどミュージシャンのアートワーク、キリン極生の商品開発から広告キャンペーン、TSUTAYA TOKYO ROPPONGIのVIと空間ディレクション、楽天グループ、明治学院大学のブランディング、NTT DoCoMo「FOMA N702iD」「キッズケータイ」のプロダクトデザイン、幼稚園の園舎リニューアルプロジェクトなど、進化する視点と強力なビジュアル開発力によるトータルなクリエイションは多方面より高い評価を得ている。

 

(2)受賞歴

朝日広告賞、亀倉雄策賞、東京ADCグランプリ、東京TDC金賞、日本パッケージ大賞金賞、ほか多数。

【参考】インターネットバンキングの画面イメージ（トップ）

【参考】インターネットバンキングの画面イメージ（残高・入出金明細照会）